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レビュー

スターフォックスアサルトをレビュー!今こそやるべき名作の強みとは

スターフォックスアサルトって評判いいけど何が面白いの?

スターフォックスシリーズの中で最も評価が高いのは64、ただ二番目というとアサルトを挙げる人が多いんじゃないでしょうか。でも売り上げはそれほど高くなく、シリーズでも4位ほど。それでもなおリメイクするなら64じゃなくてこっちという声が鳴りやみません。

僕自身昔プレイしていてただのシューティングゲームとは一線を画す内容や遊び方ができていたので気持ちはよくわかります。そして最近新作発表があったということで、改めてプレイしてみたんですよ。

遊んでみるとやっぱり面白く、でもここは逆にマイナスポイントだな…という点も見つかったので今回まとめてみました。アサルトを遊んだことがなくて、評判を聞いてプレイを考えてる人はぜひ参考にしてみてください。

ポイント

  • シナリオがメトロイドやヘイローをほうふつとさせる
  • シームレスに切り替わるシューティングと白兵戦
  • キャラの掛け合いやセリフが超豊富
  • マルチのバトルの遊びごたえがすごい

スターフォックスアサルト公式サイト

スターフォックスアサルトの面白ポイント5つレビュー

スターフォックスアサルトの面白ポイント5つレビュー
ゲームは身を助ける

ということでアサルトをプレイして特に面白い、よくできてるなと感じた点をまとめ。ここに惹かれたなら買っても後悔はないでしょう。

ポイント

  • SFチックなシナリオ
  • アーウィン戦と白兵戦のバランス
  • キャラ同士の掛け合いが豊富
  • マルチ対戦のバトルモードのクオリティ
  • 熱いフルオーケストラBGM

SFチックなシナリオ

まずはSF要素がふんだんに入ったシナリオです。アサルトは64以前の打倒アンドルフ、という目標ではなく謎の生物アパロイドの排除が目標になっています。このアパロイドは他の生物を侵食して思考まで塗りつぶしてしまい、アパロイドそのものに変えていってしまうという恐ろしい生物。

SFチックなシナリオ
アパロイド戦

メトロイドでいうX、HALOでいうフラッドのような存在…

他のゲームや映画でも取り入れられてるかなりSFに寄ったシナリオなんですね。この浸食・増殖を止めるべく各惑星に入って宿主もろとも倒していくという流れ。スタフォというとシューティングでアンドルフや各ボスを倒していくシンプルな内容のイメージだったので、このSFチックなストーリーは意外だったんですよ。

さらにこのアパロイドにそれを奪うピグマや今はどこの勢力でもないスターウルフも絡んできてわちゃわちゃに。アパロイドの予想以上の増殖で仲間を犠牲にしながらマザーの本拠地に突入。さらにそれを手助けするのは同じ敵を見据えたライバルたち…。こういった王道ながら熱いストーリーはぜひ一度やってみてほしい!

スターフォックスメンバーはもちろん、その他サブキャラ達への愛着がわくこと間違いないです。

アーウィン戦と白兵戦のバランス

次はそのストーリー内での戦闘について。アーウィン戦と白兵戦がバランスよく取り入れられていて、これまでのいいとこどりができてるんですよ。戦闘のベースは64などから続くアーウィンでのシューティング。

アーウィン戦と白兵戦のバランス
アーウィン戦闘

お馴染みのローリングやボム、オールレンジモードでの戦闘などGCのグラでこれらを体験できるのはファンとしてはうれしいです。おまけ程度のものじゃなくガッツリ1ステージ敵や隕石を潜り抜けてのシューティングになるのでやりごたえは十分。

そしてアサルトではそのアーウィンから地上に降りたってそこで白兵戦が行われるんですよ。

アーウィン戦と白兵戦のバランス
白兵戦

スマブラで使ってたブラスターやマシンガン、バズーカやスナイパーライフルなどCODさながらの装備を切り替えながらアパロイドをせん滅していきます。この爽快感が中々高く、別ゲーでいうと地球防衛軍にかなり似てる感じですね。

襲い来る巨大なエイリアンをなぎ倒しながら敵を呼び寄せてるマシン?を倒したりスイッチを押したりとミッションをこなしていく感じになります。そしてこの白兵戦の中、シームレスにアーウィンやランドマスターへ切り替えができるんですよ。歩行中にアーウィンやランドマスターにワンボタンで乗ることができ、さっきまで銃で撃っていた敵を空中から掃討するなんてことも。

この自由度の高さが今までのスタフォにない感覚でとても新鮮だったのを覚えてます。前作アドベンチャーはこのアクションの部分が強く、シューティングがほとんどありませんでした。そのアクションも棒術や魔法などスタフォらしくないものが多め。

そういった不評な部分を排除しつつユーザーが望んでるシューティング、前作のノウハウを生かした白兵戦などを取り入れて本当にいいとこどりができてる戦闘システムなんですね!

キャラ同士の掛け合いが豊富

次はストーリー内でのキャラの掛け合いがとても豊富にあること。スターフォックスでは場面場面でキャラがフォックスに話しかけてくる、というのがよくある演出でした。アサルトではこの演出の数やパターンがかなり豊富なんですよ。

ポイント

  • キャラを誤射した時の反応
  • 追尾されてる仲間を助けた時
  • 敵に追い詰められてる時
  • 白兵戦状態で近くに寄った時

などなど。何回プレイしても「こんなセリフ用意されてたんだ!」というようなものが見つかって楽しいです。中々キャラ同士のkな形成をこれまで見られなかったので、これで関係性などを深掘りできるのが嬉しいんですよね。

個人的に好きなのがスターウルフとの絡み。

キャラ同士の掛け合いが豊富
ウルフとの会話

ウルフを誤射した時とかフォックスを信頼しながらも悪態をつく時とかはウルフへの解像度が深まりました。ただの敵、味方、という記号からもう一歩踏み込ませてくれるこの掛け合いの多さは往年のファンこそ嬉しい要素かもしれませんね。

マルチ対戦のバトルモードのクオリティ

次はマルチ対戦ができるバトルモード。このバトルモードのクオリティがかなり高いんですよ。

マルチ対戦のバトルモードのクオリティ
バトルモードセレクト

基本は2人~4人までで遊ぶTPS。64のゴールデンアイを知ってる人はあの感じを想像すればわかりやすいんじゃないでしょうか。ただこのマルチモードもかなり自由度が高いんですよ。

ポイント

  • 性能が違うバラエティ豊富なキャラ
  • チーム戦や3対1も可能
  • ランドマスターやアーウィンも操縦可能
  • アーウィンの翼に乗って射撃
  • ルール設定で一撃必殺モードなどが存在

この辺りは任天堂っぽい所があって、かなりパーティゲーム寄りになってるんですよ。例えばペッピーはチャージ速度が他キャラより早いので、とにかくブラスターでチャージ弾を打ちまくったり、アーウィン操縦性能が高いファルコで延々空中にいたり…

子供が思いつく「かなり卑怯な戦い方」がそのまま実現できるんですね!それゆえに自由度が高くやればやるほど味が出る仕上がりに。何度遊んでも飽きないGCでも屈指のパーティゲームになってるんです。アサルトを買った人はぜひともこのバトルモードも遊んでほしいですね!

熱いフルオーケストラBGM

さらにこれらの冒険の最中聞こえてくるBGMも。実はこのアサルト、スターフォックスシリーズで恐らく初のフルオーケストラなんですよ。戦闘中にティンパニーやバイオリンっぽい音色が聞こえてくるのでとても優雅。特にアサルトはGCということで戦闘時のフィールドや敵の奥行きがすごく、とても壮大な打ち合いをしてるように感じるんです。

この中でのフルオーケストラBGMはかなり迫力あります。64のアレンジBGMも使われてるのでプレイしたことある人は「おっ!この曲知ってる!」となるはず。ただ残念なのはアサルトのサントラが発売されてないという事。

一応ニンドリの雑誌付録として一部のBGMが収録されたCDがついてきたことがあるみたいなんですがそれだけ。せっかくのフルオーケストラなのでいつかはCD単品、もしくはNintendo musicでの配信に期待したいですね!

スターフォックスアサルトの悪い点レビュー

スターフォックスアサルトの悪い点レビュー
ゲームは身を助ける

ここまでいいポイントばかり伝えてきましたが100点満点のゲームっていうわけでもないんですよ。デメリットもちゃんと存在するので、次からはその辺りに触れていきましょう。

ポイント

  • ストーリーが短い
  • プレイ環境を整えにくい
  • マルチを遊ぶ友達がいない
  • 現在の中古価格相場は?

ストーリーが短い

まずはストーリーが短いということ。謎解き部分などもないので順当にクリアすれば10時間もかからずにラスボスに到達できちゃいます。シューティングゲームとしてはそこそこなのかもしれないですが、最近のゲームに慣れてるとちょっと短く感じますよね。

スターフォックス自体長いストーリーをじっくりやりこむというタイプのゲームではなく、クリアしたステージをハイスコア目指して何回もプレイする、というやりこみをベースにしてるタイトル。なので1周自体はかなり短めなんですね。

僕は基本的にゲームの周回はしないのでこのクリア時間の短さはちょっと残念…。探索メインのアドベンチャーは大体20時間ほどかかった記憶があるので、シューティングの要素を多く入れたアサルトはこのくらいのクリア時間になったんでしょうね。ただ上で触れたようにやればやるほど新たなセリフの発見など楽しみもあるので、周回が苦痛じゃない人は特に気にならないでしょう。

プレイ環境を整えにくい

二つ目はプレイ環境を整えにくいという点。アサルトは20年以上前のGCで発売してから今まで一度も移植やリメイクがされてないんですよ。なので今から遊ぼうと思うとGCのディスクとそのハード、ケーブル類を用意しないといけません。今の時代からさかのぼって少なくとも3世代前のハードを用意できる人がどれだけいるでしょうか…?

しかもGCゲームなのでGCコンとメモリーカードも必須。レトロフリークなどのエミュ機も現状満足に使えないので最も整備する難易度が高い世代といっていいかもしれません。

ちなみにハードを用意するならGCよりWiiがおすすめ。WiiならGC+Wiiソフトが遊べるうえに接続も簡単、場所も縦置きならほどんど取らないので割と設置しやすいですよ。

併せて読みたい:Wiiでゲームキューブは遊べる?その方法・道具解説!

マルチを遊ぶ友達がいない

そして上で触れたマルチバトルモードを一緒に遊べる友達もそろえにくいこと。これは言わずもがな、GCとそのコントローラーを持ち寄って遊べる友達なんて今どきなかなかいないからですね。実はアサルトのバトルモードはCPUを使ってのプレイができないんですよ。

マルチを遊ぶ友達がいない
バトルチームセレクト

残念ながらコントローラーをもう一つ用意しないとバトルモードの起動すらできません。当時でも一人っ子で友達がいない人はバトルモードを一切遊ぶことができなかったわけです。スイッチならSNSで仲間を募って、ということもできますがオフラインのGCは流石に厳しい…

ということで個人的に一押しなマルチバトルが現代では遊びにくいんですね。

現在の中古価格相場は?

そんなアサルトの現在の中古価格相場はこんな感じ。

現在の中古価格相場は?
アマゾン中古価格相場

少し前まではディスク裸であれば1000円以下で買えたんですが新作の発表があってからかなり高騰しました。ケースや外箱も欲しいなら5000円くらいになっちゃいますが、ディスク単品でいいなら2000円前後で買えるかも。

これからSwitch2版が出るとさらに値上がりしかねないので欲しいなら早めに買っておくといいでしょう。

スターフォックスアサルトは今からでも楽しめる神ゲー

ポイント

  • シリーズ屈指の評価を誇るゲームキューブのSFシューティング
  • 謎の生物アパロイドの侵食を阻止する王道で熱いSFシナリオ
  • アーウィンでの空中戦と、銃器を駆使する地上白兵戦の融合
  • 乗り物をワンボタンでシームレスに切り替える高い自由度
  • 前作アドベンチャーの不評を排したいいとこどりの戦闘システム
  • キャラ同士の関係性を深掘りできる豊富で多彩なセリフの掛け合い
  • 卑怯な戦法や独自のルール設定も可能なマルチ対戦バトルモード
  • 謎解き要素がなく10時間未満でラスボスに到達する短いストーリー
  • 移植やリメイクがなくゲームキューブやWiiを要するプレイ環境
  • CPU非対応でコントローラーと相手が必須となるマルチの起動条件

ここまでのポイントをまとめるとこうなります。結論としてアサルトは今から遊んでも十分楽しめるゲームになっています。ただバトルモードだけはちょっと難しいので、それ目当てな人は満足できない可能性があるという感じですね。

逆に映画や新作でスターフォックスに興味が出て、キャラの関係性やそのバックボーンを色々知りたいという人にとっては持って来いなゲームになっています。アサルトのプレイ環境を整えればアドベンチャーも遊べるようになるのでクリスタルとの出会いも含めてGC時代を網羅してほしい所ですね!

関連記事:スターフォックスアサルトがSwitch2でリメイクされない理由4つ

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