「デスピサロとエスタークって似てるけど関係あるの?」
GBテリワンで始めてみた時から似てると思ってた両者。
進化系なのか?親戚なのか?みたいなことを子供時代は考えてました。
最近DQM3でピサロの過去が深堀されなんとなーく両者の関係が明確になったのでまとめてみました!
この辺りがポイント。
以外にも結構理屈でその関係性が説明できたんですよ…!
デスピサロとエスタークが似てる理由3つ
ということでそんな二人?が似てる理由がこの3つ
どれも結構信ぴょう性あるんですよね。
1、進化の秘法を使った成れの果て
まず一つ目は両者とも進化の秘法使った成れの果てだから。
同じアイテムで自身を強化した結果、同じ姿になるのはつじつまが合うからです。
ピサロの方はドラクエ4の本編でも語られてるロザリー死亡のエンド。
勇者を倒そうと動き続ける一方でロザリーをロザリーヒルに匿う。
しかしエビルプリーストの裏切りによりロザリー死亡…
![エスターク化ピサロ](https://sukegames.blog/wp-content/uploads/2024/05/ecf2b85a34a7e60857b28ea9107ba579.jpg)
怒りに身を任せて進化の秘法を使った結果が茶色エスタークでありデスピサロです。
一方先代エスタークも進化の秘法を使って我を忘れた地獄の帝王と説明されています。
![エスタークと進化の秘法の説明](https://sukegames.blog/wp-content/uploads/2024/05/2afc1946eea5000e366fb1f4899705a8.jpg)
元の姿が同じだった、同一人物だったということはないと思いますが進化の秘法を使った点は共通してるんですね。
なので進化の秘法を使って暴走すると誰しもこのボディになるという予想。
エビルプリーストも同じなのも信憑性UP
さらにこの説を後押しするのがエビルプリーストの存在。
実は彼も進化の秘法を使った仲間なんですね。
そんなエビルプリーストがどうなったかというと…
![エビルプリースト覚醒](https://sukegames.blog/wp-content/uploads/2024/05/a1473055975b38e9f233504e5b83ff41.jpg)
白いボディ(のちに黒)になってるんです。
彼の場合は進化の秘法で暴走しなかったのでこのデスピサロボディでとどめていました。
なので進化の秘法で暴走するとエスタークの姿、完全体だとデスピサロの姿。
こんな感じで二種類の結末があるんじゃないでしょうか。
2、ピサロと血が繋がってる
二つ目はピサロと血が繋がっているという説。
ピサロと血が繋がっているのであれば同じような姿になることの説明も付くからです。
DQM3ではピサロを主人公としたドラクエ4の裏話が展開されました。
そこでピサロが魔王ランディオル大帝の息子ということが明らかになったんです。
![ピサロの出生](https://sukegames.blog/wp-content/uploads/2024/05/2024010115595200-4337A8783BFC28414C4EC930F3616121.jpg)
魔界を統べる王の血統、そしてエスタークは地獄の帝王…
この王繋がりで実は遥か昔の祖先なんじゃないでしょうか。
進化の秘法自体も実は完成自体に1000年かかるということがゲーム内で説明されました。
進化の秘法の作り方が分かるということは前に使ったものがいたということ。
それが実は先代エスタークで同じ姿になったのは血のつながりがあったからという可能性は…?
予想の域を出ないですが可能性としてはなくはないのかも。
エビルプリーストも繋がってる?
この血のつながりを考える時に邪魔なのがエビルプリースト。
「あいつも同じ姿になってるじゃん!」
という声が聞こえてきそうですがあいつがなったのはいわゆるデスピサロの姿。
両手に剣を持つエスタークフォルムにはなってないんですね。
これが上で触れた進化の秘法の暴走を抑えた結果なのか、はたまた血のつながりがなかったからなのか…
真相は闇の中。
3、デザインの使いまわし
三つ目はデザインの使いまわしだったという説。
ドラクエ4が最初に出たファミコンって容量がキツキツだったんですよ。
ファミコン世代の歴代ドラクエの容量はこんな感じ。
昔よりはパワーアップしてますがそれでも500KB程度です。
この時代はテキストを一文字削って容量確保とかやってたらしいんですよね。
なのでエスターク専用、デスピサロ専用のグラフィックを作るのが面倒だったという可能性があるわけです。
スライムベスとか有名ですよね。
ファミコン時代はボスでさえ雑魚敵の色違いってパターンはよくあります。
(オルテガはカンダタだったし…)
血筋がとか進化の秘法が、とかじゃなくて単純に技術的な問題だった可能性もあったわけです。
その他のエスタークはデスピサロと別物?
ただDQM3ではお馴染みの双剣エスタークの他にも色んなエスタークが出現しました。
彼らとデスピサロの関係はどうなのかという所もちょっと疑問な所。
1、他2体はピサロと関係がない
まずはエスタークと兄弟的な存在の二体。
エスタークジュマとエスタークイスナです。
![エスタークイスナ](https://sukegames.blog/wp-content/uploads/2024/05/2024010714284600-4337A8783BFC28414C4EC930F3616121.jpg)
![エスタークジュマ](https://sukegames.blog/wp-content/uploads/2024/05/2024010821081700-4337A8783BFC28414C4EC930F3616121.jpg)
こいつらはイシュカと呼ばれる天空人がマスタードラゴンから進化の秘法を奪って生み出したもの。
なのでピサロとは関係がありません。
…というかこのDQM3の設定を元にすると上で紹介した同じ血筋説も崩壊しちゃうんですけどね。
まあDQM3は後だしなのでそこは許して下さい。
遠い親戚はあるかも?
ただこのエスタークたちを生み出したイシュカはエルフ族。
ピサロの弟であるリュノは母親がエルフなんですよ。
その母親の遠い先祖がイシュカ、という可能性を考えればピサロにとっても実は親戚だったのかもしれません。
まあそれでも血のつながりはないので関係はないんですけどね。
2、グランエスタークとも無関係
そしてエスタークと言えばもう一体、グランエスタークの存在です。
![グランエスターク](https://sukegames.blog/wp-content/uploads/2024/05/9rkYNacyl.jpg)
盾や剣を装備したもうエスタークなのかどうかもわからないビジュアル。
これもデスピサロとは何の関係もありません。
というのはこのグランエスタークは大魔神像の真の姿っていうポジションなんですよ。
![大魔神像](https://sukegames.blog/wp-content/uploads/2024/05/4d3cedbb58f4eb690a913652f92a7f1d.jpg)
これはエスタークっぽいですよね。
これを強化して鎧とか色々つけた姿がグランエスタークということ。
なので本人?の意思があるかどうかも定かじゃない存在なんです。
ということでエスタークの名前を使っただけの特に関係ない別人でした。
3、サイコピサロは強化バージョン?
そしてエスタークとは少しずれますがサイコピサロなんてのもいます。
![サイコピサロのGB版解説](https://sukegames.blog/wp-content/uploads/2024/05/fa8249cd0e4649107bfab318161731a6.png)
これは「全ての記憶を取り戻したデスピサロ」とのこと。
デスピサロがあの緑形態になる際は進化の秘法を使って暴走しきった最後の状態です。
このサイコピサロは3Dの姿をよく見てみるとこの緑形態をベースにしてるんですよ。
![サイコピサロのイラスト](https://sukegames.blog/wp-content/uploads/2024/05/DQM2ILMMK_-_PsychoPiz.webp)
なので暴走したデスピサロが何らかのきっかけで自我を取り戻したその後の状態と言えるわけです。
モンスターズの世界なのでIFの話だとは思いますがちょっと興味深い所。
何やらビジュアルも少しシュッとして見ようによってはエスタークっぽい体形になってる気も…?
もし仮にピサロの最終形態だとしたら、
ピサロ⇒エスターク⇒デスピサロ⇒サイコピサロ
という時系列になります。
マント被ってるのもロザリーを亡くしたこと、自分の行為を悔いてのことだったら面白いですね。
【まとめ】エスタークとデスピサロの関係は進化の秘法…かも
ここまでをまとめるとこうなります。
ドラクエ4本編を遊べばエスタークの姿は進化の秘法を使った時の姿ということが分かるはず。
それが絶対起こるものなのか、そうじゃないのかはエビルプリーストを見るに微妙な所だなという感じでした。
ドラクエ内でも最強の呼び声高いエスタークなのでいつかその辺りの秘密が明かされるといいですね~