ペルソナ5がつまらないって聞くけどマジ?
全世界でヒットをかまし現JRPGの一角との呼び声高いペルソナ5。
でもデメリットがないわけじゃないんですよ。
僕も全クリまで進めて「ここはちょっとな…」という点がいくつかありました。
おおむね面白かったんですがどういう所が低評価なのかなとふと気になったんですよ。
ということで今回はペルソナ5がつまらないと言われる理由についてまとめ!
この辺りがポイント。
ペルソナ5買って最後まで楽しめるか不安な人の参考になれば幸いです!
ペルソナ5がつまらない理由5つ
ということでペルソナ5がつまらないと言われている理由を5つ紹介。
世間で言われてるデメリット、マイナスの面はこれでほぼ網羅できてるはずです。
キャラの掛け合いが気持ち悪い
まず一つ目はキャラ同士の掛け合いが気持ち悪いというもの。
これは子供っぽい、幼稚な雰囲気がそう感じさせることが多いんです。
ペルソナ5のメインキャラは全員高校生でテンプレのような記号的要素を持ってます。
こんな感じで。
このキャラ同士の掛け合いがかなり頻繁に行われるんですよ。
カップリングと言えば聞こえはいいですがこれをこっぱずかしいと感じてしまうわけです。
恋愛描写、怒る時のセリフ、その態度、全部素直なんですよね。
この背中がむず痒くなるキャラたちが合わない⇒つまらないと感じてしまうということ。
結構辛辣な意見も…
同じゲームではテイルズやFFが掛け合い多めで似たような雰囲気。
アニメだとシュタインズゲートあたりでしょうか。
この辺りが合う合わないかで雰囲気を好きになれるか変わってきます。
ストーリーが幼稚
2つ目はストーリーが幼稚だということ。
これは勧善懲悪の流れがベースになっていることが主な理由です。
ペルソナ5は主人公たちが悪を裁く怪盗団になり、警察じゃ処理できない悪者を倒していく話。
これ自体が結構よくある話で深みがない、幼稚と感じる人がいます。
特にストーリー後半では悪者退治のために敵をほぼ廃人にしてしまうことへの問いかけもあります。
ただその問いかけへ明確な回答がないままエンディングを迎えちゃうんですね。
自分たちの功罪と向き合わないで予定調和で終わらせる感じが浅い、幼稚だということ。
この辺りに上で触れた掛け合いが合わないとストーリー全体がちゃっちく感じちゃうわけです。
常に日数制限がある
3つ目は常に日数制限がある点。
これはずーっとうっすら焦ってるからです。
ペルソナシリーズはカレンダー通りに1日ずつ進める形で進行していきます。
パワプロとかと同じ感じですね。
その1日を昼と夜の2回に分けて行動するわけです…が!
これが焦る!
やりたいことが次から次へと出てくるのでどれかを諦めないといけない仕様になってます。
なので完璧主義者の人、取り逃したアイテムなどが嫌いな人はこのシステムは合わないでしょう。
2週3週しようにもクリア時間が100時間を超えるので中々気軽に再挑戦もできません。
やりたいことをやりたいようにできない。
ここがペルソナ5のシステム面でつまらないなと感じてしまうポイントです。
できることが多すぎる
4つ目はできることが多すぎるという点。
これは何をしたらいいかわからないという迷いが生まれるからです。
上で触れたようにペルソナ5はカレンダーで行動回数が決まってるシステム。
の割にできることがかなり多いんですよ。
などなどここじゃ書ききれないくらいできることが多いんですよ。
どれを最優先で処理していったらわからないので迷う、選べない⇒つまらない。
という流れで感じてるのかなと予想。
オープンワールドなら時間制限がないんで回ろうと思えば回れるんですがペルソナ5だとそれが不可能。
勿体ない症候群なんて言葉がありますがあれと似たような感じでもあります。
オープンワールドが苦手という人もいるので「さあどうぞ!」と投げ出されるゲームが嫌いな人はつまらないと感じるでしょう。
雑魚敵が雑魚じゃない
5つ目は雑魚敵が全然雑魚じゃないという点。
これはダンジョンを進めるのに時間がかかるからです。
ペルソナ5は相手の弱点属性が決められていて、そこを突くことでダメージ増加や連続攻撃が可能になります。
火や雷などから打撃、斬撃など。
戦闘がこれを使いこなすこと前提のバランスになってるので結構時間かかるんですよ。
たとえ雑魚敵であってもボタン連打してるとマジで負けかねないくらい強いです。
なので雑魚戦に時間がかかってしまい中々ストーリーが進みません。
このストーリーを早く進めたいのにどうしても時間がかかってしまう点もつまらない要因の一つになっています。
ペルソナ5の面白い所4つ
ここまで結構ぼろくそに貶しましたが面白くないわけじゃありません。
僕自身もガッツリ120時間くらいかけてクリアしました。
ということでペルソナ5の面白い部分もあわせて紹介!
ここが「おっ!いいかも!」となればハマる可能性大です。
青春を味わえるストーリー
まず一つ目は青春を味わえるストーリーです。
これはペルソナ5の高校生活を舞台にした物語が理由ですね。
転校生として訪れる主人公、その中で仲間たちと出会って友情を深めて悪を倒していく…
テンプレのようなストーリーですがそれがいいとも言えるんですよ。
さらに高校生活がかなりリアルに再現されてる所も。
などなど。
試験の時は仲間で集って勉強したり、グループで学園祭回ったりと
こんなのやってたな~
こんな懐かしさを感じられるんですね。
特に今回は怪盗団という学生の裏でこっそりした活動がメインなので仲間との結託間もひとしお。
学生生活を味わった人はその追体験を。
そうじゃない人は楽しい思い出の再構築ができる点がとても好評なんです。
付き合う相手を自分で選べる
そして付き合う相手を自分で選べるという点も大きなポイント。
これは誰と仲良くなるかを自分で決められるからです。
ペルソナ5は戦闘メンバー含めて全部で22人のメインキャラがいます。
このキャラに会いに行くことでイベントが発生して仲が深まり、ペルソナが強化されていきます。
この仲良し度がランク10まであるんですが結構上げるの大変なんですよ。
こんな感じでかなり時間をかけて少しずつ仲を深めていくんです。
なのでその分めちゃくちゃ愛着がわくんですよ!
上っ面の付き合いから相手の闇の部分を発見。
それを一緒になって解決して本当の親友(恋人)になっていく…
これがストーリーを進めれば必ず訪れるイベントというわけじゃなく自分で選択するところがかなりツボなんですよ。
戦闘メンバーほったらかしで好みのキャラと仲良くなれたりこの自由度の高さが大きな魅力になっています。
戦略性のあるコマンドバトル
3つ目は戦略性のあるコマンドバトルです。
これは頭を使って連携を継続した時の気持ちよさが理由です。
上で触れたようにペルソナ5のバトルは一回一回が時間かかります。
ただその分ちゃんと適切に相手の弱点を突いて倒せるとすごく気持ちいいんですよ。
こんな感じで弱点を突くことで相手がダウン状態に。
そうすると一回行動回数が増えます。
そこでさらに弱点を突くともう一回メンバーの行動回数が増える、とずっと俺のターン状態ができるんですね。
これが気持ちいい!
SEの爽快感も相まって「上手く戦えてるな感」が出てきます。
一度弱点を突いた後の追加攻撃は攻撃するメンバーを選べるので、
まずはコイツで敵Aの弱点を突いて次はアイツで敵Bを…
と一旦時間を止めて考えて最適解を導き出せた時の快感はペルソナ5特有のモノでしょう。
遊戯王や囲碁みたいなボードゲームが好きな人はきっとハマる戦闘方法ですよ。
バリエーション豊富なペルソナ生成
そして4つ目はバリエーション豊富なペルソナ生成です。
これはDQMの配合的な感じで楽しめるからですね。
ペルソナ5はキャラとは別の使い魔のような存在、ペルソナを使役して戦います。
主人公だけは複数所持できるということで野生で出現したペルソナを捕まえて合体できるんですよ。
このバリエーションがかなり豊富で2体合体から6体合体まであります。
生まれてくるペルソナも合体元の特技を受け継いでくるなど色んな育成ゲームの要素を取り入れてます。
複数持ちできる利点を生かして、
こんな感じで役割分担してチームを組むことも。
こういうの考えてるのって楽しいんですよねぇ…
ポケモンやデジモンなど育成ゲーム好きな人は絶対ハマる要素になってますよ。
【まとめ】
ここまでをまとめるとこうなります。
つまらない意見があるのは事実ですがそれ以上に楽しんでる人がいるのも事実。
特に海外で人気で今やRPG全体の人気ランキングに入ってくるほどになりました。
ちなみにペルソナ5は通常版とロイヤルが存在。
ロイヤルの方が追加要素入った完全版なので買うならそちらにしてくださいね。