「アドバンスってSPと普通のやつどう違うの?」
ゲームボーイアドバンスって色々種類あるんですよね。
GBA、GBASP、そしてミクロ…
これらのアドバンス世代のハードってそれぞれの違いがちょっと曖昧なんです。
ということで今回はこれら各種GBAの違いをまとめてみました!
ポイントはこんなところ。
今から実機でアドバンス遊ぼうかなっていう人の参考にもなれば幸いです!
歴代GBAの特徴・メリットまとめ
ということで歴代GBAの違いをざっとまとめ。
同世代のハードではあるんですが比較してみると結構異なるポイントあるんですよね。
GBA:独特の形、クリア多め
本体サイズ | 縦82mm×横144.5mm×厚さ24.5mm |
重さ | 約140g(電池ナシ) |
画面サイズ | 2.9インチ |
ピクセル数 | 240×160 |
対応ハード | GB、GBC、GBA |
バッテリー | 単三電池2本 |
ライト | なし |
まずは初代となるアドバンス。
この横長のボディと新たについたLRボタンが当時のキッズとしては衝撃でしたねぇ…
これ以降は折り畳みだったりミニサイズだったりで形が大きく変わっています。
このビジュアルが好きという人は敢えて初代を買うというのも手。
ただ、
この辺りが初代GBAのデメリットとしてあるのは注意。
色々粗削りな部分はありますがそれでも魅力のあるモデルになってますね。
GBASP:折り畳み&フロントライト
本体サイズ | 縦84.6mm×横82mm×厚さ24.3mm |
重さ | 約143g |
画面サイズ | 2.9インチ |
ピクセル数 | 240×160 |
対応ハード | GB、GBC、GBA |
バッテリー | リチウムイオン充電池 |
ライト | フロントライト |
次はゲームボーイアドバンスSP。
こちらはまず折り畳み機能が目を引きますね。
DSと同じようにパタッと閉じることができるので画面を傷つけずに収納、持ち運びが可能。
なんか画面自体も小さくなった感覚があるんですが実は初代GBAと全く同じ。
これはちょっと意外でした。
そして大きな変化としては画面にフロントライトが付いてプレイ中に明るく光るようになりました。
これのおかげで夜や暗い場所でもかなり快適にプレイできるように。
バッテリーが充電式に
快適性で言えばバッテリーがとうとう電池から充電池に変更。
初代GBから今まではずーっと電池を買ってはめ込んで遊んでたんですよね。
この電池代が本当バカにならなくて…
一応初代GBAでもコンセントから充電できる周辺機器は売ってたんですがなかなか手に入らず。
なので標準で装備されてるGBASPは本体価格以上にお得なモデルだったんですね。
海外版GBASP:バックライトで画面綺麗に
本体サイズ | 縦84.6mm×横82mm×厚さ24.3mm |
重さ | 約143g |
画面サイズ | 2.9インチ |
ピクセル数 | 240×160 |
対応ハード | GB、GBC、GBA |
バッテリー | リチウムイオン充電池 |
ライト | バックライト |
次もGBASPですがこちらは海外版。
北米版とも言いますがこちらは日本のGBASPとちょっと仕様が変わってます。
変更点は画面ですね。
backlit screen!と箱に書いてあるようにフロントライトだったのがバックライトに。
http://rockn69.blog54.fc2.com/blog-entry-541.html
右が海外版、左が日本版。
こうやってみるとかなり見やすくなってるのが分かりますね!
明るさ自体はDSよりも強いということで一見日本版の完全上位互換!…に思えるんですが。
※画面のチラつきが激しいらしい
その代償?なのか画面のチラつきが結構激しい模様。
しかし、ディスプレイのリフレッシュレートが低く、ややちらつきが気になることと液晶の発色が濃い目で派手目のセッティングになっていると言われている。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B2%E3%83%BC%E3%83%A0%E3%83%9C%E3%83%BC%E3%82%A4%E3%82%A2%E3%83%89%E3%83%90%E3%83%B3%E3%82%B9SP#%E6%B5%B7%E5%A4%96%E7%89%88
こちらは海外版のwikipedia。
特に動きの激しいアクション系だとこれが目立つようです。
これは画面のリフレッシュレートが低いから、というものらしくまあ要はあんまりリフレッシュしてくれないからだそう。(適当)
なのでこっちを選ぶ場合はRPGなど落ち着いたゲームをやる場合にしたいところですね。
ちなみにゲーム自体は日本のモノがそのまま使えるので安心。
GBミクロ:バックライトかつコンパクトに
本体サイズ | 縦50.0mm×横101.0mm×厚さ17.2mm |
重さ | 約80g |
画面サイズ | 2.0インチ |
ピクセル数 | 240×160 |
対応ハード | GBA |
バッテリー | リチウムイオン充電池 |
ライト | バックライト |
次はゲームボーイミクロ。
名前の通り通常サイズよりコンパクトなミニサイズになっています。
GBA | GBASP | GBミクロ | |
---|---|---|---|
本体サイズ | 縦82mm 横144.5mm 厚さ24.5mm | 縦84.6mm 横82mm 厚さ24.3mm | 縦50.0mm 横101.0mm 厚さ17.2mm |
重さ | 約140g+電池 | 約143g | 約80g |
画面サイズ | 2.9インチ | 2.9インチ | 2.0インチ |
全体のサイズはもちろん重さもかなり軽くなってますね。
ただその分画面のサイズも小さくなってるのでそこは注意。
そしてライトがバックライトに変更!
これのおかげでDSなどと同じように光るようになったのでかなり見やすくなりました。
性能をアップしてコンパクトにしたモデルという感じですね。
※GB、GBCソフトはプレイ不可
ただ大きな劣化ポイントも存在。
ゲームボーイ、ゲームボーイカラーのソフトは一切遊べなくなってます。
公式でも表記。
ミクロはアドバンスしか遊べないということですね。
この二世代プレイできるところが好きという人はミクロは要注意です。
それぞれの異なるポイント4点比較
3モデル+海外版1モデルの4モデル紹介してきました。
それぞれのメリット、デメリットを横ならべでも比較!
それがこの4つ。
ここの違いを抑えておけば購入する時の失敗はまずないはず。
1、プレイできるソフトの種類
まずはプレイできるソフトの種類。
これはGBミクロだけ明確に違います。
GBA | GBASP(海外版含む) | GBミクロ | |
---|---|---|---|
GB | 〇 | 〇 | × |
GBC | 〇 | 〇 | × |
GBA | 〇 | 〇 | 〇 |
上でも触れたようにGB、GBCのゲームは一切プレイできません。
海外版でもできるのにGBミクロは日本製でも遊べないという…
これ結構勘違いしがちなのでマジで注意。
また傾き検知のあるコロコロカービィはGBASP、ミクロだと操作が逆になっちゃいます。
プレイできなくはないですがかなり難しくなるので実質不可能と見てもいいかも。
ヨッシーの万有引力以降は傾き方向の設定が可能なので大丈夫ですがコロコロカービィマニアは気を付けてください。
2、使える周辺機器の種類
次は使える周辺機器の種類。
それぞれ一部対応してない周辺機器があるんですよ。
GBA | GBASP(海外版含む) | GBミクロ | |
---|---|---|---|
カードeリーダー | 〇 | 〇 | × |
通信ケーブル | 〇 | 〇 | △ |
ミクロ通信ケーブル | × | × | 〇 |
ワイヤレスアダプタ | 〇 | 〇 | × |
ミクロ用ワイヤレスアダプタ | × | × | 〇 |
GBAケーブル | 〇 | 〇 | × |
カードeリーダーはどうぶつの森とかで使えるカード読み取り機ですね。
これが使えないということで100%楽しめなくソフトも出てきます。
また通信に必須な通信ケーブルも使える種類が違います。
ミクロは通信ケーブルもワイヤレスアダプタも専用のモノじゃないと使えないので注意です。
一応変換アダプタ使えば可能ですがちょっと面倒くさい…
他にはGCと接続するGBAケーブルもミクロだけは不可能。
FFCCとかこれを使ったマルチプレイがあるゲームは結構あるのでそこも気を付けてください。
GBAで何をするかによって選ぶモデルが変わってきそうですね。
3、画面サイズ
次は画面のサイズ。
GBA | GBASP(海外版含む) | GBミクロ | |
---|---|---|---|
本体サイズ | 縦82mm 横144.5mm 厚さ24.5mm | 縦84.6mm 横82mm 厚さ24.3mm | 縦50.0mm 横101.0mm 厚さ17.2mm |
重さ | 約140g+電池 | 約143g | 約80g |
画面サイズ | 2.9インチ | 2.9インチ | 2.0インチ |
これは上で触れたようにミクロだけ小さめになってます。
画面が小さくなってもピクセル数、解像度は変わってないので鮮明さは同じです。
むしろ画面が小さくなった分ギュッと詰まって見えるのできれいに映るかも。
画面サイズを重視する人は気をつけたいポイントです。
4、ライトの仕様
次はライトの仕様。
GBA | GBASP | 海外版GBASP | GBミクロ | |
---|---|---|---|---|
フロントライト | × | 〇 | × | × |
バックライト | × | × | 〇 | 〇 |
これはGBASPはフロントライト、海外版SPとミクロだけバックライトになっています。
初代GBAは何もついてないGB以前と同じ状態ですね。
フロントライトとバックライトの違いもかなり大きく、特に暗い場所で飲みやすさに影響が出てきます。
今からGBA買う人は実機で遊びたいと思うのでこのライト選びはできるだけ慎重になりたい所。
ミクロは色んな劣化面があるので海外版SPがベストっぽいですが入手難易度がね…
【まとめ】歴代GBAの大きな違いはライトや画面サイズ!
GBA | GBASP | 海外版GBASP | GBミクロ | |
---|---|---|---|---|
本体サイズ | 縦82mm 横144.5mm 厚さ24.5mm | 縦84.6mm 横82mm 厚さ24.3mm | 縦84.6mm 横82mm 厚さ24.3mm | 縦50.0mm 横101.0mm 厚さ17.2mm |
重さ | 約140g+電池 | 約143g | 約143g | 約80g |
画面サイズ | 2.9インチ | 2.9インチ | 2.9インチ | 2.0インチ |
対応ソフト | GB、GBA | GB、GBA | GB、GBA | GBA |
フロントライト | × | 〇 | × | × |
バックライト | × | × | 〇 | 〇 |
ここまでをまとめるとこうなります。
今から本格的に使う予定で買うならGBASPですかねぇ。
最近だとライトをバックライトに改造してくれるサービスもやってるんでそれ目当てで初代を買うのもアリかも。
ただ去年ごろからこの世代の本体、ソフトともにめちゃくちゃ値上がりしてます。
ここから下がるのを待つか、それともこれ以上高騰する前に買うか…
なんか株みたいになってますが僕は早めにゲットしておきたい派です!