「マザー3が面白いっていう人少ないけどなんで?」
マザーシリーズ最終作にして賛否両論がある一品、3。
僕自身は発売日に買ってやるくらいシリーズが好きで3もめっちゃ面白かったです。
でも最近ネットの表か見ると「3はちょっとつまらない…」っていう意見を散見するわけですよ。
なんでや…ということでで今回はマザー3がつまらないと言われる理由をまとめてみました!
この辺りが大きなポイント。
マザー3大好き勢は見ていくと意外な共感ポイントがあるかも?
マザー3がつまらないと言われる理由5つ
色々ネットの海をさまよった結果つまらないと言われる理由はこの5つが多かったです。
ちょっと思い当たる節ないですか?
僕はいくつかで「確かにそうかもな…」なんて部分見つかりましたw
1、マザー2と路線が変わった
まず一番大きいのがマザー2からの路線変更。
雰囲気が大きく変わったことによって過去作ファンががっかりしたわけです。
この辺りがそう。
マザー2が評判良かっただけに同じようなものを多くの人が期待してたわけですね。
マザー2と違う=つまらない
という構図が成り立ってしまったと予想。
この後4つ他の理由も解説しますがぶっちゃけこれが最大の要因です。
みんなマザー2のあの感じがシリーズに求めるものになっていたということですねぇ…
2、重めでシリアスなストーリー
その一つが重めでシリアスなストーリー。
コミカルな雰囲気を想像していただけに驚いてしまう人が多かったんですよ。
などなど結構「うっ…」となる話が多かったですよね。
冒険に出る動機も2だとポーキー母に叩き落されて消えたブンブーンのお告げだったり。
同じ生死を扱ってるんですが全然雰囲気違います。
この雰囲気が終始付きまとってるので暗い、沈む、ダーク、そんな評価がなされてしまったわけです。
元々こんな雰囲気ならよかったんですがやっぱりマザー2がありましたからね…
3、フィールドを旅する冒険感が薄い
そしてRPGという視点でも冒険感が薄いという問題がありました。
これはマザー3が基本一本道で成立するシナリオだからです。
序盤から中盤は各キャラの視点を転々とする形でしたよね。
その際、すべてのキャラでチュートリアルをやるような形になり自由に行動ができませんでした。
その後も行き先が基本決められていて寄り道などがしにくい仕様に。
一方マザー2では次どこへ行くかというヒントも少なく、かなり自由度が高かったんですよ。
これはマザー1のころからそうでシリーズの醍醐味みたいなところがあったんです。
この点が失われてしまうと窮屈な感じ⇒つまらない、となってしまう気持ちもわからなくありません。
3の群像劇みたいなところも面白かったですが一長一短あったということですね。
4、面白いテキストを楽しみにくい
そしてマザーの醍醐味と言えば面白いテキストですがこれも楽しみにくくなってました。
というのはマザー3だと一度進んでしまうと元の街に戻るのが面倒くさいんですよ。
マザー3のテキストは物語が進むにつれ前訪れたキャラたちにに随時追加されていきます。
なのでキャラの感情の変化や反応はいちいち引き返さないと見れないんです。
この、
少し進んでは戻る⇒少し進んでは戻る
っていうことをしないとNPCキャラの心情の変化やネタを満足に楽しめないということ。
この手間がかかる所が不評だったわけです。
テキスト自体はカエルなど好評なものもあったんですがその配置がもうちょっと、という感じでしたね。
5、戦闘が難しい
さらに物語のもう一つのメインとなる戦闘も低評価の理由。
この戦闘システムがマジで難しいんですよ!
マザー3ではサウンドバトルというBGMに合わせてボタンを押すことで連続攻撃ができるシステムを取り入れています。
最初の方はリズムが取りやすいBGMなんですけど後半になるともう意味不明。
かなり不規則なリズムになるのでボタン連打して1,2回コンボできればいい方って感じなんですよ。
当時中学生の僕はほぼまともにできることなくラスボスまで到達してしまいました。
このコンボ必須のバランスじゃなかったことは幸いですがちょっと消化不良だったんですよね…
ドラムロール式とは水と油
そして評判が悪かったのは元々あったドラムロール式との相性。
ドラムロールは攻撃を受けると徐々にHPが減っていくシステムのことですね。
なので即死の攻撃を受けてもゼロになる前に回復すれば耐えることができるんです。
なのでコマンドRPGながらもスピードが求められる面白いシステムだったんですよ。
ただこれにリズムゲー要素が加わったので、
「早く回復したいけどリズムもちゃんと取りたいし…!」
と、どっちつかずの状態になってしまって相性が悪かったんですよね。
戦闘は雑魚からボスまでずーっとやることなので少しのストレスが大きな不快感につながったということ。
マザー3はクソゲーなのか?
こういう低評価ポイントを羅列すると出てくるのが、
「マザー3ってクソゲーなの?」
という言葉。
いや全然クソゲーじゃないし!!!
とプレイ経験のある僕なら言えますが客観性がないということでまとめてみました。
1、ゲーム自体の評価は高い
まずマザー3のゲーム評価自体は高いということ。
これは色んなレビューを見ると分かります。
ファミ通ではシリーズ最高点でプラチナ殿堂入り。
ファミ通クロスレビューでは10、8、8、9の35点でプラチナ殿堂入り
https://ja.wikipedia.org/wiki/MOTHER3#cite_ref-Famitsu_15-1
Eurogamer
https://www.eurogamer.net/mother-3-review?page=2
RPGamer
https://webcitation.org/6SQAteeGV?url=http://www.rpgamer.com/games/mother/mother3/reviews/mother3strev1.html
などなど当時の海外サイトでも高評価。
アマゾンでは500以上の評価があって星4.4と今でもその人気がうかがえます。
その他数多くのレビューが集まる場所で低評価ってまず見ないんですよね。
今となっては思い出補正もあるかもしれませんが当時から今まで割と評価は高いんです。
2、バグはあったけど致命的ではない
マザー3には結構バグあったんですがゲームが成り立たないほどじゃないことも。
どんなゲームにもちょっとしたバグはあるのでマザーだけが珍しいわけじゃありません。
フリーズしたりデータが消えるといったバグは(ほぼ)確認されてません。
なのでゲームはしっかり作られていたということ。
3、クソゲーの定義から外れる
こういうこともあってクソゲーの定義からは外れてるんですよ。
具体例としては「難しすぎて、やる気がなくなってしまうゲーム」「ゲームシナリオや設定が悪く、一貫性に欠ける」「安易なキャラクターゲーム」[7]などが挙げられている。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%82%BD%E3%82%B2%E3%83%BC
クソゲーオブザイヤーに輝いてるソフトたちを見れば一目瞭然。
マザー3こんなんじゃないでしょ!?
ということでつまらないならまだしもクソゲー扱いは行き過ぎだということです。
【まとめ】マザー3がつまらないと言われる5つの理由
ここまでまとめるとこうなります。
僕自身戦闘や進行の一本道感は当時から思ってました。
ただシリアスなストーリーやそれがあるからこそ目立つコミカルな表現は大好きだったんですよ。
もちろんもう一歩という点があったのもすごくよく分かります。
…だから任天堂さん。
リメイクしませんか!?
15年以上たってそろそろ頃合いと僕は見てます!
スマブラで知名度が上がってる今!やるべきタイミングじゃないでしょうか!
いつかのダイレクトで唐突にマザー3の文字が出ることを僕は祈っております。