3DSの中古相場って今どのくらいなの?
3DSの中古相場は年々上昇していて、現在の価格というのが中々難しい所。
本体だけとかNewや2DSとか色々種類や条件があって比較するのも面倒ですよね。
ということでここではブックオフやゲオなどの店舗ごと、本体だけや完品などの条件で徹底比較しました。
1000円で買える掘り出し物はあるのか、10000円ならどのくらいのモノが買えるのかも徹底調査。
これから中古本体を探すという人はぜひ見ていってください!
3DSの中古相場を検証

ということでこの記事を書いている2025年7月現在の中古価格の相場の紹介。
メジャーな店舗ごとに紹介していきますがあくまでのこの金額はこの時期のモノです。
相場は時代によって高くなったり低くなったりするので購入の際は気を付けてくださいね。
ブックオフでの値段
ブックオフでは中古の3DS価格はモデルや状態によって幅があります。以下は一部の参考価格。
ブックオフの大きな特徴は、全国に店舗が多く展開されており、3DS本体を手に入れやすいという点です。
ネット販売とは違い店舗に直接足を運んで実物を確認できるため、外装の状態や付属品の有無などをしっかり見てから購入できます。
また、価格設定にも特徴があります。
状態が良く箱や説明書がそろっているものはやや高めですが、逆にシミや傷がある個体や、や充電器などが欠品している場合は大幅に値引きされることがあります。
例えば、見た目にキズがあるだけで数千円以上安くなっているケースも珍しくありません。
ブックオフは在庫の回転も早く定期的に通ってチェックすることで掘り出し物に出会える可能性があります。
人気カラーのアクアブルーやコバルトブルーなどは特に価格が高めに設定される傾向がありますが、店舗によってはお得に見つかることもあるでしょう。
まとめるとブックオフは3DSシリーズを探している人にとって手軽さと価格バリエーションの広さの両方を備えた選択肢と言えます。
ちなみに今回紹介する3DSは初代から2DSまでの6種類。
それぞれにどんな違いがあるはイマイチわからない場合は以下の記事も参考にしてください。
ハードオフでの値段
ハードオフでは以下のような相場が確認されています。
ハードオフは「ジャンク品」として格安で出回ることもありますが動作確認済みのものは価格が安定しています。
Newシリーズは人気が高いため比較的高値を維持しており、状態が良ければ付属品なしでも高くなることがあります。
ただハードオフの値段付けの特徴としてその店舗独自の選定がよくされます。
ブックオフなどは全国統一で販売、買い取りの値段が決められてるんですがハードオフはそうじゃない場合が多いんです。
なのであそこの店舗では10000円だったけどこっちの店舗では8000円、ということがよく起こります。
ネットの販売では大きく変わることはないですが実際の店舗は複数確認すると掘り出し物に出会える可能性がアップします。
値段付けが甘い店舗を見つけられれば今後の買い物でもお得になるので一度回ってみるのもいいかもしれませんね。
ゲオでの値段
ゲオは残念ながら公式オンラインや楽天市場の公式店でも現在3DSシリーズの取り扱いは確認されていません。

ただ全国のゲオ実店舗では今でも中古の3DSシリーズが販売されていることがあります。
店舗ごとに取り扱い在庫が異なるため実際に出向くか電話での事前確認が重要。
とくに人気のあるモデルや状態の良い本体は早めに売れてしまうことが多いため見つけたときが買い時と言えるでしょう。
ゲオも店舗によってゲームの中古に得意不得意があり、積極的な店舗では状態のチェックやクリーニングも比較的丁寧に行われている印象があります。
またゲオでは季節ごとに中古ゲーム機本体の割引キャンペーンが開催されることもあり、定価より数千円安く手に入る場合もあります。
ゲオアプリをインストールしておけばキャンペーン情報や店舗在庫を検索できるため狙っている機種がある場合はチェックしておくと便利です。
ただ実際の店舗で探す場合はゲオではなくブックオフ系列を先に回った方がいいでしょう。
メルカリでの値段
メルカリは出品者によって価格の設定もまちまちです。
そのため同じモデルでも価格差が非常に大きく、タイミング次第では相場よりも格安で購入できることがあります。
以下はメルカリでの一般的な価格帯の一例です。
メルカリでは、「本体のみ」「箱なし」「キズあり」といった状態の品が多数出品されており、これらは相場よりも安く設定されていることが多いです。
逆に外装にキズがなく動作も問題なく箱・説明書・充電器がそろっている完品は高値で出品されがちで、場合によっては店頭より高いこともあります。
またブックオフらと同じくコバルトブルーやアクアブルーなどの人気カラーはコレクターからの需要も高く高値で取引されやすい傾向があります。
限定カラーや非売品モデルについても、希少性が高いぶん価格が高騰することがありますね。
注意点としては個人出品である以上、動作不良やバッテリー劣化のリスクもゼロではありません。
出品者の評価や商品説明、写真をしっかり確認し不明点はコメントで質問するなど慎重に見極めることが大切になってきます。
ただその分ネットで数少ない掘り出し物に出会える可能性があるのがメルカリ。

こちらは本体のみですが約5500円とかなり安い3DSです。
このような掘り出し物を見つけるには公式アプリに登録して「この検索条件を保存する」という機能を使うと便利。

こうすることで新しい3DSが出品されるとスマホに通知が届くので最速で購入できるようになります。
安いものはすぐ売れてしまうのでスマホを常にチェックできる人はこの方法を試してみてください。
本体のみの価格
3DSシリーズをもっとも安く手に入れる方法のひとつが「本体のみ」での購入。
充電器や箱、説明書などの付属品が欠けているだけで価格が大幅に下がるため非常に魅力的な選択肢です。
そんな中古市場における相場の一例は以下のとおりです。
モデルによって価格に差がありますが共通して言えるのは「付属品が欠けるほど安くなる」という点。
たとえばNew 3DS LLの完品が25,000円前後で取引されている中、本体のみなら20,000円を切ることもあります。
本体のみを選ぶメリットはやはり安さです。
予算を抑えて3DSのゲームを遊びたい人には最適で、すでに充電器などの周辺機器を持っている人にとっては無駄な出費を避けられます。
ただしいくつかの注意点も存在。
まず本体のみということは動作確認が不十分な商品が混ざっている可能性があるということです。
特にメルカリなど個人・簡易取扱の販売ルートでは電源が入らない、ボタンが反応しない、3D表示に不具合があるといったトラブルもゼロではありません。

その他返品不可のショップや個人出品の場合リスクが伴います。
また長年使われていた個体ではバッテリーの劣化も見逃せません。
フル充電してもすぐに電池が切れる、もしくは充電自体ができないといった不具合もありがちです。
動作保証がある販売店を選ぶかレビューや出品者評価をしっかり確認してから購入することが大切です。
さらに見落としがちですが、カラーによっても価格が変わります。
人気色(アクアブルー、コバルトブルー、メタリックレッドなど)は市場での需要が高く、本体のみでも相場が上がる傾向があります。
逆にあまり人気のないカラーや限定版以外の地味な色は価格が下がりやすく、狙い目とも言えます。
まとめると本体のみでの購入は最安値を狙うには最適ですが動作確認やバッテリー状態、出品者の信頼性などをしっかり見極める必要があります。
特に初めて3DSを購入する場合は、追加費用で充電器を買うことを前提に予算を立てると安心です。
少しでも安く手に入れたいけれど、自分でチェックするのが面倒な人には、状態ランク付きの商品を扱う中古ゲーム専門店の利用がおすすめとなります。
3DSの中古相場にまつわるQ&A

2025年でもまだ売ってる?
はい、2025年現在でもニンテンドー3DSシリーズは中古で販売されています。
ただし新品はすでに2020年9月に全モデルの生産が終了しているため今市場に出回っているのはすべて中古品か、デッドストックと呼ばれる未使用の保管品のみです。
まとめるとこうなります。
販売されている場所は大きく分けて上で挙げたような中古ゲームショップとフリマ・オークション系サイトです。
ブックオフやハードオフ、ゲオの実店舗では今も一定数の在庫がありますが人気のNew 3DS LLやNew 2DS LLは入荷してもすぐに売れてしまう傾向があります。
そして最近ではeショップやオンライン機能の終了。
それに伴ってダウンロードソフトが多数入った本体や、コレクターアイテムとしての価値が見直されるなど中古価格が上昇する傾向も見られます。
よって今後は入手の難しさと価格の高さがさらに進行する可能性が高いでしょう。
どこの店舗で買うのが正解?
3DS本体をどこで買うかは、何を重視するかによって変わります。
ブックオフ | ハードオフ | ゲオ | メルカリ | |
---|---|---|---|---|
メリット | 店舗数が多い 取扱い率高い | 店舗によってかなりの割安になる | 欠品での割引あり | かなり安く売られている |
デメリット | どの店舗でも価格は同じ | 取り扱いがないことも | 取り扱いがないことも | トラブルが起こりがち |
ブックオフ、全国に店舗がありゲームコーナーの取り扱いも充実しています。
価格は平均的ですが商品の状態ランクが表示されており、付属品の有無やキズの程度によって値段が細かく変わります。
初心者でも選びやすく欠品がある商品は割引されていることも多いため、費用を抑えつつ状態の許容範囲が広い人には向いています。
ハードオフはジャンク品の取り扱いが豊富で、本体のみ・動作未確認などの3DSが破格の値段で販売されていることもあります。
ただし動作保証がないため目利きができる人や自分でメンテナンスできる人向け。
安さを追求したいなら要チェックの店舗です。
ゲオはネット通販では3DSの取り扱いがほとんど無くなっていますが、実店舗ではまだ販売しているケースがあります。
しっかりと清掃されたうえで状態ランクが明記されており価格も市場相場と大きくずれていないため、安心して購入したい人に向いています。
在庫確認のために事前に店舗へ電話しておくのがおすすめです。
メルカリやヤフオクといったフリマ・オークションサイトでは出品者との直接取引になるため、価格が安い反面、動作不良や改造済みなどのリスクもあります。
価格の安さを求めつつも出品者の評価や説明文をしっかり読み、疑問点があれば質問して確認するなど慎重な判断が求められます。
1000円くらいで売ってる?
基本的に1,000円で3DS本体が売られていることはほとんどありません。
1,000円で出回っている商品は以下のようなケースがほとんどです。
正常動作品を1,000円で手に入れるのは現実的ではありません。
あくまで「部品取り用」として使えるジャンクなら可能性がある、という程度です。
10000円未満の本体ってある?
1万円未満で3DS本体を購入することは可能ですがそれにはいくつかの条件があります。
基本的に状態が良好で付属品が揃った商品がこの価格帯で見つかることはほぼありません。
購入できるのは、次のような条件に当てはまるケースです。
まずNewシリーズ(New 3DSやNew 3DS LL)は今も人気が高く、状態が悪くても1万円を下回ることは珍しいです。
一方で初代3DSや2DSはやや古くなっているため安価で流通しています。
箱、説明書、充電器などの付属品がない状態で出品されることが多くこれによって価格が大きく下がります。

こちらはアマゾンで出品されてる中古3DS最安値の1年間のグラフです。
とくに充電器がない場合、別途購入(純正で約1,000円)する必要がありますがそれでも完品よりはお値打ち。
多少のキズや黄ばみ、スライドパッドの摩耗などがあると価格はさらに安くなります。
どの程度であれば問題ないか、軽度の外装ダメージなら許容できるかどうかがポイントになります。
そしてメルカリやヤフオクでは箱なし本体のみの商品が8,000円前後で出回っています。
また、ハードオフやブックオフのジャンク品コーナーでは動作確認がされていない代わりに安く販売されていることがあります。
ただし、安さを追い求めるほど、次のようなリスクが大きくなります。
このような点を避けるためには状態をきちんと確認できる販売店を選ぶか購入後に動作不良があっても返品できる仕組みが整っている出品者やショップを利用することが重要。
初心者や保証が欲しい人は1万円以上の予算を確保して状態の良いものを狙った方が安心です。
最近高いのはなぜ?
2025年現在ニンテンドー3DSの中古価格は年々上昇しています。
その背景にはいくつかの要因が重なっており以下の理由が主な原因と考えられています。
まず抑えておきたいのはすべての3DSシリーズ本体は2020年9月で正式に生産終了したということ。
これ以降新品は市場からほぼ姿を消し、入手できるのは中古品や未使用在庫に限られています。
新品が再供給されることはないため限られた中古市場に需要が集中し自然と価格が上がっているという流れ。
さらに任天堂は2023年3月に3DS向けのニンテンドーeショップを閉鎖しました。
これによりダウンロード専用ソフトの購入ができなくなったためすでに多くのゲームをダウンロード済みの3DS本体は「中身込み」で価値が上がっています。
とくにポケモンのバーチャルコンソールなどがインストールされている本体はプレミアがついて高額で取引されることもあります。
そしてフレンドとの通信プレイやアップデート配信などのオンライン機能も2024年に終了しました。
これを機に3DSが「完全にオフライン専用のレトロハード」としての立ち位置に移行。
ゲームコレクターや懐かしさからもう一度プレイしたいという層が急増したため需要がさらに高まりました。
そしてハードの売上とともに名作ソフトも多く存在することがよりプレミア化に拍車をかけています。
3DSにはポケモン、ゼルダ、モンスターハンター、どうぶつの森、ファイアーエムブレムなどの人気ソフトが多数存在。
今でも名作として再評価されており現役で遊びたい人が一定数います。
こうした層にとっては中古でも動く3DS本体の価値は非常に高いままです。
さらに3DSは内部改造やCFW(カスタムファームウェア)導入によって、さまざまな機能を拡張できる機種でもあります。
このため開発者やマニアの間で一定の需要があり、特に改造ベースとして使いやすいNew 3DS系は高値で取引されています。
やり方は以下の方法を参照。
とくにNew 3DS LLやNew 2DS LLは性能が高く完成度も高いため、どの層からも人気が集中しています。
モデルによっては新品当時の定価より高くなっていることもあり今後さらに価格が上がる可能性も否定できません。
逆にいまのうちに確保しておきたいという人も多くそうした買い需要も高騰の一因となっています。
やばい、やめたほうがいいって聞いたけど?
一部ではそう言われますが正しく選べば中古でも十分使えます。
やばいと言われる理由は以下のようなものです。
特に初代3DSや3DS LLは経年劣化が進んでいる個体も多く、購入前に動作確認や外装の状態をチェックすることが重要。
またNew 3DS / New 3DS LLは比較的状態の良い個体が残っていることも多く今から買うならこの2機種がおすすめとされています。
ゲオで買取してもらうといくら?
ゲオでの買取価格はモデルによって異なります。
以下は2025年現在の最高買取価格の一例です。
これらは状態が良く動作確認済み・付属品がそろっている場合の上限価格です。
キズや動作不良があると減額されるので注意が必要です。
カラーや限定モデルかどうかによっても変わってくるので気になるようであれば一度査定してみるといいでしょう。
壊れた本体買取の相場は?
壊れていてもゲオなどではジャンク品として買取してくれるケースがあります。
- 動作しない3DS本体:800円
- 液晶割れや液漏れなどの重度破損:100円
このような本体は修理や部品取りのために再利用されることがあるためゴミとして捨てるよりは価値があります。
梱包時に「故障品」と明記しておけば買取可能です。
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お金に変えたいけど持っていくのが面倒という人は利用してみるといいでしょう。