「サルゲッチュって続編全然でないけどなんで?」
PS2時代は色んな所で見かけたサルゲッチュ。
マクドナルドや色んな企業とのコラボもしてました…
でも最近全然見ない!どうなってんの!
ということで続編の可能性、いつ出るのかってことを色々調べてみました!
この辺りがポイント。
中々代わりがないゲームなんで復活してほしいんですけどねー
サルゲッチュの続編が出ない理由3つ
ということで結論から言うと存編がいまだに出ない理由はこの3つ。
お馴染みな理由から意外なものまでありましたね。
サルゲッチュ3から今年でもう18年。
そろそろ続編出てもいいんじゃないですかね!
1、売上がどんどん減っていった
まず一つ目は売り上げがどんどん減っていったという点。
これはナンバリングの売上推移を見ると分かります。
ちょっとずつですが減っていってるんですよね。
スピンオフとなるミリオンモンキーズは11万以下(詳しいデータなし)。
最終作になるピポサル戦記も最低でも12万以下と下降していきました。
開発費の低いPS2やPSP時代でもちょっと厳しい数字ですよね。
そこからPS3になると初代レベルに売れても回収は難しいという判断がなされたと予想。
というかもうちょっと売れてると思ってたのでこの数字にビックリです。
2、リメイクが振るわなかった
こうなったシリーズでよくあるのがリメイクで人気度の調査。
これをして売れれば新作に取り掛かる…というものなんですが実はもうやってます。
PSPで初代のリメイク出てたんですよ。
ただこの売上も初週2万本を記録しただけ後は不明。
ここから伸びに伸びて10万本!という可能性もなくはないですがさすがに厳しい…
ということでこの売上を持って続編の話はいったん凍結になったのではないでしょうか。
発売が急すぎたのも要因
っていうかリメイクのタイミング早すぎ!
このPが発売されたのが2005年の3月14日。
初代が1999年、3が2005年7月なので全然期間が空いてないんですよ。
シリーズ名 | 発売日 |
---|---|
サルゲッチュ初代 | 1999年6月24日 |
サルゲッチュ2 | 2002年7月 |
サルゲッチュP! | 2005年3月14日 |
サルゲッチュ3 | 2005年7月 |
こんな感じで初代の6年後にリメイクしてます。
そしてその発売から4か月後に新作というペース。
多分もうそのころには新作の情報バンバン出てたしみんなそっちに気が行きますよね…
3、開発スタジオの閉鎖
そして極めつけはサルゲッチュ開発スタジオの閉鎖。
サルゲッチュ開発のSIEジャパンスタジオという所があるんですがそれが2021年に閉鎖、統合されています。
https://automaton-media.com/articles/newsjp/20210226-153385/
この閉鎖、統合に当たってサルゲッチュの軸になるクリエイターがバラバラになってるんですよね。
特にゲームそのもののディレクターとキャラデザ担当は大きな損失。
キャラデザの方はソニー自体を退社したみたいなのでこれからの付き合いはなお難しそうです。
グラビティデイズも担当されてたんですね。
元の開発スタジオもない、そのメンバーもいない、ということで存編が困難になっているということ。
新メンバーで作れなくもないですがそこまでする価値があるかというと…
サルゲッチュの新作が出る可能性はある!
ここまで見ると絶望的に見えますが、
まだ諦める必要はない!
はい、まだ新作続編が出る可能性はあります。
その可能性がこの3つ。
正直細い可能性ではありますがなんとか手繰り寄せていきましょう!
1、閉鎖スタジオからでも発売した過去あり
まず一つ目は閉鎖したスタジオがあっても発売したゲームがあるということ。
例えばパワポケなんかがそうです。
パワポケシリーズはパワプロプロダクションというチームで作られていました。
ただ2015年に制作本部に編入されて消え去ってるんですよ。
しかし2021年から過去作のリメイクが発売されてるんですね!
その名もパワポケR。
ということでスタジオがなくなって人が消えても発売できなくはないということ。
パワポケ最終作となる14も販売累計16万本程度とサルゲッチュ3より低いんです。
この実例があるのでサルゲッチュ4が作られる可能性も十分あるということになるんですね。
2、いまだにグッズ販売してる
そしてサルゲッチュのグッズはいまだに販売されてるというのも理由の一つ。
これが発売されたのがなんと2022年!
今この時代にサルゲッチュグッズの新作が販売されてるんですよ。
SIRENなどと同じSIEジャパンスタジオ産なのでまとめて、っていう可能性もありますがそれでもレアもの。
こういったものを今出すってことはまだファンがいるってことを認識してるんじゃないでしょうか…?
ソニーがまだサルゲッチュを金の成る木と認識していたとしたらあるいは…
3、リメイクの流れが来ている
さらに追い風なのは昔のゲームのリメイクがブームになってるということ。
した2つは新作という扱いですがここ5年程度でソニーは結構昔のゲームのリメイクをしてるんですよ。
他社でもバイオ、ストリートファイター、ロックマン系列やピクミンなどなどかなりされています。
この流れに乗ってサルゲッチュもリメイクされるんじゃないかという予想。
ただその際には家庭用機で出されることはなさそうです。
同社によると、2025年度には、新作ラインアップのほぼ半分を、PCとモバイルにする計画であり、「SIEにとって劇劇的な変化になる」と位置づけた。
https://japan.cnet.com/article/35204270/
PCとスマホ(アプリ)での販売を中心にするとのこと。
ただ新規IPへ力を入れるとも書いてるのでそこにサルゲッチュが含まれれば可能性はなくはないという感じ。
優先順位としては低いかもしれませんが期待はできますね!
4、実質新作?アストロボット登場!
そんな最中、2024年にとあるゲームが登場。
話題のアストロボットですね。
このゲームはサルゲッチュの要素がふんだんに盛り込まれてるんです。
ピポサルがそのまま登場してるのでパロディなどではなく正式に許諾を貰ったんでしょう。
全編通してこの状態というわけではなく「ピポピポピポゲッチュ」というステージのみでの特別仮装。
とはいえゲーム性もピポサルを追って網で捕まえるというものなのでほぼサルゲッチュです。
サルゲッチュの続編と言っていい?
そんなアストロボットですが半続編、半新作という立ち位置でいいかと思います。
というのは制作スタジオがSIEジャパンスタジオの流れを汲んでるんですよ。
そんな中、かつて『サルゲッチュ』シリーズを開発していたSIEジャパンスタジオのDNAを受け継ぐTeam ASOBIが手がける『アストロボット』から、「ぷちサルゲッチュ」とも呼べるギミックが登場するのは興味深い。
https://automaton-media.com/articles/newsjp/astrobot-sarugecchu-20240907-309744/
このTeam ASOBIは元々SIEジャパンスタジオ内で設立した少人数のチームでした。
ただ上で触れたように2021年にSIEが統合、解散。
その際に新たにスタジオとして立ち上げられたのがこのTeam Asobiなんです。
なので実質同スタジオでサルゲッチュ要素を扱ってるということなんですね!
おそらく新作が作られるとしたらこのスタジオ。
そしてその体制も整ってるということで今後にかなり期待ができるゲームとなってます。
【まとめ】サルゲッチュの続編が出ないのは売上不振だから!
ここまでをまとめるとこうなります。
売上が徐々に減っていって開発スタジオ統合がとどめになった感じですね…
とはいえ最後のリメイクから15年以上たっているので一度くらい試してみてもいいと思うんですよ。
ちょうど3作あるし3つ入ったコレクションパックなんかどうでしょ?
他社でもよくやってますからね。
ここまま終わるには惜しいシリーズだと思うのでなんらかの救済措置を待ちたいところです!