WiiとWiiUの違いはこの4つ！ネット以外の魅力まとめ

「WiiとWiiUって結局何がどう違うの？」

最近3DSとともにネット対応が終了したWiiU。

発売日に購入した身としては寂しいものがありました…

ということで引っ張り出して遊んでたんですが名前の通り結構似てる部分があるハードなんですよ。

「そういや何が違うんだろ…」と気になったので改めて両者の違いをまとめてみました！

大きな違いはこの辺り。

今から中古を買うという人の参考にもなれば幸いです！

WiiとWiiUの違い4つ

ということでWiiとWiiUの違いは大きく分けてこの4つ。

なんとなくわかってたポイントも予想外なポイントもあったんじゃないでしょうか。

ちなみに2024年4月でWiiUのネット対応機能は全て終了。

ということで今回は使えないネット関連の機能は全て省いて比較しています。

1、できるゲームの種類

まずは遊べるゲームの種類、数です。

これはWiiとWiiUで対応してるゲームが違うからですね。

合計の数をまとめるとこう。

WiiではWii、そしてゲームキューブが対応しています。

WiiUではWii、WiiUが対応していてゲームキューブは非対応。

ゲームキューブはGBAのゲームもプレイできる周辺機器があるんですがその機能はWiiに受け継がれていません。

	Wii	WiiU
GCゲーム	〇	×
Wiiゲーム	〇	〇
WiiUゲーム	×	〇

どちら一方で完全にカバーできるわけじゃないのでGC、Wii、WiiUを遊ぼうと思うと少なくとも二台は必要なんですね。

2、バーチャルコンソール対応ゲームの種類

そして遊べるゲーム関係でバーチャルコンソール対応の種類も。

これはWiiUでしか対応してなかったハードがあるからなんです。

各ハードの対応VCをまとめるとこんな感じ。

どちらもVC対応ではありますが全くすべてのソフトが同じってわけじゃないんです。

「でもVCってダウンロードだからもう意味ないんじゃない？」

と思ったかもしれませんが実は関係なくはありません。

中古で本体を買う場合はこのVCでダウンロードしたゲームも一緒についてくる場合があるんですよ。

こんな感じで出品時の説明文にDL済みのソフトが書かれてることも多いです。

なのでどうしても手に入れたいVCソフトがある場合はそれを狙い撃ちすることも可能。

GBA、DSで気になるゲームがある人はWiiUの中からDLされてる機体を選ぶと遊ぶことができますよ。

Wiiウェア対応ソフトも

そしてDLゲームという点ではWiiウェアのソフトも。

WiiウェアはWiiで配信されていたDL専用ゲームの総称。

一つ500円～で買えてVCと違ってオリジナルタイトルが作られてたんですよ。

ここで配信されて以降どこにも移植されてないゲームが多数あるので中古を買う際はココも一考するポイント。

大体200タイトルほどあるので当時としても結構すごい規模だったんです。

3、使えるコントローラー

3つ目は使えるコントローラーです。

実はWiiとWiiUじゃ使えるコントローラーの種類がちょっと違うんですよ。

	Wii	WiiU
Wiiリモコン	〇	〇
ヌンチャク	〇	〇
WiiUゲームパッド	×	〇
クラシックコントローラー	〇	〇
クラシックコントローラーPro	〇	〇
WiiUプロコン	×	〇
GCコントローラー	〇	△

それぞれをまとめるとこんな感じ。

WiiUについてくるゲームパッドはWiiでは使えません。

一方、WiiのリモコンやヌンチャクはWiiUで使うことができます。

なのでゼルダトワプリなどリモコンとヌンチャクでのプレイが必須のゲームもWiiUで問題なく遊べるということ。

コントローラーに関してはWiiの要素をWiiUがガバっと取り込んでる感じですね。

GCコントローラーは周辺機器が必要

上の表では三角になってるWiiUのGCコン対応。

これは周辺機器を使うことで接続できるようになります。

その名も「GCコントローラー接続タップ」

WiiUだけだと接続できないんですがこれを使うことで対応してるゲームは遊べるようになります。

元はスマブラの為のアイテムだったんですが他にも色んなゲームで使えますね。

ということでコントローラーに関してはWiiUの完勝という感じでした。

4、解像度の違い(HDMI対応)

4つ目は画面の解像度の違いです。

これはWiiが480pまで、WiiUが1080pにまで対応しています。

解像度というのは画面に表示されるピクセルの数のこと。

例えばWiiの480pというのは横720×縦480のピクセル数で描画されています。

http://tkzwmnr.blog101.fc2.com/blog-entry-154.html

いわゆるSD画質というやつ。

これがWiiUだと1920×1080のピクセル数になっておりかなりピクセルの数が増えてます。

要はHD画質になり画面がかなりきれいで細かくなったということですね。

合わせて接続できるケーブルもWiiUだとHDMIに。

	Wii	WiiU
コンポジット	〇	〇
コンポーネント	〇	〇
S端子	〇	〇
D端子	〇	〇
HDMI	×	〇

Wiiだと最大でもD端子なのでかなりのパワーアップです。

※WiiのゲームがHD化するわけじゃない

WiiUでもWiiのゲームが遊べるのでこの環境を使うことができます。

ただWiiがいきなり超絶綺麗になる、ってことはないんですよ。

もちろん赤白黄のコンポジットよりかは綺麗になりますがWiiUレベルになるわけじゃありません。

WiiをHDMI変換するアダプタとか売ってますがあれと同じことをやってる感じですね。

節約できるWiiとWiiUの互換性まとめ

それぞれの違いが分かったところで互換性についてもまとめ。

この二機種って名前が似てるように被ってる部分も多いんですよ。

それがこの3つ。

どちらか一方持ってる人は中古で買う場合フルセットの本体を買う必要がなくなるかもしれません。

両方使えるものを使えば節約できますからね！

1、センサーバー

まず一つ目はセンサーバー。

これはWiiのセンサーバーをWiiUでもそのまま使えるからです。

WiiuもWiiのゲームが遊べるということで背面にセンサーバー接続の端子が付いてるんですよ。

なのでWiiで付いてたモノがそのまま使えます。

WiiUは新品であってもセンサーバーが付属しないのですでに持ってる人は節約できますね。

※ゲームパッド内臓のセンサーバーでは無理

ちなみにWiiUゲームパッドにはセンサーバー機能が内蔵されてるんですよ。

「これがあればセンサーバー要らないじゃん！」

と思いがちですがそれは不可能。

【Wii U】センサーバーを持っていないのですが、Wii U GamePadについているセンサーバーで代用することはできますか？

代用することはできません。GamePadのセンサーバーは対応ソフトでのみ使用いただけます。

https://support-jp.nintendo.com/app/answers/detail/a_id/32482

公式でもしっかり否定。

このセンサーバー機能はゲームパッドでWiiのソフトを遊べるようにするためなんですよね。

なのでゲームパッドを手で持つ場合はその信号するための受信機がなくなっちゃうということ。

勘違いしがちなんですが絶対にセンサーバーは必要だということは覚えておいてください。

2、コントローラー

二つ目はコントローラー。

これは上で触れたようにWiiのコントローラーは全てWiiUで使えるからですね。

	Wii	WiiU
Wiiリモコン	〇	〇
ヌンチャク	〇	〇
WiiUゲームパッド	×	〇
クラシックコントローラー	〇	〇
クラシックコントローラーPro	〇	〇
WiiUプロコン	×	〇
GCコントローラー	〇	△

もう一度。

WiiUであってもリモコンを使うゲームは多いのでこれは助かります。

一応WiiUのフルセットであればリモコンも同梱してますがもう持ってる人は必要ないということ。

本体+ゲームパッドだけで遊べないゲームはないわけです。

ちなみにゲームパッドはWiiで使えないので逆の場合はリモコン買っておいてくださいね。

3、ケーブル類

そして三つ目がケーブル類。

ケーブルもお互いにかぶってる部分が存在し、使いまわせるんですよ。

	Wii	WiiU
コンポジット	〇	〇
コンポーネント	〇	〇
S端子	〇	〇
D端子	〇	〇
HDMI	×	〇

コチラももう一度。

映像出力の方ではWiiで使えるケーブルはすべて使えます。

WiiUだとHDMIだけがWiiで使えないので持ってない人は別で買う必要があります。

そして電源の方のACアダプター。

これは残念ながら互換性がないので代用できません。

WiiはWiiのACアダプターを、WiiUはWiiUのACアダプターを使う必要があります。

なので「本体+コントローラーのみ！」っていう中古を買う場合は注意が必要になります。

【まとめ】2024年現在のWiiとWiiUの違いはこの4つ！

まとめるとこんな感じになります。

今となってはどちらがどちらの上位互換というわけじゃないんですね。

WiiにはGCが遊べるという最大のメリットがあるのでこれからも活躍し続けるでしょう。

まあGCがデカすぎるっていうのもあるんですけどね…

いつかWiiやPS2のレトロフリークなんかも発売することを期待してます！