ナイトレインってつまらないって聞くけど本当?
エルデンリング最新作となるナイトレイン。
序盤はあまりいい評価ではなかったものの迅速なアプデで高評価にまでなった話題のゲームです。
ただその一方で以前つまらないという声が聞かれるのも事実。
僕自身フロムゲーが苦手で、ダクソ1を葬送の離脱した経験があるものの興味を持ったんで買ってみたんですよ。
ゲーム性を警戒してたもののやってみたら大ハマり!
連日昼夜を忘れてプレイしています。
ということでそんなフロムゲーにアレルギーを持つ僕がおそらくここがつまらないと感じるだろうな、というポイントをまとめ。
話題だからやってみたいけど自分に合うか不安…という人はぜひ見ていってください!
ナイトレインをつまらないと感じる人の特徴6選

ということでまずはつまらないと感じる人の特徴。
これに当てはまる人はちょっと購入を警戒してもいいかもしれません。
ストーリーを重視している
まず一つ目はストーリーを重視しているという人。
これはナイトレインにはストーリーの進行、深堀というのがあまりないからです。
一応世界を闇で覆っている王たちを倒す、という目的はあるんですがなんでこうなったのかなどの説明はごくわずか。
JRPGのよくある丁寧な世界観の解説はありません。
一応キャラごとのジャーナルと呼ばれる背景の深堀ストーリーはあるんですが全貌を知ることは難しいでしょう。

これはエルデンリング本編のスピンオフとして発売されたことによる影響も大きいかと思います。
本編の世界観を知っていればより深く楽しめるのかもしれませんが未プレイなのでそこも叶わず…
ということで一般的なRPGのようなストーリー進行、シナリオで魅せるタイプのゲームではないわけです。
キャラ同士の掛け合いも少ない
合わせてキャラ同士の掛け合いもほぼありません。
メインキャラ自体はそれなりにいるんですがそれらが直接絡むことはほぼ皆無。

会話はできますがそれで親交が深まったり協力プレイができたりなどはありません。
戦闘では協力して戦いますがNPCではなくプレイヤーなのでそういうものがないんですね。
テイルズやFFみたいな内容を期待してる人は注意です。
ポップな雰囲気が好き
そしてポップな雰囲気が好きという人も相性が悪いでしょう。
これは見ての通りナイトレインの世界観が超ダークだからです。
動画やスクショを見れば分かりますが基本薄っすら暗くて照明の効きが悪いような感じ。
キャラも全て英語かつぼそぼそ喋りと所謂洋ゲー、フロムゲーのダークさを100%発揮しております。
なので明るいBGMや楽しそうな街、住人、一緒に行きたくなる冒険の日々などは皆無。
どこかずっとホラゲーをプレイしてるかのような雰囲気に包まれています。
アニメ調のゲームが好き、ポケモンドラクエなどがタイプという人は要注意です。
サクサク爽快アクションが好き
3つ目はサクサク爽快アクションが好きという点。
これはナイトレインのアクションが一筋縄じゃいかない硬派なものになってるからです。
フロムゲーの評判を聞いたことある人は知ってると思いますがアクションは激ムズ!
3Dアクションということでモンハンと比較されることが多いですがあれの最上位モンスターと同じ緊張感があります。
最新作のワイルズは難易度が下がってることもあって慣れてない人はかなり苦戦するでしょう。
難しさの要因となってるのが厳しいスタミナ減少と簡単に倒れない敵。

ナイトレインではこのスタミナゲージがあり、あらゆることでこれが消費されます。
などなど。
なので適当にボタン連打してるとたちまちスタミナ切れになり敵からの滅多打ちに合うわけです。
さらに敵自体もかなり硬く、ボスはもちろん雑魚敵や小ボスでも下手すればやられかねません。
このゲームをクリアするにはちゃんと相手の攻撃を理解していなす。
この理解が必須なのでアクションゲームとしての敷居がかなり高くなって難易度も爆上げになってるということ。
最初のうちは死にまくるのが当然、その中で少しずつ理解を深めてからが本番というゲームになってます。
マルチだと難易度は減少
ただ今作はマルチプレイができるのでその場合は難易度は少し低くなるでしょう。
ベテランプレイヤーに引っ張ってもらい、敵も3人で滅多打ちにすればボス以外は難なく処理できます。
一人が狙われてる隙に二人が背後から攻撃⇒体制が崩れた瞬間に集中攻撃
という感じですね。
なのである程度操作を覚えたらマルチに突っ込んじゃうのが逆にオススメです。
積み上げる楽しさを味わいたい
次は積み上げる楽しさを味わいたいという人。
これはナイトレインではレベル、武器が一回一回リセットされるからです。
一応レベルの概念はあり、出撃した中で獲得したお金を使って最大15まであげることができます。

武器も道中で拾ったり敵からドロップしたアイテムを持つことができます。
でもこれはその出撃中だけ。
ボスを倒そうが負けようがアイテムやレベルは初期状態に戻っちゃうんです。

簡素な盾と剣のレベル1状態。
なので1000時間やりこんでも初プレイでもキャラの進化は一切ないということです。
キャラではなく指や頭に経験値が貯まっていくタイプのゲームということですね。
このシステムが僕は苦手でゲーム内でアイテムやレベルを積み上げて楽しみたいタイプなんですよねぇ…
この辺りにほくほくできる人はナイトレインのリセットシステムはちょっと辛いでしょうね。
持ち帰れるもの
とは言いましたが全てがリセットされるわけじゃありません。
遺物と呼ばれるアイテム、その購入ができるお金は持ち帰ることができるんです。

遺物は要はスキルのことで各キャラ3つ持っているスロットにはめ込んでカスタムすることができます。
攻撃力を底上げしたり、ガードの強度を上げたり、初期からアイテムを持っていたりなど。
一つの遺物に3つスキルがランダムで付いてくるのでキャラにバッチリあったものを手に入れるには時間がかかります。
これを延々掘っていくのがナイトレインのやり込み要素になってるわけですね。
ただいくらいい遺物を装備したとしても戦闘が下手だと即やられるのであくまで自分の腕前が最大の武器となっています。
一人プレイでじっくり遊びたい
次は一人プレイでじっくり遊びたいという人。
これはナイトレインがほぼマルチゲームなってるからです。
上で触れたようにとても難易度が高いナイトレインのアクション。
ソロだと相当慣れてないとボスにたどり着くことすらできないでしょう。
しかしマルチでプレイすると仲間によってはかなりあっさりクリアできてしまうことも。
公式にも書いてあるように協力プレイ前提で難易度が設計されてるような感じがあります。
瀕死した味方はロックオンも可能なので、戦いの状況を見極め、近接攻撃や遠距離攻撃、時にはスキルやアーツなども駆使して味方を救出しましょう。
https://nightreign.eldenring.jp/gameplay.html
ということもあってフロムゲーに慣れてないとソロでじっくり遊ぶというやり方は難しいでしょう。
常に時間制限に追われる設計と相性悪い
さらにソロプレイであってものろのろやってる時間がないのがこのゲーム。
ナイトレインはフォートナイトやPUBGのようにマップが時間によってどんどん狭まってくるシステムになってます。

この円がどんどん小さくなって最終的な小円にボスが出現、これを2回繰り返して大ボスに挑むわけです。
なのでこの狭まりきる前にレベルを上げられるだけ上げ、強い武器をゲットしておかねばなりません。
だからノロノロじっくりやってる暇なんてないんですよ!
常にダッシュで移動して目的位置に最短距離で向かい、制限時間内でどれだけ効率的に施設を回れるかにすべてがかかってます。
上で触れたように積み上げシステムとの悪相性もここが要因になってたりするわけです。
短時間でサクッと遊びたい
次は短時間でサクッと遊びたいという人。
これはナイトレインの一プレイ時間が結構長めという点が理由です。
上で触れたように今作は、
この流れをフルですると大体40分~50分程度かかります。
もちろん序盤で全滅すればこの限りではないですがマルチだと大抵の場合最終ボスまで到達できちゃうんですよね。
この間常に走りっぱなしで最高効率を追い求めるのでトイレに行く隙間すらありません。
なので寝る前に10分だけとか仕事帰りにサクッと、という遊び方はあまり向いてないんです。
逆に3プレイするとそれだけで2、3時間かかっちゃうので時間が溶ける溶ける…
休みの日にガッツリ遊ぶには向いてますがそういった時間があまりない人は時間の確保が難しくなってくるでしょう。
ナイトレインが面白いと感じる人の特徴

ここまでネガティブな理由ばかり話してきました。
ただフロムゲー苦手だった僕が激ハマりしてるように面白いと感じる人もいるんですよ。
そんなハマりそうな人の特徴を色々まとめ!
協力・対戦ゲーが好き
まずは協力・対戦ゲーが好きという人。
これはナイトレインのマルチの楽しさをより実感できるからです。
上で触れたようにナイトレインのメインはマルチ。
このマルチではプレイヤー同士の協力がとても楽しいものになってるんですよ。
などなど。
特に道中に落ちてるアイテムは共有されており、各プレイヤーに一つずつ出現してるわけじゃありません。
ボス撃破時のレア武器もプレイヤーごとに違うので剣キャラに強力な弓が出ても仕方ないんですね。
そういう場合は弓を捨てて味方にあげることでよりチームとして強力になっていくわけです。
ナイトレインは一人の力でクリアすることはかなり難しく3人全員のパワー底上げがとても重要。
こういった意図を汲み取ったプレイヤー同士の協力は何とも言えない楽しさがあるんです!

チャットもなくあると言えば地図上に打てるピンとのっそりエモートくらいなので意思疎通が難しいだけにその喜びもひとしお。
APEXなどのFPS、モンハンなどの協力アクションが好きな人はハマること間違いなしです。
高難易度のゲームが好き
2つ目は高難易度のゲームが好きという人。
簡単にクリアできるものより何度も何度も挑戦する骨太ゲーを好む人と相性がいいからです。
上で話したようにアクションとしての難易度はかなり高め。
だからこそ敵の動きを理解してちゃんと撃破できた時の喜びも大きくなります。
こういった何度も挑戦することが苦手じゃない人、敵ボスを攻略することに楽しさを感じる人はとても相性がいいでしょう。
他のゲームで言うと、
この辺り。
こういったゲームはやられながら敵の攻撃パターンを覚えて攻略する流れがメインですよね。
プレイ経験がある人はその時の楽しさを思い返してみるといい指標になりますよ。
硬派な洋ゲーが好き
次は硬派な洋ゲーが好きという人。
これはナイトレインの世界観が洋ゲー寄りのダークなものだからです。
上で触れたように人を選ぶこの世界観ですが合う人はとことん合うのが特徴。
よりリアルで硬派な作りになっています。
特にフロムゲーは中世ヨーロッパくらいをモデルにしているので兼や盾、甲冑から魔法までそろったいわゆるファンタジーが融合。
ロードオブザリングやハリーポッターが好きな人はバッチリハマる世界観でしょう。
ゲームで言うとウィッチャー、ディアブロ、ゼルダなどの時代がよく似ています。
ゼルダの世界からポップなキャラや要素をとことん排除したというと分かりやすいでしょうか。
アニメアニメしてるのが苦手という人はとても相性いい世界観ですよ。
周回ゲーが好き
次は周回ゲーが好きという人。
ナイトレインでやることはどの段階でも基本同じだからです。
上で説明した円が狭まってくる中で装備を整える、という作業が全てのベースになってきます。
フィールドを探索したりおつかいをしたりということはほぼありません。


ただ円内の砦や宝箱の位置が毎回変わるランダム生成マップに似たような要素を持ってるんです。
なので毎回違った刺激があり、そのたびにベストなルートを考える楽しさが生まれるということ。
とはいっても毎回降り立つ場所は同じなのでここにつまらなさを感じる人は相性が悪いはず。
逆に言えば同じマップでもその度に挑戦して理解度を深める楽しさが見いだせる人は延々プレイできるでしょう。
他ゲームで言うと、
この辺り。
ローグライクみたいなものが結構近いジャンルになると思います。
この手のゲームに抵抗感がない人はおすすめ。
ナイトレインがつまらないと感じる人の特徴まとめ
ここまでをまとめるとこうなります。
ナイトレインは人を選ぶゲームなのでつまらないと感じる人はとことん合わないでしょう。
ただ反面合う人は延々遊んでいられるほど楽しい神ゲーになります。
たとえ今までフロムゲーと相性悪かったとしても僕みたいにバッチリ合う可能性があるのが今作の特徴になってます。
僕が正にそんな感じでしたからね…
今まで食わず嫌いしてた人も上の特徴に当てはまるならぜひ買ってみて欲しいです!
値段もDL版のフルプライスで5700円と安めなのも嬉しいですしね!