ポケモンの金銀とクリスタルって何が違うの?
ポケモン初のマイナーチェンジ版となるクリスタル。
ということもあってその違いっていうのが結構あやふやなんですよね。
スイクンにフォーカスしてるのはわかるけど他は…?
ということで今回はポケモン金銀とクリスタルの違いをまとめ!
この辺りがポイント。
どっちを遊ぼうか迷ってる人は事前に確認していってください。
ポケモン金銀とクリスタル版の違い7つ
ということで双方の違いは大きく分けて以下の6点+その他1点になります。
個人的に「ここはかなり変わったな…」という点をメインに解説。
両方プレイした身なのでそこまで大きな違いはないかと思いますよ。
性別選択可能
まずは主人公の性別が選択できるようになりました。
ルビサファ以降から今まで続く男キャラ、女キャラの選択ですね。
クリスタルではこれが初実装。
ビジュアルは後に放送されたアニメライコウのマリナとほぼ同じ。
ゲームの方が先ですけどね。
これによって話の展開が変わる、相手の口調が変わるということは一切ありません。
ですがずっと見る一頭身、後姿のビジュアルが変わるので金銀経験者は新鮮な気持ちでプレイできるでしょう。
例によって選択後に性別の変更はできないので慎重に。
出現ポケモンの違い
次は出現ポケモンの違いです。
クリスタルは金銀ともまた違ったポケモンが出現するようになってます。
これによって交換無しだとゲットできるポケモンに差が生まれてます。
この10種類はクリスタル版だと野生で出現しないので交換が必須。
その一方で金銀どちらかにしか出現しなかったポケモンが両方ゲットできたりもします。
などなど。
むしろクリスタルでは金銀両方に出るポケモンが出現しなくなってますね。
どうしても使いたいポケモンが要る場合は別バージョンを考えた方がいいかもしれません。
伝説ポケモンとのイベント追加
三つ目は伝説ポケモンとのイベント追加です。
クリスタルではスイクンのイベントが追加されています。
それとあわせてミナキも。
ミナキというスイクンマニアが登場して物語に絡んできます。
スイクンをずっと追ってること、マツバと同行していたり既存の設定に+する形。
HGSSでも出演するのでクリスタルの要素を抑えておくとより楽しめます。
今からだと金銀じゃ改造しないとゲットできないのでここは嬉しい所ですね。
ポケモンにアニメーションが付いた
4つ目はポケモンにアニメーションがついたこと。
ポケモンが場に出た時に小さく動くようになったんですよ。
これは最初見た時感動しました…
全ポケモンにこの動きが実装されてるのでかなりこだわって作られてます。
ポケモンではその後動くようになるのはエメラルドなのでGBでこれをやるのは結構すごいこと。
ドット絵自体も変わってるうえ動くのでさらに新鮮ですね。
ただ自ポケモンの後姿は動かないので注意。
わざおしえオヤジの追加
五つ目はわざおしえオヤジの追加です。
クリスタル版ではシリーズ初のおしえオヤジが追加されました。
教えてくれる技も強力で、
という汎用性激高な三種類。
出現場所は水曜か土曜にコガネのゲームコーナー前。
殿堂入り後限定なので注意です。
そして恒例の費用ですがゲームコーナー前ということでコイン4000枚が条件。
お金に換算すると8万円なのでまあそこまで無理がない数字かなという感じ。
ただ技マシンと違って何回でも教えてもらえるのでクリア後は使い倒していきたい所。
この辺りの技がメインウェポンなポケモンは一気に強化されるイベントです。
ガンテツのボール生産が無限に
6つ目はガンテツのボール生産が無限になること。
1日1個限定だったのがなくなりいくつでも作れるようになったんですよ。
ガンテツはぼんぐりを渡すと特殊なボールを作ってくれるおじさん。
当時はオシャボの概念もなかったですが結構こだわって使ってました。
ただ1日につき1個しか作ってくれないんでそのうち面倒になるんですよね…
でもクリスタル版ではその制限が取っ払われガンテツフル稼働!
99個まで作れるようになりガンガンストーリーで使っていけるようになりました。
ガンテツの過労死を心配しつつ存分に使っていきましょう。
その他細かい違い
その他の細かい違いもあるのでそれをひとまとめにしました。
この辺り。
電話で再戦できなくなるトレーナーが出るなどマイナス面もありますが基本的にメリットが多いです。
りゅうのあなのイベントなんかはイブキの意外な一面を見ることができます。
実はワタルは同じ町出身のいとこでこのりゅうのあなの先輩。
同じくマントを付けてるのもそのせいです。
こういう後につながるイベントや描写っていうのは嬉しい所。
VC版クリスタルのみの変更点・違い
ポケモンクリスタルにはGB版ともう一つバーチャルコンソール(VC)版が存在します。
3DSのDL限定で配信されたバージョンですね。
実はこのVC版でしか存在しない要素もあるのでそこもピックアップ。
セレビィイベント発生
一番大きな違いはセレビィイベントの発生です。
金銀ではウバメの森に祠があるだけで特にセレビィのイベントはありませんでした。
本家クリスタルでは一応イベント自体は存在するんですが…
モバイルシステムを使ってネットからイベントを受信する必要があったんですね。
ということで現在は当然ながらこれは不可能。
なんですがVCクリスタルでは念願の公式実装!
必要アイテムとしてアニメにも出ていたGSボールが逆輸入されたりファンならニヤッとできる要素も。
もちろんゲットもできるのでそのままパーティにもくわえられます。
改造以外で手に入れる方法はこれしかないので図鑑埋めたい人はVCを。
バトルタワーは使用不可能
ただバトルタワーは使用不可能です。
クリスタルには上で触れたネットを使った遊び方でバトルタワーというものもありました。
これはネットに繋いで自分のパーティーを登録。
それを受信してそのパーティーを使ったCPUと勝ち抜き戦をしていくという施設。
ネットで情報を受信する必要があるので完全オフラインのVCでも使えなく、ただの建物になってます。
ただ海外版はそもそもモバイルシステムのネットが対応してなかったのでそのまま入れます。
う、羨ましい…
日本版ではVCでもGBでも使えません。
通信交換・対戦は可能
ネット非対応と言いましたが交換対戦は可能です。
これは3DSのローカル通信を使うからです。
公式にもしっかり。
そもそも交換できないと図鑑完成できないですしねw
また対戦はできませんが好感だけだったら赤緑青ピカチュウとも可能。
ネット使っての交換などはできませんが3DS持ち寄れば今でも可能です。
今からクリスタルVC版を手に入れるには?
とはいえ最近3DSのネット対応自体が終了。
VCの販売、購入ができなくなってしまったので今から手に入れる方法はありません。
…ですが中古を使えばそれも可能。
メルカリなどに中古で3DSが売ってますがその中にクリスタルのデータが入ったままのモノがあるんですよ。
そこでクリスタルを3DSごと買えばVC版をゲットできるということ。
かなりお金かかっちゃいますがまだ3DS持ってない人は考えてみてください。
ポケモン金銀とクリスタルで同じ部分4つ
ここまでクリスタル版と金銀の違いを解説してきました。
次に金銀クリスタルで変わらないポイントをまとめ。
「ここは変わってほしくないな…」という要素がある人は必見!
図鑑登録できるポケモン数
まずは図鑑登録できるポケモン数です。
これはどちらも251匹のポケモン数で図鑑完成となっています。
一部ポケモンが削られたり逆にルビサファポケモンが先行追加してるなんてことはありません。
これはVCでも一緒。
まあ唯一セレビィがゲットできるかどうかは可能不可能の問題がありますけどね。
ただ図鑑そのものに違いはないということでした。
大まかなストーリー
他には大まかなストーリーも。
これはワカバタウンから始まり四天王撃破、カントーに向かうという流れのことです。
上で触れたようにスイクン周りのイベントの追加はありますがベースは変わりません。
これらのイベントが削られることはありません。
ストーリーだけしっかり追いたいから金銀の方がいい?と考えてる人はそんな心配いらないということ。
最近ではBW2というマイナーチェンジかつ時系列が進むバージョンがあったのでちょっと怖い所でしたね。
朝昼夜の時間
そして金銀から導入された朝昼夜の時間システムも同じ。
クリスタル版でもしっかり存在します。
合わせて曜日の概念もあるのでリアルの時間軸と同じく遊べます。
曜日ごとに現れる人やイベントも同じとなっています。
この辺りは心配いりませんね。
【まとめ】ポケモン金銀とクリスタルの違いはスイクン関係のイベント!
ここまでをまとめるとこうなります。
クリスタルをいま語ら手に入れようとするとGB版が一番手ごろ。
ではあるんですがやっぱデータ消えやすいんですよね…
VC版を本体ごと買うつもりがない人はレトロフリークを買ってそっちで遊ぶのが一番安全。
他のレトロポケモン遊ぶ予定ある人は買っておいて損のないハードですよ。