PSPの最新・最終機種ってどれなの?
PSPはソフトも豊富で画質も綺麗なので今でも地味に人気のハード。
ただその種類が多いので最終的に発売されたいわゆる「最新機種」が分かりにくいんですよね。
「2000とか3000とか聞くけど何がどう違うのかわからない…」
ということで今回は今から買うならこの最新機種!ということを色々解説していきます!
これから中古や新品で買おうと思ってる人はぜひ見ていってください!
PSPの最新機種ってどれ?
![](https://sukegames.blog/wp-content/uploads/2025/02/9d3b565ebb7ba5008e2ad2e5b98fc10d.webp)
ということでPSP最新機種から最古機種まで紹介。
見た目にはほぼ違いはないので細かい部分の違いのチェックが必須になってきます。
最終モデルはコレ
結論から言うとPSPの最終モデルはPSP-3000シリーズになります。
PSPは今までに2回のモデルチェンジを行っており、
こんな感じで1年~3年の間を置いて少しずつ機能をアップデートしていました。
その最終形態が3000シリーズであり、2025年現在でもこれが最新機種になるわけです。
またシリーズ、ということでこの3000の中にも細かくモデルが分かれています。
型番を見ると【PSP-3000 PB】と書いてあったり【PSPj-30026】というような書き方をしてることがあります。
ただこれらは全て最初に発売されたPSP-3000と全く同じ。
カラーが違ったり限定モデルだと複雑な型番になるんですよ。
なので3000シリーズであればどれも性能に違いはない最新機体ということで問題ないです。
【PSP-30】から始まる数字であれば3000シリーズ確定ですが不安な人はWikipediaで確認を。
また、一応欧米限定でPSP-E1000なるモデルも販売しています。
![PSP-E1000](https://sukegames.blog/wp-content/uploads/2025/02/002-2.jpg)
こちらの発売日は2011年10月と一番新しいんですが無線ラン廃止やバッテリー交換に分解が必要と機能の劣化が目立ちます。
廉価版としての発売なので仕方ないね!
さらに欧米限定ということもあって日本では手に入れることは困難。
これから購入する候補としては特に考えなくてもいいでしょう。
PSP goの存在
また、一応PSPのカテゴリに入るものとしてPSP goがあります。
![](https://sukegames.blog/wp-content/uploads/2025/02/PSP-Go-FL-Open.png)
VitaではなくPSPで、発売日は2009年11月11日。
PSP-3000が2008年発売なので真の最新機種はこのPSP goになります。
ただ色々とそれまでのPSPとは勝手が違うポイントがあって2025年現在、【PSP】としては使いにくくなってるんですよ。
この辺り。
goは今までのディスクを完全廃止してDLでソフトを購入するシステムに変更しました。
当時はまだよかったんですが今となってはそのPSPのDL購入自体が終了。
なお、2016年3月31日でPlayStation Portable向けPlayStation Storeのサービスが終了したため、以降は新たなソフトウェアを直接購入することは不可能となる
https://ja.wikipedia.org/wiki/PlayStation_Portable_go
ということで今買っても新しくソフトを手に入れる手段がないんですよ。
一応過去にDLしたゲームの再DLはできるんですがランダム性が高すぎるのでかなり厳しい…
インテリアではなく実際に使うこと前提にPSPを買うならPSP goは選択肢から外れてしまうわけです。
ただPS3やVitaを経由すれば今でもDL購入はできますがどちらにしろUMDは使えないので注意です。
旧モデルとの違い
3000以外のモデルとの性能の違いをまとめるとこうなります。
PSP-1000 | PSP-2000 | PSP-3000 | PSP go | |
---|---|---|---|---|
液晶サイズ | 4.3インチ | 4.3インチ | 4.3インチ | 3.8インチ |
重量 | 約280g | 約189g | 約189g | 約158g |
メモリ | 32MB | 64MB | 64MB | 64MB |
コントラスト比 | 400:1 | 400:1 | 2000:1 | 2000:1 |
応答速度 | 30ms | 30ms | 8ms | 8ms |
テレビ出力 | × | プログレッシブ方式 | プログレッシブ方式 インターレース方式 | インターレース方式 |
UMDディスク | 〇 | 〇 | 〇 | × |
画面サイズは1000~3000までどれも同じ。
ただ進化するたびに重量が軽くなり、メモリや応答速度など内部のスペックが上がっていっている感じです。
できるゲームの数に違いはありませんがgoだけはUMDが使えないのでプレイできないソフトもあります。
ただゲームをやりたいというだけなら1000でも構いませんがより綺麗に、快適に遊びたいなら3000一択。
もちろん最新ということで3000の価格が一番高くなってるのでそこは目的と財布に相談ということですね。
シリーズの見分け方
中古で買う際に重要になってくるのがシリーズの見分け方。
外観がほぼ同じなのでぱっと見全部同じですが、ポイントに注目すれば簡単に判別できます。
PSP-1000 | PSP-2000 | PSP-3000 | |
---|---|---|---|
ポツポツ模様 | 上部 | なし | なし |
スピーカー | 下側の左右 | 上側の左右 | 上側の左右 |
ソニーのロゴ | 右上 | 右上 | 左上 |
特徴的な違いはこの辺り。
まずPSP-1000には本体正面の上部にポツポツとした模様があります。
![PSP-1000の特徴](https://sukegames.blog/wp-content/uploads/2025/02/04d1c6ec6593c551a292718c1baa21f6.png)
これは2000や3000にはない1000のみの模様。
そしてスピーカー位置は下側の左右に2つあります。
しかしPSP-2000、3000はスピーカーが下側ではなく上側の左右についています。
![PSP-2000の特徴](https://sukegames.blog/wp-content/uploads/2025/02/sony-psp-2000.front_.variety.1591878256408.jpg)
そして3000だけはSonyのロゴが左上に配置。
![PSP-3000の特徴](https://sukegames.blog/wp-content/uploads/2025/02/sony-psp-3000.front_.variety.1591878256408.jpg)
ぶっちゃけ3000だけ探したいならこのロゴの位置だけをパーッと見ていけば判別できます。
これであればショーケース外からでも見分けられるのでかなり重宝するはず。
中古で本体を探す際には参考にしてください。
生産終了はいつ?なぜ終了?
PSPが最終的に生産終了したのは2014年6月3日。
PSPの国内出荷が終了 発売から約10年
⇒IT media 2014年06月03日 15時05分 公開
国内向けの出荷を終了しています。
その理由は詳しく後述するPS Vitaの存在でしょう。
このVitaの発売日が2011年ということでもうとっくに次世代機が発売してたんですね。
なのでソニーとしてはPSPよりはVitaの方を売っていきたいわけです。
生産・製造のリソースをVitaにそそぐためにPSPの生産を終了、サポートも続々と終了していったということ。
これはPSPに限らずどんなハードでも起こることなので致し方ありません。
爆裂に売れたハードではありますがいつまでもPSP一本で行くわけにはいかなかったんですね。
後継機種は2種類
そんなPSPの後継機種は二種類存在します。
まずはPSPの正統後継機として発売されたVita。
![](https://sukegames.blog/wp-content/uploads/2025/02/001-2.jpg)
PSPのゲームもDL購入でき、ソニーらしくグラが主に進化していました。
ただPSP時代の主力であったモンハンが発売されることがなかったことなどが影響して売り上げはそこまで振るわず…
2024年に修理などのアフターサポートが完全終了するに至りました。
見た目が結構似てるので店頭で買う時はVitaかそうじゃないかは気を付けて確認してください。
一応PSPの正統後継機種はこのVitaだけなんですが最近新しく別の携帯モデルが発売されました。
![](https://sukegames.blog/wp-content/uploads/2025/02/1bfe3c415add78b2864dffdc20faac99.jpg)
それがこのプレイステーションポータル。
名前がPSPとよく似てるので誤解されがちなんですが2023年発売の超最新機種です。
とはいえできることに制限があり、
この辺りの性能を持ってます。
要はこれだけ買っても遊べないということですね。
PSPらは本体とソフトさえあれば遊べましたがポータルはPS5をリモートで遊ぶための機器ということ。
携帯ゲーム機ではなくディスプレイモニターの方が近いかもしれません。
なので正確にはPSPの後継機ではないわけです。
ソニーの最新型携帯機と発売日
この点を踏まえると最新型【携帯ゲーム機】としてはVita。
その中でも一度アップデートを加えたPCH-2000シリーズが真の最新携帯機になります。
ここにPS ポータルをいれるならコチラが最新になりますけどね。
発売日は2011年12月17日ともう13年以上前の機種が最新となってしまいました。
現在携帯ゲーム機ではスイッチが独走。
ただスチームデックなど別方向での新星も登場してるので割と勝機はあるんじゃないかなと思っています。
スマホとPCのいいとこどりみたいな機種をまた出してもらえませんかね…?
PSPの最新機種を買う際の注意点
![](https://sukegames.blog/wp-content/uploads/2025/02/f70c19cbca8ea938966f1d3a05da71f6.webp)
そんなPSPを今から買おうと思うと注意すべき点がいくつかあります。
新品、中古に限らず確認しておかないと大変なことになりかねないのでチェック必須です。
1000・2000・3000か注意
まずはPSP-1000、2000、3000かをしっかり確かめること。
旧モデルを買ってしまうと重かったり鮮明な映像にならないからです。
上で触れたようにPSPには3種類のモデルがあり、この中で少しずつ性能が上がっています。
なので、
3000が欲しかったのに買ったのは1000だった…
ということになると大損こいてしまうわけですね。
見分け方は上で紹介した通りですがネット通販だと中々分かりにくい所があります。
アマゾンなどモデル別にページが分かれていても間違いはあります。
なのでできれば直接ストアに確認してみるといいでしょう。
![アマゾンのストア問い合わせページ](https://sukegames.blog/wp-content/uploads/2025/02/fa24f05cb8ae9bb8aa08bdd81d297570.png)
メルカリはもちろんアマゾンや楽天でも直接問い合わせができるんですよ。
質問は「PSP-3000ですか?」というものよりも上の特徴を聞いてしまうのが手っ取り早いです。
ソニーロゴが左上についてるのはPSP-3000しかありませんからね。
カラーや傷のアリナシだけ見ると間違えやすいので要チェックです。
バッテリーの存在・劣化を確認する
二つ目はバッテリーの存在や劣化の確認です。
というのはPSPはバッテリー回りの不具合がかなり多いんですよ。
まずそもそも入ってないことが結構あります。
PSPはDSと違ってバッテリーが簡単に取り外せるようになってます。
これだけで数千円の価値があるので取り出した後で売ってる可能性もあるんですね。
なので店頭はもちろん、ネット購入でもバッテリーが明記されてるかの確認が大事。
なければ上のように問い合わせましょう。
そしてそのバッテリーの劣化具合もポイントです。
PSPはバッテリーが劣化するとパンパンに膨らむという症状が多発しました。
このまま放置してると爆発・発火したりそもそもカバーがハマらなくなったりします。
新たに買う必要が出てくるのでバッテリー込みの値段で買うと損なんですね。
ということでこのふくらみぐらいも事前に確認しておきましょう。
ちなみにPSPのシリーズによって対応するバッテリーの種類が違います。
![](https://sukegames.blog/wp-content/uploads/2025/02/84de119ad666513c54070f89ce7a8f16.jpg)
多くの場合はPSP-1000と2000・3000用で分かれており、数字が大きい方が電池の持ちがよくなります。
デフォで入ってるバッテリーはどれも1200mAhで、2200mAhのものが別売りされていました。
現在は他社製で3600mAhのものもあるので長時間遊びたい人はそちらを別で買うといいでしょう。
その際はバッテリー無しのPSPを安く買うという手もありますね。
新品の3000は高額になりがち
ここまでは中古購入を前提で話してきましたが新品だと価格に注意。
もうどの型も生産されていないので新品だと物凄く高額になってしまうんです。
PSP-3000のメーカー税込希望小売価格は19,800円。
その後2度の値下げをして最終的に13,800円にまでなりました。
ただ現在はというと…
![PSP-3000の新品価格](https://sukegames.blog/wp-content/uploads/2025/02/d10d49ca0f92b386a6c533a1495e6771.png)
カラーにもよりますが2万円後半から3万円台します。
もちろん不具合がない完璧な本体なんですがその分価格はバカ高くなります。
在庫も少ないのでタイミングによっては5万近くまで跳ね上がることもあるでしょう。
安定した価格相場で購入したいなら状態のいい中古品がおすすめです。
中古はゲオなどの信頼できる店舗で
ということもあって中古を買うならゲオなどの信頼できる店舗を推奨。
型間違いも少なく、詐欺をされることがまずありません。
間違いがあったとしても返品・返金対応をしてくれます。
ちなみに僕は昔商品を間違って渡された時、500円のクーポン券を貰いました。
でも店頭にわざわざ行ってチェックするのめんどい…
という人はネット出店してる信頼できる店舗がベスト。
![](https://sukegames.blog/wp-content/uploads/2025/02/a217d669f2787f275206d164c30ddc32.png)
こんな感じでアマゾンや楽天にはブックオフやゲオなども出店してるんですよ。
ここから買えば安全性も高い上、セールやポイント還元の対象にもなるので一石二鳥。
知ってる店舗が見当たらない場合はその店のストア評価を見てみてください。
![](https://sukegames.blog/wp-content/uploads/2025/02/478195284217508bcc24ff8e9129d0fa.png)
レビュー数が数百あって星4以上ならまず問題ないでしょう。
同様にメルカリでも出品者の過去評価はチェック必須ですよ!
PSPの最新機種について総括
ここまでをまとめるとこうなります。
PSP1000でも3000でも遊べるゲームに違いはありませんが発売時期が4年違うのでその劣化具合も大きく異なります。
サポートも終了してる今、長く遊ぼうと思うと最新機種を買った方がいいでしょう。
選び間違いがないように目当てのモデルをゲットしてくださいね!