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PS5が高すぎる理由?安く手に入れる方法もまとめ!

PS5高すぎない?Proが10万超えはヤバいでしょ…

PS5の価格は値上げを続けて凄まじい高さに…

高すぎる!買えない!と感じてる人も少なからずいるんじゃないでしょうか。

ここではその高騰の理由や安く買う解決方法についてまとめました。

通常版はもちろんデジタルエディションからProまで対応。

高すぎて買うのやめようかな…なんて悩んでる人はぜひ見ていってください!

ポイント

  1. 原材料の高騰:半導体やメモリー部品の価格上昇、供給不足、物流混乱が影響。
  2. 円安の影響:円の価値低下により、海外製部品の輸入コストが増大。
  3. 日本国内の販売不振:売上不振で国内市場への価格優遇が減少。
  4. コストダウンが難しい設計:微細化技術の進化で製造が複雑化し、コスト削減が困難。
  5. 需要増加による競争激化:5GやEVなど他分野での半導体需要が急増し、価格が上昇。

PS5公式ページ

PS5が高すぎる理由はコレ

PS5の価格が高いのにはそれなりの理由があります。

ソニーも下げられるなら下げたい所でしょうしね。

ということでそのやむを得ない理由をいくつかまとめました。

ポイント

  • 原材料の高騰
  • 元々の価格が安すぎた
  • そこまで売れてない
  • 値段がネックでいらないという人も
  • 安くなるのはいつ?
  • 現行3型の値段まとめ

原材料の高騰

まず一つ目が原材料の高騰。

これはPS5主に半導体やメモリー関係の部品のことです。

ポイント

  • 世界的な需要増加
  • 生産能力の不足
  • 地政学的な影響
  • サプライチェーンの混乱
  • 自然災害や事故

主な要因としてはこの辺り。

まず挙げられるのが世界的な需要の増加です。

コロナ禍によりリモートワークやオンライン教育が広がり、PCやタブレット、さらにはデータセンターへの需要が急増しました。

また、IoTや5Gの普及によってスマートデバイスやIoT機器が増えたことや、電気自動車(EV)や自動運転車といった次世代の自動車産業の台頭が、半導体需要をさらに押し上げています。

さらに、生産能力の不足も問題。

半導体工場(ファブ)の新設には巨額の資金と数年単位の時間がかかるため、急増する需要に追いつけていない状況があります。

加えて、微細化が進むことで製造プロセスが複雑化し、生産効率が低下していることも影響しています。

そのうえ、サプライチェーンの混乱も大きな要因です。

コロナ禍により物流の混乱や工場閉鎖が相次ぎ、一時的に供給がストップしました。

また、半導体の製造に必要なシリコンウェハや特殊ガスなどの原材料が不足していることも影響を与えています。

これらの影響はPS5もガッツリ受けており、ソニーでは社長自らがこのことについて言及するほど。

ソニーグループの十時裕樹社長は2月の決算説明会で、「PS5はPS4以前の世代と異なり、コストダウンをするのが難しい点が課題」と指摘。

「主にチップやメモリーなどのコストが上昇する中でもユーザーにとって手が届く商品企画を行う」と話していた。

日本経済新聞 2024年8月27日

ということで元々高いソニー製ハードがさらなる値上がりを見せてるわけです。

円安の影響も大きい

さらに似た所では円安の影響もかなり大きめ。

これによって輸入品がどうしても高くなってしまうんです。

円安とはその名の通り円の価値が低くなってしまう状況のこと。

この状況だと国内で生産したほうが安く済むんですが、PS5などどうしても海外に頼らないといけないパーツがあるんですよね。

なので昔と同じようにやっていても余分にお金がかかるということです。

国内に工場やラインを作るのも簡単じゃないし難しい所だね…

日本ではそこまで売れてない

二つ目の高すぎる理由は国内じゃそこまで売れてないということ。

日本での売り上げがそこまでないとよりよいサービスをしなくなるからです。

PS5だけでなくプレステ系ハードは海外よりも日本の方が安いという状態が長く続いていました。

そんな状態にもかかわらずPS5の売上は不振。

ゲーム情報誌「ファミ通」の月別データを集計すると、4〜9月は前年同期比50%減の59万台にとどまった。

日本経済新聞 2024年10月22日

ということもあって日本人向けに安く売る、ということを止めた可能性があるわけです。

要は海外向けにシフトしたということですね。

PS5 Proの海外価格と国内価格を比べても、

ポイント

  • 海外:699.99USドル(98,700円)
  • 国内:119,980円

円のレートによって変わってきますが2025年1月現在ではここまでの差があります。

PS5スイッチXbox X/S
2024年8月売上898,909台635,807台266,930台
累計売上60,908,514台142,694,476台29,881,122台

⇒こちらより引用

売上でも累計ではスイッチに及ばないものの、2024年下旬からはPS5が大きく勝ち越す場面も増えてきました。

こういった背景もあってPS5の価格が上がる、言い換えれば適正になってきたということなんです。

値段がネックでいらないという人も

PS5はいままで3回大きな値上げをしてきました。

この影響で「さすがに高すぎていらない…」となる人も増えてきています。

https://twitter.com/pinon0804/status/1833668541461201011

このように、

価格への印象

  • 高すぎてProは買えない
  • PS5買うならPC買う
  • 買うとしても通常版
  • 転売でさらに価格が上がってる

SNSではかなーりネガティブな印象を持ってる人が多いようです。

現状スマホでも高解像度な3Dアクションが遊べる今、わざわざゲーム専用機のPS5を買う人は減ってるんでしょう。

実際に国内売上も下がってるしこれを受けてソニーが価格を下げる可能性が…あるかも。

安くなるのはいつ?

そして気になるのがこのPS5が値下がりするのはいつかということ。

これは残念ながら現状考えにくいです。

理由としては以下の三つ。

ポイント

  • すでに数回値上がりしている
  • 物価や原材料が改善する兆しが見えない
  • 劣化版でしのごうとしている

まずPS5は2020年に発売してから4年で3回値上げされています。

直近では2024年9月にされているということで、このタイミングですぐに値下げすると高い状態で勝った人が損するわけですよね。

そういったことを考えると当分は値下げはないだろうということ。

古くは発売間もない3DSが値下げしてキャッシュバックキャンペーンなんかやってましたしね。

2011年8月10日(水)23時59分までに、ニンテンドー3DSをインターネットに接続いただき、『ニンテンドーeショップ』にアクセスしていただいたお客様が「アンバサダー・プログラム」の対象となります。

https://www.nintendo.co.jp/3ds/ambassador/index.html

また、冒頭で触れた原材料高騰などが改善し無さそうだということ。

ロシアウクライナはもちろん、色んな所で紛争が起こっていて流通が安定する兆しが見えません。

円安も今すぐパッと変わることは難しいでしょう。

スマホなんかの半導体を代表する商品の価格も右肩上がりな所を見ると、PS5も厳しそうな感じはします。

さらに極めつけはソニー自信がPS5の劣化版をだしてお金が出せない人に寄り添っている所。

PS5は機能を抑えた通常版、ディスク機能を完全にそぎ落としたデジタルエディションがあります。

デジタルエディションなら72,980円(税込)なのでギリギリ購入範囲に入る人も多いんじゃないでしょうか。

こんな感じでフルスペックじゃなくていいからPS5でゲームやらせろ!という人向けのモデルでこの値上げをしのぐと予想。

今後コントローラー未同梱、ストレージ半減版とか出てくるかもしれませんね。

現行3型の値段まとめ

ということで混乱しがちな2025年1月現在に出ているPS53種類のメーカー希望小売価格と値上がりの歴史をまとめ。

項目通常版デジタル・エディションPS5 Pro
発売日2020年11月12日2020年11月12日2024年11月7日
初期価格(税込)54,978円43,978円119,980円
1回目の値上げ60,478円(2022年9月15日)49,478円(2022年9月15日)値上げなし
2回目の値上げ66,980円(2023年11月10日)59,980円(2023年11月10日)値上げなし
3回目の値上げ79,980円(2024年9月2日)72,980円(2024年9月2日)値上げなし

現在の価格と値上がり幅はこのようになります。

通常版だと初期から2万5000円値上がりしてるわけですね。

毎年値上がりしてるのでやはりここから下がるのは考えにくく、逆に2025年にも値上がりする可能性は十分あります。

買おうか迷ってる方はできるだけ早めの方がよさそうです。

PS5が高すぎて買えない人の解決策

とはいってもスマホ並みの値段をゲーム機にかけるのは抵抗が…

ということで高すぎるこの値段をできるだけ抑えるコツも解説。

ポイント

  • 中古のプレステ5狙う
  • デジタルエディションを買う
  • セール時のポイント還元を使う
  • いっそのこと買わない

中古のプレステ5狙う

まず一つ目は中古のプレステ5を狙うという方法。

中古であれば新品より数万円安くなってる場合が多いからです。

中古はゲオなどのゲーム店、アマゾンやメルカリなど多くの場所で取り扱っています。

相場としては新品価格の1万円~1万5000円安いくらいが多いです。

ただ中古ということでソニーから付いてくる保証などは無くなってると考えてください。

さらに不具合などのトラブルも。

実は動作しなかったりPSアカウントがBANされていてネットに繋げなかったり色々あります。

この辺りが心配な人はメルカリなどよりアマゾンや楽天のゲオ、ブックオフなどの大手販売店から買うといいですよ。

さらに安く買うコツ

中古でも欠品アリを狙うとさらに安く買えます。

ポイント

  • HDMIケーブル
  • 横置き台座
  • 外箱
  • 説明書
  • コントローラー

この辺りななくても問題なかったり手持ちで代用できるものです。

こういったものが欠品してれば割安になる上、人気も低いので結構安く買えるでしょう。

コントローラーは純正が1万、ホリコンが約5000円なので欠品で本体だけ買って買い足す方法の方が安くなります。

純正へのこだわりがない人はぜひやってみてください。

不具合が多発してる純正コントローラーだと中古は怖いですしね。

デジタルエディションを買う

二つ目はデジタルエディションを狙うという方法。

デジタルエディションだと単純に価格が安いからですね。

ポイント

  • 通常版:79,980円
  • デジタルエディション:72,980円
  • Pro:119,980円

このようにProと比較すると5万円ほど安くなっています。

とにかくゲームができればいいという人はDL専用機になりますがデジタルエディションという選択肢も全然アリです。

ちなみにデジタルエディションであってもディスクドライブという別売の機器を付ければディスクに対応できます。

ただこちらも例に漏れず品薄が続いてるので今入手しようとするとちょっと大変。

しかし選択肢があるのはいいことなので機能的に損することはないよということですね。

セール時のポイント還元を使う

ここに合わせて行いたいのがセール時のポイント還元。

ポイント還元を活用すれば1万円レベルで割引可能になるからです。

上で何度も価格を表示してきましたがあれはメーカー希望小売価格。

基本的に家電量販店やネットだとあの値段よりかなり安くなります。

さらに狙いたいのが楽天のポイント還元。

楽天は3月9月12月と楽天スーパーセールという割引をやってるんです。

ポイント

  • 1000円以上の商品を買う
  • 1点買うたびに倍率アップ

ルールとしてはこんな感じ。

楽天内で買えば買うほどポイント還元の利率が増えていき、最終的には46.5倍にもなるんです。

これをPS5 Proに当てはめてみると、約10万円なので簡単に上限いっぱいである7000ポイントに到達します。

アマゾンでもヨドバシでもポイント還元はしてますがこの楽天の還元率には及びません(ヨドバシはPS5の場合1%に)。

なので購入を考えてる人は楽天カードの契約とセールの時期を把握して備えておきましょう。

そんなに買いたいものないけど…

ただ倍率アップには1000円以上のモノを複数買っていかないといけません。

そんな買いたいものない、っていう人は日用品をここで買っちゃいましょう。

ポイント

  • シャンプー
  • 歯磨き粉
  • タオル

などなど。

これらを複数パックになってるものを買えば割と簡単に1000円越えの商品が見つかります。

普段から必要な日用品をメモして楽天セール用にストックしておくと便利。

簡単にできるのでぜひ活用してください!

いっそのこと買わない

そして最終手段としては高すぎるからもう買わないというもの。

PS5を買わなくてもプレステのゲームを遊べる方法は色々あります。

その一つがPC(Steam)で遊ぶという手段。

PS5に出るゲームは高画質、高性能なものが多いので大抵PCでも同時リリースしてることが多いんです。

そしてその性能もPC版の方が高いことが多く、プレイ人数や画質などよくやり玉に挙がってますね。

そしていわゆるゲーミングPCの相場は15万~20万。

Proが12万と考えるともう少し出してこのくらいのPC買った方がコスパいいんですよね。

もちろんPCだとネットサーフィンなどできることはPS5の比じゃありません。

PS5にしかやりたいゲームがない、ゲーム機で遊びたい、というこだわりがないならこっちも全然アリです。

PS5が高すぎる理由を総括

ポイント

  1. PS5の価格高騰の理由
    • 原材料の高騰(半導体不足やサプライチェーン混乱など)
    • 円安の影響で輸入コスト増加
    • 日本国内の販売不振により、海外重視の価格設定
  2. 値上がりの経緯
    • 発売後4年間で3回値上げ(例:通常版54,978円→79,980円)。
  3. 日本国内の売上不振
    • PS5の国内売上は減少傾向(2024年4~9月は前年比50%減)。
  4. PS5 Proの価格差
    • PS5 Proの海外価格より国内価格が約2万円高い(98,700円 vs. 119,980円)。
  5. 値下がりの見込みは薄い
    • 原材料高騰や円安の継続、すでに3回値上げされている背景から。
  6. 安く買う方法
    • 中古品を狙う(保証や状態に注意)。
    • デジタルエディション(72,980円)を購入。
    • 楽天セールなどでポイント還元を活用。
  7. 中古品の選び方
    • 欠品(HDMIケーブル、外箱など)ありを選ぶとさらに割安。
  8. ゲーム専用機の価値低下
    • 高性能スマホやPCゲームの台頭で、PS5を選ばない層も増加。
  9. 代替案としてPC購入
    • PS5 Proに近い価格で高性能なゲーミングPC(15万~20万円)も選択肢。
  10. 最終的な選択肢
  • 買わないという選択肢も検討し、PCやスマホゲームなど他の方法で楽しむ。

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