「マザーってスイッチで出ないの?」
マザー最後のシリーズである3が発売されてからもう20年近く…
噂はたまに出るけど新作発売の気配は一切ありません。
僕としても青春真っただ中のゲーム、ということで続編の可能性を考察してみました。
この辺りがポイント。
正直出て欲しいですがシンプルなマザー4という形は難しそうです…
マザー新作の可能性が低い理由3つ
ということでマザー新作の可能性は低いと推測しています。
その理由がこの3つ。
結構発売までの障壁が大きいんですよね。
ただもしこの辺りがクリアできればあるいは…?という感じです。
1、糸井氏が何度も明言してる
まずマザーの生みの親でもある糸井重里氏が続編を作らないと明言しています。
これは過去の発言を調べると色々出てきます。
でね、もちろん僕は言ったんだよ。「いや、キミも知ってるように『MOTHER4』は出ないよ」って。そしたら、「糸井さんがいまの言葉として改めて“出ない”って言うだけでもファンはうれしいです」って言うからさ。
https://brutus.jp/itoi_iwata/?heading=1
古くは2006年、最新では2021年でマザー4は出さないという発言をしっかりしています。
マザーシリーズはそのすべてのデザインを糸井氏が監修して考えています。
なのでこの人無くしては新作は出しようがないんですね…
ちなみに作る気がない理由は、
ということを語っています。
ゲームを作るにあたって考えてたアイデアややりたいことが尽きた感じでしょうか。
一貫して明言してる以上作られる可能性は低そうです。
2、任天堂が積極的じゃない
そして発売元である任天堂もそこまで積極的じゃないということも。
これは任天堂が抱える人気IPが多すぎるからです。
マリオをはじめとしてゼルダ、ぶつ森、カービィ、スプラトゥーン…
セカンドパーティを含めるとポケモンやゼノブレイドなんかも入ってきます。
こういった現在進行形で売れてるシリーズの制作で手いっぱいという話。
そしてマザーに対しての本気度が分かるのが任天堂の経営説明方針会。
https://www.nintendo.co.jp/ir/pdf/2022/221109.pdf
これからのゲーム展開は任天堂のIP、ゲームのシリーズを大事にしていくという話でした。
ここにマザーの姿が…ない!
他社開発のゼノブレ、ポケモンがあるのにマザーがないという現実。
これを見ると任天堂はマザーを生かしていくIPの第一線にはいないということ。
続編を作るとしても優先度としては低いということなんですね。
3、シリーズ売上が低い
さらに実はシリーズ売上が低いということも大きな要因です。
マザーって一番有名な2ですら50万本に届いてないんですよ。
ゲームが売れなくなった今の時代なら結構な数字ですが当時はスーファミ全盛期。
この時代にハーフミリオンすら行かないのはそこまで爆発的に売れたとは言えません。
売れてないということはファンが少ないということ、つまり新作も売れにくいことが想定されます。
ただでさえ20年経過してるシリーズなので売り上げが未知数なんですね。
そんな不確定要素の多いゲームを出すよりも今売れてるシリーズの続編を作った方が手堅く稼げます。
ということで少なめの売上によって製作の優先順位が低くなってしまってるわけです。
※続編の可能性を感じる動きも
ただ絶望的に見える現状ですが光がないわけじゃありません。
続編につながるような動きも一部見せてるんですよ。
もちろん明言したわけじゃありませんが可能性は感じるはずですよ!
マザー関係のグッズや展覧会
その一つがマザー関係のグッズ販売や展覧会。
今の時代でも新グッズが売られるということはまだ人気がある照明になるんです。
この2023年になってもかなり活発に動いてるんですよ。
しかもかなり大きなスペースを取って日本全国で開催しています。
任天堂主催じゃないのが残念なところですがこういった活発な動きは嬉しい所ですよね!
任天堂も数多くの移植を実施
ただ任天堂も何も手付かずということではありません。
マザーシリーズは幾度となく移植がされてるんですよ。
全てのシリーズで移植がされてます。
ここまで最新機種で遊べるようにしてくれるのはこのマザー人気を認めてるということじゃないでしょうか…?
人気があることが分かれば新作の開発ももしかしたら、ということが予測できます。
スタフォやF-zeroなど移植すらされないシリーズがある中でのこの待遇は実はかなり恵まれてるんですよね。
マザー4がでるならこうなる…かも
ということで可能性が決して零ではないマザー4。
なので今から本当に出すならこの形が一番あり得る、というものも考察してみました。
この辺り。
正統続編というよりはマザー3までの世界観を生かしたものの方が可能性高そうな感じします。
1、ゲームデザイナーを変える
まずメインのゲームデザイナーを変えるということ。
糸井氏のやる気がないなら変更すれば続編出せるんじゃ?という話。
ゲーム開発自体はハル研や任天堂などがやっているので氏のチームが離れてもそこまで痛手ではありません。
しかしここで気になるのがあの雰囲気を再現できるのか、という所。
でもすでに再現してる人達が結構いるんですよ。
有名なアンダーテール、LISA、あのポケモンだってそうです。
マザーライクなゲームはすでに一つのジャンルになっていてあの雰囲気を再現できる人が大勢います。
そういった人に開発を依頼すればマザーっぽいものは作れると考えました。
もちろん原作派からは批判はあるでしょうが続編を出すにはこの方法が一番手っ取り早いはず。
2、スピンオフを出す
他にはスピンオフを出すという方法。
スピンオフであれば糸井氏を通さずとも出せる可能性があるからです。
などなど。
別にRPG方式にこだわらずとも出す方法は色々あります。
パッケージではなくeショップ専用の1000円~1500円程度のソフトで出せばそこまでハードルは高くありません。
続編ではないんですがこういったゲームでマザーファンを増やし、次回作の種火として備えておく…
そういった布石としても使える手法になってます。
3、後日譚を出す
スピンオフと似たようなところで後日譚という方法もあります。
こちらも新作ほどの労力を必要としないのが理由です。
ネスがギーグを倒した後、クラウスとリュカが再開した後、ポーキーのその後。
色々ネタにできそうなところはありますよね。
これらであれば世界観が固まってるので新たに考えることが少なく、コスト削減になります。
でも糸井さんがいないとあのテキストがないわけで…
やっぱりここが一番の問題。
やっぱり別人物を据えることしか方法はなさそうです。
マザー4を作ってた人をスカウトする、なんて方法もありますが…
任天堂はそういうことはやらなさそうですしね。
【まとめ】マザーの新作はかなり厳しいけど方法はある
ここまでをまとめるとこうなります。
可能性は低め、ではありますがやっぱりファン心理的には期待しちゃいますよねー。
糸井氏の心変わりに期待してましたが正直その線も薄め…
僕としてはマザーでなくても彼のエッセンスが入ったゲームを何か遊んでみたいなという気持ちはあります。
昔はバス釣りなんかも出してました。
今はインディーズで安く作れるので少しでもやってみれば「やっぱ楽しいな!」となるかもしれませんしね!