「ウインディってなんで伝説ポケモンなの?」
ウインディの図鑑を見るとなぜか書かれているでんせつポケモン。
なんで伝説なんだ…?と長らく思ってきました。
が!今回これだ!というものがあったのでまとめてみました。
解説ポイント
- 元ネタは中国の神話
- ヒスイにもその面影が
- 大体アニメの壁画が悪い
この辺りがポイント。
伝説じゃないのはわかってるけどなんで?という初代勢は見ていってください!
ウインディの「伝説」は言い伝えから
ということでまず結論から言うとウインディの伝説というのは言い伝えのことです。
ホウオウなどの伝説ポケモンも昔から言い伝えられてきたポケモンの一種。
ウインディもこれらの伝説ポケモンと同じと言えば同じ。
ただ違うのは言い伝えられてるだけで特別なポケモンではないということ。
要は昔から言い伝えられている一般ポケモン、ということですね!
元ネタは中国の神話
この伝説は何なのかというと中国の神話である可能性が濃厚。
これはポケモン図鑑の説明を見ると分かります。
こんな感じで中国とハッキリ書かれているんですね。
ちなみに中国でこういった犬型の言い伝えがある動物というとこんなものがいます。
麒麟です。
その種類によっては一日で一万八千里も進むことがあるという伝説の生き物。
この特徴もウインディの一日で一万キロ進む、という図鑑説明とよく似ています。
麒麟モデルにしたかったけどそのままじゃちょっと…ということでこんな感じになったと予想。
日本の狛犬説もある
ウインディのモデルは日本の狛犬説もあるんですよね。
これはアルセウスでのヒスイガーディが理由。
めっちゃ似てますよね。
さらにウインディになってもやはり狛犬感が強いです。
ポケモン図鑑説明は最近中国から東洋に総とっかえされてるんですよ。
そこに来てのこの狛犬フォルムなので中国⇒日本に出自を変更したのかもしれません。
まあ外国だと色んな問題あって面倒くさそうですからね…
ウインディが勘違いされた歴史
とはいえ昔からずーっと、今でも伝説ポケモンだと勘違いしてる人もいるはず。
赤緑の時代からその流れを見ていた僕としては結構思い当たる節があるんですよ。
もっと詳しく
- 赤緑の「でんせつ」表記
- アニメの壁画
- 唯一しんそくを覚えられた
それがこの辺り。
でんせつ勘違いの歴史も見ていきましょう!
赤緑の「でんせつ」表記
まず最初の赤緑の表記がでんせつだったのが悪い。
でんせつ=ファイヤーとかフリーザ―的な!?
と思っても不思議じゃありません。
そこに来てガチの伝説(幻)が色々出てきたのも勘違いを加速させた要因。
サンダーフリーザーファイアーに加えてコイツも…?という雰囲気はありました。
アニメの壁画
そしてでんせつポケモンの大戦犯と言えばアニメのこの場面。
アニメ無印の2話にて登場の壁画。
ポケモンセンターに飾られていた壁画の三鳥を1話で見たホウオウと似てることを発見するシーンです。
その中の右下にウインディがいるんですね!
もしかしたらこの段階では後々ウインディをでんせつ扱いにするつもりだったのかもしれません。
…とも思ったんですがこの時点で赤緑は発売済み。
炎の石で進化することが分かってるウインディをなぜここに抜擢したのだろうか…
唯一しんそくを覚えられた
そして金銀世代でしんそくを覚えたのも伝説っぽさを醸し出していました。
金銀になると当時専用技であるしんそくが与えられたんですね。
威力80の先制技ということで今でも当時でもかなり強かった技。
その名前が神速ということもあって特別感もあった。
種族値も準伝説に届きそうな555ということでゲーフリ側も特別視してた感じはあります。
【まとめ】ウインディの伝説は言い伝えられてるから
解説ポイントまとめ
ウインディが伝説扱いなのは図鑑が元
- 赤緑から分類が「でんせつ」ポケモン
- 中国で言い伝えられたという図鑑説明
- 昔から言い伝えられてた一般ポケモン
- アニメの扱いも拍車をかけた
ここまでをまとめるとこうなります。
分類でのでんせつポケモンは他にはいないので唯一の伝説ポケモンといういい方もできます。
ただネタにはされてるものの某ブイズと違って実力は本物。
鬼火や威嚇を使った補助型、フレドラしんそくを使ったアタッカーまで何でもこなせる高スペックポケモンです。
人気もあるので下手な伝説よりも出番はい多いかもしれませんね。