「ペルソナ5のRってなにがどう違うの?」
ペルソナ5をやろうと思って検索してみるとロイヤルというバージョン違いが。
「これは5の続編なのか…?」「まずは通常版買ってからの方がいいのか…?」
と、僕自身は5購入時に結構悩みました。
ということで今回はこのペルソナ5Rの違いについて解説!
この辺りがポイント。
ちゃんと理解してから買いたい!っていう人は参考にしてみてくださいね!
ペルソナ5通常版とロイヤルの違い6点
ということでペルソナ5の通常版とロイヤルの違いは主にこの5点。
総合的に見てみると通常版の完全上位互換といった感じです。
1、メインキャラクターが追加
まずはメインキャラクター2体の追加です。
それが芳澤かすみと丸喜拓人の二人。
![芳澤かすみと丸喜拓人](https://sukegames.blog/wp-content/uploads/2024/05/61NjfsU6xyL.jpg)
どちらも主人公に絡みがないモブではなくしっかりフルボイスついてるメインキャラクターです。
とくに注目したいのが芳澤かすみ。
ペルソナ5Rのパッケージにもいることからわかるようにストーリーにガッツリ絡んできます。
その登場の方法、主人公との絡みなどただ追加しただけじゃなくかなりうまーく伏線貼りながら近づいてくるので超面白いです。
通常版しかやったことない人はかなりビックリするでしょうね。
新たな恋人候補でもある
彼女はペルソナ5の最後の彼女候補なんですよ。
![芳澤との会話](https://sukegames.blog/wp-content/uploads/2024/05/20190606-93822-header-696x392-1.jpg)
ペルソナでは一緒に行動して仲良くなっていけば恋人にもなることができます。
この候補がすでに大量にいたんですが新たに彼女が仲間入りしたわけです。
それに加えて戦闘もできる、キャラも被ってないということで嬉しい追加用。
ちなみに彼女の父や丸喜周辺の人などサブキャラも地味に追加されてたりします。
2、追加シナリオがある
さらに上でも触れたような追加シナリオ。
これはかなりの部分が追加されてるんですよ。
一つ一つ挙げると正直きりないので大きく分けるとこの4つになります。
まず注目したいのが三学期のストーリー。
元々のペルソナ5は二学期まででエンディングだったんですが上の丸喜とのコープを深めれば三学期に突入するんです。
一応通常版にも三学期はあるっちゃあるんですが自由行動できないイベントのみの学期だったんですよ。
でもそれがロイヤルになって新たなダンジョンやボスなどが登場!
![ペルソナ5Rの三学期](https://sukegames.blog/wp-content/uploads/2024/05/aa263ec73ef5c68b3da2ef39862ce70e.jpg)
まさに追加シナリオという感じですね。
その影響もあって分岐のエンディングが増えるという追加要素もありました。
通常版:3種類、ロイヤル:5種類
単純に通常版からプラスして2種類増えた形なので単純に強化。
既プレイ勢であっても楽しめる内容になってます。
細かいイベント追加は多数
そしてこういった大きな追加ストーリーだけじゃない細かい追加もあるんですよ。
マジで挙げればキリがありません。
DLCを追加しただけじゃないかなりのこだわりがこの追加点から見て取れます。
3、大規模なギャラリーモードがある
三つ目はマイパレスと呼ばれるギャラリーモードの追加。
これは今まで冒険した場面やキャラを好きに飾れるモードですね。
![マイパレス中身](https://sukegames.blog/wp-content/uploads/2024/05/e4f3606e4b89a0d8bfddeefd62a7ad74.jpg)
こんな感じのだだっ広いスペースができていて、そこを好きなように飾ることができます。
飾るアイテムも冒険に由来するものなので「これ飾れるのかよw」というリアクションが出ること請け合い。
特に凄いのがこのアイテム配置によってキャラが実際に来て会話を繰り広げてくれるんです。
![マイパレスの明智](https://sukegames.blog/wp-content/uploads/2024/05/f2ab67e4aa37e4367dc6627a13b7d70e.jpg)
この会話もかなり凝っていて組み合わせによって無数の会話をしてくれます。
ストーリー上じゃほぼ絡みがないキャラ同士の会話もあるので結構ドキドキするお楽しみ要素になってます。
ペルソナではキャラの絡みが魅力的ですがそれをさらに補完する要素にもなってるわけです。
そんなマイパレスも通常版にはないロイヤル専用です。
4、パレス(ダンジョン)の大幅改変
そしてパレス、いわゆるダンジョンの改変もされています。
これはダンジョン内の構造やボスの行動パターンの変更です。
ペルソナ5はパレスというダンジョンを移動して敵ボスの元へたどり着くのが基本の冒険。
その中のマップ構造やシステムがロイヤルになるにあたって変えられてるんです。
要は遊びやすいように色々バランス調整されたということですね。
パレスは相手ボスの心の中を映したダンジョンということで攻略時に一番多くいる場所。
ここが色々改善されたのは初プレイにとってもありがたい所です。
またその先のボス戦も演出がよりキャラを引き立てるものになったりしてるのでかなり新鮮です。
相手の攻撃パターンも変わったりしてるので難易度が上がったとも言えますね。
5、バトルシステムの変更
五つ目はバトルシステムの変更です。
演出や攻撃方法がRになって追加されました。
主なポイントはこの辺り。
強敵、凶魔シャドウというのはシャドウという雑魚敵のこと。
![赤いオーラの強敵シャドウ](https://sukegames.blog/wp-content/uploads/2024/05/ed3d5e0d64675883f433ee5706967ed7.jpg)
これがダンジョン内に大量にいるんですが強敵凶魔と名が付くものは通常より強化されたシャドウになります。
これの影響で単純な作業ではなく下手したら返り討ちに合いかねない緊張感が増す結果に。
またShow timeと言われる協力技が8種類追加されました。
これ見るだけで結構楽しいんですよね…
キャラ同士が寸劇で掛け合いをしながら大ダメージを敵に与える技。
キャラと仲良くなるために何度も会いに行った末にゲットできる攻撃なんで達成感もすごいんです。
これが追加されてただでさえ多いキャラの関係性がより深まったと言えます。
バトンタッチとテクニカルのランク追加でバトルが爽快に
個人的にうれしかったのがバトンタッチとテクニカルのランク追加。
これは戦闘でダメージを増やすための工夫なんです。
![1チェイン時の画面](https://sukegames.blog/wp-content/uploads/2024/05/cd76d7086dadedfcafcd246d17a01e4f.jpg)
これを使うと演出が入ってかなり気持ちいいんですよね!
バトンタッチではランクが3つになったことで、
弱点つく⇒受け渡し⇒弱点つく⇒受け渡し…
という感じで受け渡しながらどんどんランクを上げてダメージ増強をできるんです。
そして最終的に大ダメージでとどめ…
めちゃくちゃ気持ちいい!
この快感があるので雑魚敵でも結構狙っちゃいます。
通常版でもシステム自体はあるもののここまでのダメージアップはないのでロイヤル特有の感覚ですね。
6、新ペルソナの追加
そして6つ目は新しいペルソナの追加。
主人公が従えて合体などができるペルソナの種類がRで増えてるんですよ。
例えばこのタムリン。
![ペルソナ5のタムリン](https://sukegames.blog/wp-content/uploads/2024/05/c137080434ad4dac31e368d14263a65f.jpg)
およそ34体のペルソナが新たに仲間にできるようになりました。
もちろんこれらの合体させることもできるのでさらに幅が広がりますね。
また通常版DLCにあったペルソナたちもまとめて入ってくるのでとってもお得。
![DLCペルソナ](https://sukegames.blog/wp-content/uploads/2024/05/6e96155d96e48812445b93f624cc357a.jpg)
ちなみにこれらのペルソナは尋常じゃなく強いので序盤に呼び出してしまうとバランスブレイカーになります…
やはりペルソナといえばポケモンにおけるポケモン、DQMにおけるモンスターなので多ければ多いほど嬉しいもの。
二週目プレイの人は追加ペルソナに絞って遊ぶのも面白そうですね。
またこのDLCペルソナをはじめと下40種類以上のDLCコンテンツが全てロイヤルには収録されております。
ペルソナ5ザ・ロイヤル(リマスター)の違いは?
ロイヤル版との違いはなんとなく分かったでしょうか。
ただペルソナ5にはロイヤル以外にも色んなバージョンがあるんですよ。
それがこれら。
別ゲーもありますがそれらは何がどう違うのかをここで一緒にまとめてみました。
リマスター版との違い
まずはリマスター版との違い。
これはロイヤルと通常版との違いと同じです。
ペルソナ5におけるリマスター版っていうのはロイヤルにしか存在しないんですよ。
この3種類。
リマスターというのはハードが変わるにあたって画面の調整をしただけなので内容に全く違いはありません。
なのでPS3しか持ってないという人はわざわざPS4とロイヤルリマスター版を買う必要はないということ。
ロイヤルと名前についてればリマスターかどうかはどっちでもいいということですね。
ハードごとの違い
次はハードごとの違いです。
これはハード性能によりグラフィックが若干変わっています。
ペルソナ5はPS3からPS5、スイッチからPC(スチーム)に至るまで色んなハードで販売中。
ストーリーなどの中身には全く違いはないですがそのグラフィック表現は少し変わってるんですよ。
分かりやすく比較した動画があったので紹介。
…正直素人目じゃ何がどう違うのか分かりません。
一応ハードのスペック的には、
PS5>PS4pro>PS4>スイッチ>PS3
といった感じでしょうか。
そもそもグラフィック重視のゲームでもないですし個人的にはそこまで重要視するポイントではないかなと思いました。
ペルソナ5 ダンシング・スターナイトとの違い
次はペルソナ5 ダンシング・スターナイトとの違い。
このP5D(略称)はペルソナ5を使ったリズムゲームになります。
要はスピンオフ的なゲームですね。
本編発売の2年後に出たゲームであり、ストーリーもエンディング後の話になってます。
なので本編後のキャラたちがどうなったのかを知れるゲームということでもありますね。
ロイヤルプレイ後に遊ぶのはアリですがまず最初にこれを買うとよくわからないことになるので注意。
ペルソナQ2 ニュー シネマ ラビリンスとの違い
次はペルソナQ2 ニュー シネマ ラビリンスとの違い。
このPQ2(略称)はペルソナ間のクロスオーバー探索RPGです。
時系列としてはまだ本編の途中。
事件解決の為動いてる最中謎時空に紛れ込んでしまい、ペルソナ3、4のキャラと出会うというもの。
本来出会うはずないキャラと一緒に冒険するスパロボ的な立ち位置ですね。
ということで本編とも特に繋がりがないifの世界の話です。
キャラもちっこくて可愛いらしいんですがプレイしないと本編に穴ができる、というものではありません。
ペルソナ5 スクランブル ザ ファントム ストライカーズとの違い
次はペルソナ5 スクランブル ザ ファントム ストライカーズとの違い。
このP5S(略称)はペルソナ5のアクションRPGになります。
時系列としてはペルソナ5のエンディングを迎えた半年後。
心の怪盗団の面々が集まり新たな事件解決のために奔走していく物語です。
アクションRPGということで別ゲーっぽい雰囲気ありますがキャラのモデル、UIの感じそのままなのでめちゃくちゃ既視感あります。
本編クリア後すぐの話なのでほとんどペルソナ5.5といった感じですね。
ロイヤルの要素は入ってない
このP5Sでポイントなのはロイヤルの要素は入ってないということ。
通常版の続きとして作られてるので上で触れた芳澤などのキャラは一切出現しません。
まあこれはP5Sが2020年発売、ロイヤルが2022年発売ということを考えると仕方ないですけどね。
ロイヤル要素が入ってないと言われたからと言って通常版を買う必要はないのでそこは安心してください!
ペルソナ5タクティカとの違い
次はペルソナ5タクティカとの違い。
このP5T(略称)はSRPG版ペルソナ5といった感じ。
FEとかと同じようなシステムですね。
時系列としてはエンディング直前の切羽詰まった時期。
このゲームのエンディングから上で紹介したP5Sへと続く流れになっています。
ということで本編とスピンオフの時系列を並べてみるとこんな感じ。
![ペルソナ5時系列](https://sukegames.blog/wp-content/uploads/2024/05/82512a80032d8d4c0967ed6233eafbe3.jpg)
とりあえずロイヤルをやってその次は気になるものをプレイしていく感じですね。
【まとめ】ペルソナ5通常版とロイヤルの違い6点まとめ!今買うならこっち
ここまでをまとめるとこうなります。
今買うなら断然ロイヤルということですね!
ハードもスイッチからPCまでなんでもあるのでプレイできないということはまずないでしょう。
ちなみに僕はスイッチでクリアしましたが特に劣化してる所は分かりませんでした。
価格も大差ないので持ってるハードで買うのが一番いいですね。