「ラブプラスってなんで続編でなくなったの？」
DSから3DSにかけてよく見たラブプラス。
一時期は恋愛シミュレーションの超新星として注目されましたが最近話を聞かない…
続編どうなってんの？ということでその辺りの状況をまとめてみました！
この辺りがポイント。
自然消滅ってよりは潰れるべくして潰れた感じがしましたねぇ…
とにかく今後の行く末が気になる人も要チェックです！
ラブプラスの続編がない理由4つ
ということであんなに人気だったラブプラスの続編が出ないのはこの4つが理由。
ラブプラスプレイヤーならなんとなく心当たりあるものもあるんじゃないでしょうか…
1、シリーズ売上の低下
まず一つ目の理由はシリーズ売上の低下。
ラブプラスは家庭用ゲーム機で2種類、それぞれのマイナーチェンジ版を含めると4種類でています。
が、発売するたびに実は数字が落ちていってるんですよ。
| ラブプラス | ラブプラス+ | NEWラブプラス | NEWラブプラス+ | |
|---|---|---|---|---|
 |  |  |  | |
| 発売日 | 2009年9月 | 2010年6月 | 2011年12月 | 2014年3月 |
| 売上本数 | 約24万本 | 約19万本 | 約14万本 | 約4万本 |
こんな感じで最初は24万本あった売り上げも最終作では4万本に。
マイチェン版じゃない正統続編でもマイナス10万本です。
開発費が低いDS、3DSだとしてもこの売上だとちょっと厳しかったんじゃないでしょうか…
しかもNEWラブプラスからプラスまで3年空いてるということでこの時点で難航してる感が伝わってきます。
さらにプラスから3年後となる2017年にはスイッチが発売しちゃうのでさらに開発費が高くなる問題も。
これらの要素から、
コナミ「新作出しても儲けなさそうだしやめとこうかな…」
となったんじゃないでしょうか。
2、プレイヤーからの評価も低下
そして売上低下とともにプレイヤーからの評価が落ちていったのも要因。
評価が下がると続編を望む声自体も少なくなりますからね。
特に酷かったのが満を持して発売した第二作目、NEWラブプラスの評価です。
バグ多すぎ！！！
ゲームとしてよくできてるとか以前にバグだらけでまともにプレイできない状態でした…
ということもあって評価も散々。
追加要素が入ったプラスではまともになったものの時すでに遅し。
上の売上を見てもわかるように一度離れたプレイヤーは戻ってはきませんでした…
3、新作が出るたび品質が落ちていった
そして上のバグはもちろん全体的な質の低下も大きな要因。
3DSの後で発売されたスマホ版×2もそこまで評判は良くなかったんですよ。
その理由は…またしてもバグ。
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/1911/06/news142.html バグに対する謝罪文
などなどゲームの根幹にかかわるバグがラブプラスEVERYでは頻発してました。
ということで案の定評価も微妙。
3DSから7年の歳月がたってのサービス開始なのにまたかよ…という声が多くあったんです。
社内の状況としてしっかりしたゲームが出せる状態になかったのかもしれませんね。
4、ラブプラスチームの解散
そして極めつけはラブプラスチームの解散。
ラブプラスの制作を行っていたラブプラスプロダクションが2015年に解散していたんですよ。
別部署に統合されてなくなりました。
それと同時にシリーズのプロデューサーだった内田明理氏、イラストレーターのミノ☆タロー氏もコナミを退社。
チームがなくなり、指揮をとってきたプロデューサーとイラストレーターが消えた…
この後にアプリ版は作られてますが家庭用機では発売されていません。
チームがないとしっかりしたゲームを作り上げるのは難しいのかもしれません。
今後ラブプラスの新作が発売される可能性は？
コレだけ見るともう絶望…
「絶対新作出ないやん…」
と、なりそうですが…
まだ諦める必要はありません！
意外にも続編発売の材料っていうのはそろってるんですよ。
コナミの終わってしまったシリーズの中ではまだ希望がある方だと見ています。
1、シリーズ人気がいまだに高い
まず一つ目にラブプラス自体がいまだに人気ということ。
これはSNSやソフトの価格を見ると分かります。
ツイッターではこういう声がかなり多いんですよね…
彼女が名前を呼んでくれたり現実のイベントとリンクして反応してくれたり。
ちょっとした社会現象を巻き起こしたゲームは伊達じゃありません。
そしてバグが治って追加要素を入れたNEWラブプラス+の評価がめっちゃ高いんですよ。
アマゾンでは中古でも8500円~9000円の高値で、130の評価が付いてる中星4.5を記録しています。
この辺りを見るにやっぱりポテンシャルは高いんですよね！
色んな失態ありましたがまだまだファンは完全に離れていない…はず。
2、お金を稼ぎやすいジャンル
そしてラブプラス自体お金を稼ぎやすいジャンルだということ。
利益が多く出ると当然新作やそれに伴う資金などが多く割かれるからです。
ラブプラスはギャルゲー、恋愛シミュレーションと呼ばれるジャンル。
こういったものはユーザーにお金を落としてもらいやすいんですよ。
この辺りでいくらでも課金させることができます。
ジェムとかジュエルとか有名ですよね。
そうやって稼いでる先輩アプリがたくさんあるのでそれを模倣するっていう手もあります。
そういう意味でも稼ぎやすい環境ではあるのでラブプラスには追い風なんじゃないでしょうか？
3、開発は継続すると明言
さらにラブプラスの続編は開発する、って明言されてるんですよ。
これはコナミの発表を見ればわかります。
上で触れたプロデューサーとイラストレーター退社に合わせて発表しています。
そしてその後実際にアプリを作っているので嘘ではないんですよね。
それからもう8年にもなるのでこの頃と同じ気持ちかどうかはわかりませんが続編凍結、とも言っていません。
【まとめ】ラブプラスの続編が出なくなった理由4つまとめ
ここまでをまとめるとこうなります。
コレだけ見るとやっぱ結構な痛手ですね…
ただまだラブプラスは復刻ゲームお馴染みのコレクション、リメイクを出していません。
大体のパターンがこういったものを発売して様子見⇒新作っていう流れなんですよ。
だからまだ弾は控えているので期待はできます。
ファンはこれらのゲームが出た場合は布教用、保存用と合わせて3つは買っておきたいところですね！