PS5の〇×決定ボタン変更したいんだけど…
PS5ってPS4以前と違って決定ボタンの配置が逆なんですよね。
今までの操作に慣れていた人はかなり混乱してるんじゃないでしょうか。
慣れないな…となった時できると嬉しいのがその配置の変更!
今回はそんな○×ボタンの配置変更の方法を解説していきます。
本体側の設定はもちろん、ゲームごとにこの設定を変える方法もまとめました。
なぜPS5から突然配置が換わったのか疑問に思ってる人はぜひ見ていってください!
PS5の決定ボタン変更方法ガイド

ボタン配置全般の設定
まずPS5では、DualSenseワイヤレスコントローラーのボタン配置を本体側設定で自由に変更することが可能です。
この設定は主にアクセシビリティ機能の一環として提供されておりホーム画面から、
「設定」>「アクセシビリティ」>「コントローラー」>「ボタン割り当て」
に進むことで設定できます。

この画面で一番上のボタン割り当てを変更を選択。

次に一番上の「有効にする」のタブを選んで変更できるようにしましょう。
そうすると念願のボタン配置変更画面が出てきます。

ここでは全てのボタンをカスタマイズできるため、自分のプレイスタイルに合った配置を選択可能。
LRスティック押し込みなどの使いにくいボタンを押しやすい配置に変えるとプレイがはかどります。
FPSや格ゲーなど快適性が重要なゲームだとこの配置変更で一気にライバルに差をつけられます。
また、一度設定したボタン配置は、別の設定に変更するまで維持されるため、頻繁に操作を変更しなくても快適にゲームプレイできますよ。
〇ボタンで決定にする方法
そしてこの中で決定ボタンとなる×を〇ボタンに変更することも可能。
×ボタン(〇ボタン)を選択して決定するとずらーっと置き換えできるボタンが出てきます。

ここで×ボタンを〇に、〇ボタンを×にすることで〇ボタンを決定ボタンとする設定が可能に。
いわゆる任天堂とか昔のPSのゲームと同じ配置ですね。
この設定を利用すれば、従来のPS4操作に馴染みがある方でも、PS5を使いやすくカスタマイズできます。
ゲームごとに設定する方法
PS5では、本体ではなく特定のゲーム内でボタンの操作を変更できるタイトルがあります。
多くのゲームではオプション画面や設定メニューに「コントローラー設定」や「ボタンカスタマイズ」が用意されています。
例としてロマンシングサガ2リメイクを挙げると、まずオプションを選択。

大体トップページやスタートから開けるメニューの中にあります。
ここで「ワイヤレスコントローラー操作を」選択。

そこでボタン配置の変更ができます。

この決定を〇ボタンに変えればよくあるお馴染み設定に変えられるということ。
このゲーム内では全て○×が逆になり、別のゲームには反映されません。
このゲームだけは○×逆にしたいんだよな…
という場合に重宝する設定方法になります。
PS5本体での設定は反映される?
ここで少し疑問なのがすでにPS5の本体設定で○×逆に設定していた場合はどうなるのかということ。
これはゲーム内のデフォ設定で○×逆になっており、オプションで変更すればさらに逆になるという形になってます。
こんな感じ。
ただややこしいのがオプションで〇ボタンがキャンセルとなってるのに実際は決定ボタンになってるということ。
本体であらかじめ設定している変更が表示上は反映されてないのでちょっと混乱するわけです。
なのでベースを〇ボタン決定にしたくて、このゲームだけ逆にしたい場合などは注意してください。
FF14で設定を変える方法
PS5版『FF14』でも、ゲーム内の「システムコンフィグ」でボタン設定を変更可能です。
手順は以下の通り。
これにより、PS4版の操作感を再現でき、スムーズにゲームを進行できます。
今の操作に慣れなくてPS5本体側の設定をいじりたくない人はやってみてください。
ゲーム内で配置を変えられない場合
ただし一部のゲームでは、ゲーム内でボタンのカスタマイズができないものがあります。
上で紹介したロマサガ2も○×の設定変更はできますがそれ以外はできないんですよ。

〇ボタン⇔×ボタンはできるんですが〇ボタンをRとかLとかに設定することはできないということ。
下の割り当て可能には×〇しかありませんよね。
完全不可じゃなくても一部の制限がかかってるゲームは意外と多いです。
この場合は最初に説明したようにPS5本体の設定でボタンの配置を変更するしか方法がありません。
この設定はPS5全体に適用されるため、別のゲームをプレイする際に不便が生じることもあります。
特にPS4の古いソフトではボタン変更機能に対応していないものも多いため、プレイ時には注意が必要です。
PS4ソフトをPS5で遊ぶ場合はどうなる?
PS5でPS4のゲームを遊ぶ場合、基本的にゲームのボタン設定はPS4時代の仕様がそのまま適用されます。
つまりゲーム側が決定ボタンを〇に設定している場合、そのまま〇ボタンが決定として動作します。
ただし、PS5本体の設定で〇ボタンと×ボタンを入れ替えると、PS5の基本画面だけでなくPS4ゲーム内でも入れ替えが反映されます。
その結果、操作に違和感が出る可能性があるため、ゲームごとに設定を確認しておくと良いでしょう。
なお、一部のPS4ソフトはPS5の仕様に合わせて自動的に×ボタンが決定になるものもありますが、古いゲームでは非対応のケースも多い点に注意してください。
この一部のソフトの切り替えポイントはPS5の発売後にリリースされたPS4ゲーム。
PlayStation 5発売日:2020年11月12日
なので20年11月以降のPS4ゲームはPS5仕様になってる可能性があります。
有名ソフトとしてはこのあたりでしょうか。
目当てのソフトがある人はその発売日を確認しておくと設定がはかどります。
PS5の決定ボタンが変更された理由?

そもそもなぜPS4時代にずっと同じだった決定ボタンをPS5では変更したんでしょうか。
それには色々と深い理由があったのです。
なぜ変えられたのか
PS5の「決定ボタンが×、キャンセルボタンが○」に変更された理由は公式には明かされていません。
ただその背景には、グローバル化の影響が大きく関わってることが大方の予想。
これまで日本では「○が決定、×がキャンセル」という配置が標準でしたが、欧米では逆に「×が決定、○がキャンセル」が一般的でした。
海外ではかなり前から、「十字配置の下ボタン(Bもしくは×)」が「決定ボタン」で、「十字配置の右ボタン(Aもしくは○)」が「キャンセルボタン」でした。
https://magmix.jp/post/114856
この違いの理由は文化的な解釈の違いにあります。
日本では「○」は正しい、了解、OKというポジティブな意味を持ちますが、欧米では「×」がチェックマークのように「正しい」と認識されることがあります。
PS5では、XboxやPCゲームが広く普及する欧米市場に合わせる形で「×を決定」とする仕様に統一されました。
ソニーの海外を重視した動きはPS5の値段にも現れており、海外は据え置きなのに対し国内はかなり値上がりをしています。
これは今まで優遇されてた日本の価格を取っ払ったからなんですね。
さらに、ゲーム開発の効率化も理由の一つです。
ゲーム開発者は各地域で異なるボタン配置に対応する必要がありましたが、これを統一することでコストが削減。
あわせてユーザーインターフェースの一貫性が向上すると考えられています。
特に、欧米市場のゲームが増える中でこの対応は自然な流れだったといえます。
PS4、PS5、Xbox、PC、これらで同時発売するゲームが多い中、ボタン設定の統一は理にかなっていたわけですね。
慣れない…けどそのまま頑張るべき?
正直な所、設定変更するより慣れた方が早いと思います。
これは僕自身、スイッチとPS5を行ったり来たりして感じたことが理由。
実際「×が決定」という新しい仕様に戸惑うユーザーは少なくありません。
特に、日本では長年「○が決定」という文化が定着していたため、スイッチやPS4など他のゲーム機との操作感覚の違いに混乱する人が多いようです。
ただ同時に、実際に使い続けると慣れるケースがほとんどです。
多くのユーザーが「数日間のプレイで違和感が薄れてきた」と語っており、新しい仕様に順応しているようです。
僕も最初は混乱しましたが1週間もたたないうちに直感でプレイできるようになります。
アクション系やオンライン繋いでの対戦だと混乱する可能性が高いのでまずはRPG系がオススメ。
さらに買うゲームもスイッチとPS5の同時発売であればどちらかに寄せるべきです。

ボタン配置を覚え直さなくてもいいので混乱を避けることができます。
グラやできることは基本PS5の方が多いので、両方持ってるならPS5に集めていきたい所。
スイッチの携帯モードを絶対使うというならスイッチに集めていった方が混乱を防げますよ。
アップデートでデフォ設定になる可能性
「決定ボタンを○に戻せるようにする公式アップデートが来るのでは?」という声もありますが、その可能性は低いと考えられます。
SIEはPS5の「×決定」をグローバル標準として明確に位置付けており、この方針を覆す動きは今のところ見られません。
メインゲーム機のベース設定を今までと逆にしたことからその覚悟が分かるでしょう。
また、上で触れたボタン配置をユーザーがカスタマイズできる「アクセシビリティ機能」がすでに提供されているのも大きな根拠。
「標準設定を変更する公式対応がなくても対応可能」というのがSIEの立場です。
もしもアップデートがあるとすれば、ボタン割り当て機能のさらなる細分化やカスタマイズ性の向上が考えられますが、デフォルト設定が変更される可能性は極めて低いでしょう。
PSボタン配置への海外の反応
PS5の「×が決定、○がキャンセル」という変更に対する海外の反応は賛否両論です。
欧米では「×が決定」という仕様が一般的であるため、多くのユーザーにとって自然な流れでした。
一方で、「○が決定」の方が直感的でわかりやすいと感じる人も少なくありません。
肯定的な意見:
- 「×を決定にするのは当然。XboxやPCのボタン配置と一致するから便利だ。」
- 「グローバル標準に合わせるべき。ゲーム開発の混乱が減るのは良いことだ。」
否定的な意見:
- 「○がOK、×がキャンセルという日本式の方が直感的。変更は混乱を招くだけだ。」
- 「XboxやSwitchなどの他のゲーム機との操作感覚が違いすぎて困る。」
また、一部では「ユーザーがボタンマッピングを自由に設定できるようにすれば良い」という意見も多く見られます。この点に関しては、PS5がすでにアクセシビリティ設定で対応していることを知らないユーザーもいるようです。
全体としては、ボタン配置の変更は「グローバル基準への進化」として歓迎する声が多い一方で、長年の慣習を変えることに対する抵抗も根強いことが伺えます。