PS5高すぎない?Proが10万超えはヤバいでしょ…
PS5の価格は値上げを続けて凄まじい高さに…
高すぎる!買えない!と感じてる人も少なからずいるんじゃないでしょうか。
ここではその高騰の理由や安く買う解決方法についてまとめました。
通常版はもちろんデジタルエディションからProまで対応。
高すぎて買うのやめようかな…なんて悩んでる人はぜひ見ていってください!
PS5が高すぎる理由はコレ
PS5の価格が高いのにはそれなりの理由があります。
ソニーも下げられるなら下げたい所でしょうしね。
ということでそのやむを得ない理由をいくつかまとめました。
原材料の高騰
まず一つ目が原材料の高騰。
これはPS5主に半導体やメモリー関係の部品のことです。
主な要因としてはこの辺り。
まず挙げられるのが世界的な需要の増加です。
コロナ禍によりリモートワークやオンライン教育が広がり、PCやタブレット、さらにはデータセンターへの需要が急増しました。
また、IoTや5Gの普及によってスマートデバイスやIoT機器が増えたことや、電気自動車(EV)や自動運転車といった次世代の自動車産業の台頭が、半導体需要をさらに押し上げています。
さらに、生産能力の不足も問題。
半導体工場(ファブ)の新設には巨額の資金と数年単位の時間がかかるため、急増する需要に追いつけていない状況があります。
加えて、微細化が進むことで製造プロセスが複雑化し、生産効率が低下していることも影響しています。
そのうえ、サプライチェーンの混乱も大きな要因です。
コロナ禍により物流の混乱や工場閉鎖が相次ぎ、一時的に供給がストップしました。
また、半導体の製造に必要なシリコンウェハや特殊ガスなどの原材料が不足していることも影響を与えています。
これらの影響はPS5もガッツリ受けており、ソニーでは社長自らがこのことについて言及するほど。
ソニーグループの十時裕樹社長は2月の決算説明会で、「PS5はPS4以前の世代と異なり、コストダウンをするのが難しい点が課題」と指摘。
「主にチップやメモリーなどのコストが上昇する中でもユーザーにとって手が届く商品企画を行う」と話していた。
日本経済新聞 2024年8月27日
ということで元々高いソニー製ハードがさらなる値上がりを見せてるわけです。
円安の影響も大きい
さらに似た所では円安の影響もかなり大きめ。
これによって輸入品がどうしても高くなってしまうんです。
円安とはその名の通り円の価値が低くなってしまう状況のこと。
この状況だと国内で生産したほうが安く済むんですが、PS5などどうしても海外に頼らないといけないパーツがあるんですよね。
なので昔と同じようにやっていても余分にお金がかかるということです。
国内に工場やラインを作るのも簡単じゃないし難しい所だね…
日本ではそこまで売れてない
二つ目の高すぎる理由は国内じゃそこまで売れてないということ。
日本での売り上げがそこまでないとよりよいサービスをしなくなるからです。
PS5だけでなくプレステ系ハードは海外よりも日本の方が安いという状態が長く続いていました。
そんな状態にもかかわらずPS5の売上は不振。
ゲーム情報誌「ファミ通」の月別データを集計すると、4〜9月は前年同期比50%減の59万台にとどまった。
日本経済新聞 2024年10月22日
ということもあって日本人向けに安く売る、ということを止めた可能性があるわけです。
要は海外向けにシフトしたということですね。
PS5 Proの海外価格と国内価格を比べても、
円のレートによって変わってきますが2025年1月現在ではここまでの差があります。
PS5 | スイッチ | Xbox X/S | |
---|---|---|---|
2024年8月売上 | 898,909台 | 635,807台 | 266,930台 |
累計売上 | 60,908,514台 | 142,694,476台 | 29,881,122台 |
売上でも累計ではスイッチに及ばないものの、2024年下旬からはPS5が大きく勝ち越す場面も増えてきました。
こういった背景もあってPS5の価格が上がる、言い換えれば適正になってきたということなんです。
値段がネックでいらないという人も
PS5はいままで3回大きな値上げをしてきました。
この影響で「さすがに高すぎていらない…」となる人も増えてきています。
このように、
SNSではかなーりネガティブな印象を持ってる人が多いようです。
現状スマホでも高解像度な3Dアクションが遊べる今、わざわざゲーム専用機のPS5を買う人は減ってるんでしょう。
実際に国内売上も下がってるしこれを受けてソニーが価格を下げる可能性が…あるかも。
安くなるのはいつ?
そして気になるのがこのPS5が値下がりするのはいつかということ。
これは残念ながら現状考えにくいです。
理由としては以下の三つ。
まずPS5は2020年に発売してから4年で3回値上げされています。
直近では2024年9月にされているということで、このタイミングですぐに値下げすると高い状態で勝った人が損するわけですよね。
そういったことを考えると当分は値下げはないだろうということ。
古くは発売間もない3DSが値下げしてキャッシュバックキャンペーンなんかやってましたしね。
2011年8月10日(水)23時59分までに、ニンテンドー3DSをインターネットに接続いただき、『ニンテンドーeショップ』にアクセスしていただいたお客様が「アンバサダー・プログラム」の対象となります。
https://www.nintendo.co.jp/3ds/ambassador/index.html
また、冒頭で触れた原材料高騰などが改善し無さそうだということ。
ロシアウクライナはもちろん、色んな所で紛争が起こっていて流通が安定する兆しが見えません。
円安も今すぐパッと変わることは難しいでしょう。
スマホなんかの半導体を代表する商品の価格も右肩上がりな所を見ると、PS5も厳しそうな感じはします。
さらに極めつけはソニー自信がPS5の劣化版をだしてお金が出せない人に寄り添っている所。
PS5は機能を抑えた通常版、ディスク機能を完全にそぎ落としたデジタルエディションがあります。
デジタルエディションなら72,980円(税込)なのでギリギリ購入範囲に入る人も多いんじゃないでしょうか。
こんな感じでフルスペックじゃなくていいからPS5でゲームやらせろ!という人向けのモデルでこの値上げをしのぐと予想。
今後コントローラー未同梱、ストレージ半減版とか出てくるかもしれませんね。
現行3型の値段まとめ
ということで混乱しがちな2025年1月現在に出ているPS53種類のメーカー希望小売価格と値上がりの歴史をまとめ。
項目 | 通常版 | デジタル・エディション | PS5 Pro |
---|---|---|---|
発売日 | 2020年11月12日 | 2020年11月12日 | 2024年11月7日 |
初期価格(税込) | 54,978円 | 43,978円 | 119,980円 |
1回目の値上げ | 60,478円(2022年9月15日) | 49,478円(2022年9月15日) | 値上げなし |
2回目の値上げ | 66,980円(2023年11月10日) | 59,980円(2023年11月10日) | 値上げなし |
3回目の値上げ | 79,980円(2024年9月2日) | 72,980円(2024年9月2日) | 値上げなし |
現在の価格と値上がり幅はこのようになります。
通常版だと初期から2万5000円値上がりしてるわけですね。
毎年値上がりしてるのでやはりここから下がるのは考えにくく、逆に2025年にも値上がりする可能性は十分あります。
買おうか迷ってる方はできるだけ早めの方がよさそうです。
PS5が高すぎて買えない人の解決策
とはいってもスマホ並みの値段をゲーム機にかけるのは抵抗が…
ということで高すぎるこの値段をできるだけ抑えるコツも解説。
中古のプレステ5狙う
まず一つ目は中古のプレステ5を狙うという方法。
中古であれば新品より数万円安くなってる場合が多いからです。
中古はゲオなどのゲーム店、アマゾンやメルカリなど多くの場所で取り扱っています。
相場としては新品価格の1万円~1万5000円安いくらいが多いです。
ただ中古ということでソニーから付いてくる保証などは無くなってると考えてください。
さらに不具合などのトラブルも。
実は動作しなかったりPSアカウントがBANされていてネットに繋げなかったり色々あります。
この辺りが心配な人はメルカリなどよりアマゾンや楽天のゲオ、ブックオフなどの大手販売店から買うといいですよ。
さらに安く買うコツ
中古でも欠品アリを狙うとさらに安く買えます。
この辺りななくても問題なかったり手持ちで代用できるものです。
こういったものが欠品してれば割安になる上、人気も低いので結構安く買えるでしょう。
コントローラーは純正が1万、ホリコンが約5000円なので欠品で本体だけ買って買い足す方法の方が安くなります。
純正へのこだわりがない人はぜひやってみてください。
不具合が多発してる純正コントローラーだと中古は怖いですしね。
デジタルエディションを買う
二つ目はデジタルエディションを狙うという方法。
デジタルエディションだと単純に価格が安いからですね。
このようにProと比較すると5万円ほど安くなっています。
とにかくゲームができればいいという人はDL専用機になりますがデジタルエディションという選択肢も全然アリです。
ちなみにデジタルエディションであってもディスクドライブという別売の機器を付ければディスクに対応できます。
ただこちらも例に漏れず品薄が続いてるので今入手しようとするとちょっと大変。
しかし選択肢があるのはいいことなので機能的に損することはないよということですね。
セール時のポイント還元を使う
ここに合わせて行いたいのがセール時のポイント還元。
ポイント還元を活用すれば1万円レベルで割引可能になるからです。
上で何度も価格を表示してきましたがあれはメーカー希望小売価格。
基本的に家電量販店やネットだとあの値段よりかなり安くなります。
さらに狙いたいのが楽天のポイント還元。
楽天は3月9月12月と楽天スーパーセールという割引をやってるんです。
ルールとしてはこんな感じ。
楽天内で買えば買うほどポイント還元の利率が増えていき、最終的には46.5倍にもなるんです。
これをPS5 Proに当てはめてみると、約10万円なので簡単に上限いっぱいである7000ポイントに到達します。
アマゾンでもヨドバシでもポイント還元はしてますがこの楽天の還元率には及びません(ヨドバシはPS5の場合1%に)。
なので購入を考えてる人は楽天カードの契約とセールの時期を把握して備えておきましょう。
そんなに買いたいものないけど…
ただ倍率アップには1000円以上のモノを複数買っていかないといけません。
そんな買いたいものない、っていう人は日用品をここで買っちゃいましょう。
などなど。
これらを複数パックになってるものを買えば割と簡単に1000円越えの商品が見つかります。
普段から必要な日用品をメモして楽天セール用にストックしておくと便利。
簡単にできるのでぜひ活用してください!
いっそのこと買わない
そして最終手段としては高すぎるからもう買わないというもの。
PS5を買わなくてもプレステのゲームを遊べる方法は色々あります。
その一つがPC(Steam)で遊ぶという手段。
PS5に出るゲームは高画質、高性能なものが多いので大抵PCでも同時リリースしてることが多いんです。
そしてその性能もPC版の方が高いことが多く、プレイ人数や画質などよくやり玉に挙がってますね。
そしていわゆるゲーミングPCの相場は15万~20万。
Proが12万と考えるともう少し出してこのくらいのPC買った方がコスパいいんですよね。
もちろんPCだとネットサーフィンなどできることはPS5の比じゃありません。
PS5にしかやりたいゲームがない、ゲーム機で遊びたい、というこだわりがないならこっちも全然アリです。