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PS4からPS5へのデータ移行ができない!4つの方法と流れまとめ

PS4からPS5へのデータ移行ができないんだけど…

PS5を最近購入した人はPS4のデータ全てこっちに持ってこれないかな…と考えがち。

今回はそのやり方、手順を詳しくまとめました!

その際に移行した後のPS4はどうなるのか、セーブデータはそのまま送れるのかなど細かい疑問も回答。

ゲームがプレイ出来てもAPEXやモンハンなどのデータが初期化されてたら意味がありませんからね。

何度やってもできない、という人用によくある問題点もまとめたのでぜひ一度試してみてください。

ポイント

  • データ転送機能:PS4とPS5をWi-FiまたはLANケーブルで接続し、PS5の設定画面からデータ転送を実行する。
  • 拡張ストレージの利用:外付けHDDやSSDをPS4で初期化し、データを保存後、PS5に接続して認識させる。
  • PlayStation Storeから再ダウンロード:PS Plusのクラウドストレージにセーブデータをアップロード⇒DL
  • 拡張ストレージの注意点:USB 3.0対応、250GB以上8TB以下のストレージが必要で、セーブデータの移行は不可。
  • 再ダウンロードの注意:セーブデータのみ移行可能で、ゲームデータ本体は別途ダウンロードやディスク挿入が必要。

PS4公式ページ

PS4からPS5へのデータ移行をする方法3つ

ポイント

  • データ移行方法は3つ:データ転送機能、拡張ストレージ、PlayStation Storeからの再ダウンロード。
  • データ転送機能:Wi-FiまたはLANケーブルでPS4とPS5を接続し、PS5側で転送を実行。
  • 拡張ストレージ:外付けHDDやSSDを使ってデータを移動。セーブデータは移行不可。
  • PlayStation Store再ダウンロード:PS Plusのクラウドを利用してセーブデータを移行。
  • 移行トラブル対策:システムソフトウェアの更新や同一PSNアカウントの確認が必要。

移行方法3つ

まずPS4からPS5にデータを送る方法は全てで3つあります。

ポイント

  1. データ転送機能を使う
  2. 拡張ストレージを使う
  3. PlayStation Storeから再DLする

この三つ。

これらの方法以外ではデータを移すことができません。

以下ではこれらの方法、やり方を詳しく解説していきます。

1、データ転送機能を使用(LANケーブル)

まずはデータ転送機能を使用する方法。

このプレステ公式機能を使えば無線、有線ともにデータの移行ができます。

データ転送の手順

  1. PS4とPS5を同じWi-Fiに接続、または有線LANケーブルで繋ぐ
  2. PS5のホーム画面で【設定】⇒【システム】⇒【システムソフトウェア】⇒【データ転送】⇒【続ける】を選択
  3. 【PS4が見つかりました】というメッセージの後にPS4の電源ボタンを長押し
  4. 移行するデータを選んで【データ転送を開始する】を選択
  5. データ移行が完了するとPS5が自動で再起動する

主な手順としてはこんな感じ。

基本的に作業は全てPS5で行うのでモニターに出力するのはPS5だけで大丈夫です。

やり方もモニターに「次はこうしてください」という案内が出るのでそれに沿うだけととても簡単。

PS4へのデータ移行画面
PS4へのデータ移行画面

この機能はPS5に標準装備されてるのでネットにさえ繋いでいれば誰でもできちゃうのでまずはこれを試してみてください。

2、拡張ストレージを利用

二つ目は拡張ストレージを利用するという方法です。

これはPS4のデータをストレージに直接保存、これをPS5に繋いで読み取るという仕組みになります。

拡張ストレージというのはHDDとかSSDとか外付けのデータ保存デバイスのこと。

外付けSSD
外付けSSD

こういうやつですね。

パソコンでよく使われますがそのままプレステ系統でも使えちゃうので、持ってる人は流用できますよ。

拡張ストレージでの移送手順

  1. PS4のホーム画面から【設定】⇒【周辺機器】⇒【USBストレージ機器】を選択
  2. 使う拡張ストレージを選択して【拡張ストレージとして初期化する】を選ぶ
  3. ホーム画面に戻って【設定】⇒【ストレージ】⇒【本体ストレージ】⇒【アプリケーション】を選択
  4. オプションを押して【拡張ストレージへ移動する】を選択
  5. 移行するデータにチェックを入れて【移動】を選択
  6. 電源をオフにして拡張ストレージを取り外してPS5に接続して電源オン
  7. PS4に入っていたデータが認識できていれば完了

流れはちょっと複雑ですがこんな感じ。

このやり方のメリットはデータを全てPS5に持っていくわけじゃないのでPS4でもそのまま遊べる点です。

拡張ストレージをPS4に接続すればPS4で、PS5に接続すればPS5で遊べちゃいます。

家族で使うゲーム機が分かれている、別の場所にゲーム機がある、なんて場合はこの方法はかなり使えます。

一回データを保存しちゃえば後は接続するだけなので上の手順の1~5はスキップできちゃいますしね。

※拡張ストレージ使用の際の注意点

ただこの拡張ストレージを使った移送はちょっと注意点があります。

注意点

  • 拡張ストレージの性能に制限がある
  • 拡張ストレージの中のデータがすべて消える
  • セーブデータは移行できない

まず拡張ストレージはどれでもいいというわけではなくて性能に指定があること。

  • USB 3.0以上
  • 250 GB以上
  • 8 TB以下の容量

それがこれら。

手持ちのモノを使おうとしてる人はチェックしてみてください。

そして手持ちのストレージを使う場合は上の手順2に書いたように内部データは全て消去されることも。

まっさらの状態じゃないとデータ保存できないので大事なデータが入ってるストレージは使わないようにしましょう。

さらにセーブデータの移行はできないことも覚えておいてください。

あくまでもゲームとしてのデータの保存、なので遊んだ記録は付いてきません。

メモリーカードじゃなくてディスクだけを友達に貸してあげるのと同じ感覚ですね。

拡張ストレージを使う場合はこれらのデメリット、注意点を抑えたうえで移行して下さい。

3、PlayStation Storeから再DLする

三つ目はPlayStation Storeから再ダウンロードするという方法。

これはPS Plusの加入者のみが利用できるクラウド機能を使ったやり方です。

プレステには有料のPS Plusというサービスがあるんですがその中にクラウド上にデータを保存できる、というものがあるんですよ。

PS Plusのクラウドストレージ
PS Plusのクラウドストレージ

これを使ってデータを保存、移行するというやり方。

上の拡張ストレージをオンラインだけで完結させた方法ということですね。

再DLの手順

  1. PS4ホーム画面から【設定】⇒【アプリケーションデータ管理】⇒【本体ストレージのセーブデータ】⇒【オンラインストレージにアップロードする】を選択
  2. ゲームのデータを選んで【はい】
  3. PS5を起動して【設定】⇒【セーブデータとゲーム/アプリとセーブデータ】⇒【セーブデータ(PS4)】⇒【クラウドストレージ】を選択
  4. データを選択して【本体ストレージにダウンロードする】を実行

流れはこんな感じになります。

一度PS4からクラウド上にUP、その後にPS5内部にDLという形ですね。

この方法を使う際はゲームのデータそのもの(セーブデータじゃない)は別途DLやディスクを挿入しないといけないことには注意。

先ほどの拡張ストレージとは逆にセーブデータのみの移行ということです。

月額料金は一番安いエッセンシャルで850円、オンラインマルチを遊ぶ人なら入ってると思うのでぜひ使っちゃいましょう。

移行できない場合の原因

上の3つの方法が基本のデータ移行になります。

…が!

たまに「なぜか上手くできない…」というパターンもあるんですよ。

ということでそんな時に確認してほしいチェックポイントもまとめ。

ミスりがちなポイント

  • 最新バージョンになってない
  • 同じアカウントじゃない

それがこれら。

まずPS4、PS5ともにシステムソフトウェアが最新バージョンになってないと双方間の通信ができません。

自動でインストールする設定になってる場合もありますが、そうじゃないと手動で行わないといけないんです。

公式に解説があるのでそれをまねてやってみましょう。⇒PS4システムソフトウェア更新方法

次は同一のアカウントじゃないという点。

データを移行する際はPS4、PS5のアカウントが同じものじゃないといけないんですよ。

AのアカウントからBやCのアカウントへデータは移せないということ。

これはデータだけを売りさばいたりコピーされる可能性を防ぐための処置。

なので弟や友達にゲームを貸す感覚でデータ移行することはできません。

複数アカウント作っちゃってる人はPS4で使っていた時のアカウントを用意しましょう。

PS4からPS5へのデータ移行する際のよくあるQ&A

データ移行する際に僕自身疑問に思っていた点もまとめてみました。

実際やってみてから「こんなはずじゃなかった!」とならないように疑問がある人はチェックしておいてくださいね。

ポイント

  • 時間はどのくらいかかる?
  • APEXなどのセーブデータはそのまま引き継げる?
  • 同じアカウントは使える?
  • 複数アカウントの移行もできる?
  • 移行した後のPS4はどうなる?
  • USBの中に保存して移行できる?
  • PS5からPS5はできる?

時間はどのくらいかかる?

まずはデータ移行にかかる時間はどのくらいかという点。

これは送るデータ、通信速度によるので一概にこのくらいかかるとは言えません。

軽いソフト1本だけなら数十分、何十本ものソフトを送るとなると30時間~50時間ほどかかることもあります。

https://twitter.com/arumican_13/status/1854708391714996704

なのでたくさん送る予定がある人は休み一日潰さないように前もって送っておくといいでしょう。

PS5をつけっぱなしにして仕事や学校に行けばその間にやってくれます。

ちなみにこの速度を速める方法としてはPS4とPS5を優先LANで繋ぐという策が存在。

無線より有線の方が速度出ますからね。

時間が取れない、送るゲームを削りたくないという人はケーブルで繋いちゃいましょう。

APEXなどのセーブデータはそのまま引き継げる?

二つ目はAPEXなどのセーブデータは引き継げるかという疑問。

これは上でも触れてるようにちゃんと引き継ぐことができます。

ゲームデータの中にセーブするドラクエタイプはもちろん、ゲームのクラウドサービス上に保存するタイプも問題なし。

ただAPEXの場合はちょっと不具合が発生しており、「このアカウントはすでに別のデバイスがログインしています」という文言が出てきたりします。

これはAPEXのアカウントの切り替えが上手く送信されてない、認識されてないから起こってる不具合になります。

なので、

ポイント

  • PS4のAPEXをタイトル画面からゲーム終了する
  • PS4からAPEXをアンインストール
  • PSネットワークからログアウト⇒ログインする

この辺りを試すことでちゃんと認識される場合があります。

APEXユーザーの人は少なくともゲームをちゃんと終了させてからデータ移行を始めてみてください。

同じアカウントは使える?

次に同じアカウントは使えるかという点。

これも上で触れたように使えます。むしろ同一アカウントじゃないと使えません。

プレステ系統はPSNアカウントという共通のアカウントで紐づけされています。

PSNログイン画面
PSNログイン画面

これによってどの本体でも自分を認識してくれるわけですね。

問題なくPS4時代のトロフィーやデータをそのまま持ち越せるので安心してください。

複数アカウントの移行もできる?

次はこのPSNアカウントを複数移行できるかという点。

これも可能になります。

アカウントはそのアカウントごとに認識されるため、いくつ所持していても別物になります。

ただ上でも触れたようにAからBに移行、といったアカウント間ので以降はできない点に注意です。

複数PS4とそのアカウントを持っていて、それを一つのPS5に集約したい、というケースなどは問題ないということですね。

遊ぶ人が違う場合はこの起動時のユーザー選択画面でそれぞれのアカウントを選択すればOK。

それぞれが遊ぶ際に自分のアカウントを選択すればごっちゃになることもありません。

移行した後のPS4はどうなる?

そして移行した後のPS4はどうなるのかも結構気になるポイント。

これは移行後のPS4にも同じデータがそのまま残った状態になっています。

移行、とは言ってますが実際はコピーしたのと同じ状態ということですね。

ただし上で紹介した拡張ストレージに保存して移行するやり方の場合はPS4内のデータは全て無くなります。

拡張ストレージにコピーではなく文字通り全て移動させているのでこれは仕方がないポイント。

なので移行したとしてもPS4でゲームを遊ぶことはできるんです。

また、PS4とPS5にあるデータは移行した時点で全く別データとして扱われ、同機はしません。

PS4のデータで遊んだプレイ時間、内容はPS5には反映されないということ。

ドラクエのぼうけんのしょ1と2みたいな感じになると言えばわかりやすいかなと思います。

PS5からPS5はできる?

そしてPS4からではなくPS5同士のデータ移行はできるのかという疑問。

これもちゃんとできます…が少し複雑な流れになります。

PS5同士のデータ移行は直接ケーブルで繋いで、という形では移行できないんですよ。

PS5同士の流れ

  1. 移行先のPS5にも同一のPSNアカウントでログイン
  2. ディスクやクラウドからの再DLでゲームデータを移行
  3. クラウドからの再DLでセーブデータも復活

こんな感じになってます。

旧PS4に保存していたスクショや動画はUSBメモリーなどに入れて移行するのがいいでしょう。

基本的にはPS4⇒PS5と同じですがデータ転送機能は使えないということです。

USBの中に保存して移行できる?

拡張ストレージの代わりにUSBメモリーを使えないかという疑問。

これはUSBでも問題ありません。

ただし、

  • USB 3.0以上
  • 250 GB以上
  • 8 TB以下の容量

この条件を抑えたUSBを使ってください。

そしてUSBで送れるのはセーブデータだけになるのでゲームデータそのものは上で触れたクラウドなどで移行しないといけません。

最近ではUSBでも1TBを超えるようなものがたくさん出てるので、HDDとかは買いたくないなという人はこっちでどうぞ。

PS4からPS5へのデータ移行できない場合の対処まとめ

ポイント

  1. データ移行方法は3つ
    • データ転送機能(LANケーブル/無線)
    • 拡張ストレージを利用
    • PlayStation Storeから再ダウンロード
  2. データ転送機能の手順:PS4とPS5を同じWi-Fi/有線LANで接続し、PS5設定から転送を実行。
  3. 拡張ストレージ利用の手順:PS4データを外付けHDD/SSDに保存し、PS5に接続して認識させる。
  4. 拡張ストレージの注意点:USB 3.0以上・250GB~8TB対応。データ消去必須。
  5. PS Plus利用のクラウド保存:PS Plus加入者はクラウドにセーブデータをアップロードし、PS5にダウンロード可能。
  6. 移行が失敗する原因:システムソフトウェア未更新、異なるPSNアカウント使用など。
  7. 移行後のPS4について:データはPS4に残るが、拡張ストレージ利用時は削除される。
  8. APEXなどのセーブデータ引き継ぎ:基本的に引き継げるが、認識不具合時は再ログインや再インストールが必要。
  9. PS5同士のデータ移行:データ転送機能は非対応。クラウドやUSB経由でデータを移行。
  10. 移行時間と対策:データ量や通信速度で数十分~数十時間。優先LAN接続で速度改善可能。

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