「DSって種類多すぎて何がどう違うのかわからん!」
今からDSを買おうとするとその種類の多さに戸惑いがち。
無印DS、DSLite、DSi、DSiLL…
この4つが主なタイプになります。
ここではこの4つはどこがどう違うのかについてまとめてみました!
解説ポイントまとめ
- DSiは専用ソフトがある
- 画面のサイズはそれぞれバラバラ
- アドバンスがやりたい場合はDSLiteがベスト
この辺りを主に解説。
プレミア化する前にストック抑えておきたい人も参考にしてみてください!
動画で見たい人はコチラも。
DS、LiteとDSi、DSiLL の主な違いは5つ
今まで出たDSはDS、DSLite、DSi、DSiLLの4つ。
初代DS | DSLite | DSi | DSiLL |
---|---|---|---|
これらの大きな違いはこの5種類に分けられます。
DSごとに違うポイント5つ
- 画面や本体のサイズ
- メモリ関連
- 遊べるソフトの種類
- GBAスロットの有無
- 本体機能
これらから何を重視するかで買うハードを選ぶと失敗しないはず。
DSで何がしたいかによって判断してくださいね!
1、画面や本体のサイズ
1つ目は画面や本体のサイズです。
初代DS | DSlite | DSi | DSiLL | |
---|---|---|---|---|
液晶サイズ | 3インチ | 3インチ | 3.25インチ | 4.2インチ |
横×縦×厚さ | 14.9m×8.47m×2.89cm | 13.3cm×7.39cm×2.15cm | 13.7cm×7.49cm×1.89cm | 16.1cm×9.14cm×2.12cm |
重さ | 275g | 218g | 214g | 314g |
それぞれ大きさが異なっていますね。
画面の大きさと本体サイズの大きさで並び替えると、
各DSの大きさ
- 画面サイズ:DSLite=旧DS<DSi<DSiLL
- 本体サイズ:DSi<DSLite<旧DS<DSiLL
という順番になります。
中でもDSiLLの大きさはかなり目立っていて、DS達の中でも群を抜いています。
比べてみてもこの通り。
その分重くはなってますが大きい画面で遊びたい人にはよさそうですね。
画質は変わってないので注意
画面はそれぞれ大きくなってますが画質、画素数は変わっていません。
悪い言い方をすると画面を引き伸ばしただけということ。
DSはどれも256×192という画素数で固定されていて、これは大きくなっても変わりません。
なのでちょっと荒れた感じになるんですね。
液晶サイズでDSiLLを考えてる人はここだけ気を付けてください。
2、メモリ関連
2つ目はメモリ関連です。
詳しく言うとSDカードスロットと本体内蔵メモリですね。
初代DS | DSLite | DSi | DSiLL | |
---|---|---|---|---|
SDカードスロット | なし | なし | あり(32GBまで) | あり(32GBまで) |
内蔵メモリ | なし | なし | あり(256MB) | あり(256MB) |
初代とDSliteにはSDカードスロットがついてません。
DSのソフトはソフト自身にセーブされるので当然と言えば当然。
じゃあDSi以降にはなんでついてるの、という疑問の答えがコレ。
DSiwearとよばれるDSiとLL専用のDLゲームショップがあったんですね。
ここでDLしたゲームを保存する、、、んですが残念ながら2006年に終了。
他にも撮影した写真や音楽再生機能で使えるので現在はそれら専用の機能になってます。
同じく本体内蔵メモリも使用方法はDSiwearや写真。
SDカードがなくてもとりあえず保存できる場所として使えますね。
DSiwear専用ソフトはDL不可…だけど
専用ソフトというとDSi専用ソフトが500タイトル弱存在します。
これはLite以前ではゲットできないんですが先ほど触れたようにサービスそのものが終了。
現在新たにゲットすることはできません。
ですがそれは新品に限ったこと。
中古を探せばそれらのソフトが購入された本体が見つかったりします。
上の画像だと「X-RETURNS」など書かれてるソフトが全部そうですね。
なので値段に惹かれて買って、
「別のDSi、wearソフト中古で入ってる本体売ってるじゃん…」
とはならないようにしてくださいね!
3、遊べるソフトの数・専用機能
3つ目は遊べるゲームソフトの数です。
一つはDSi専用ソフトのこと。
DSiには実はこの「モンスターファインダー」が唯一の専用ソフトとして発売されてるんです!
なのでDSLite以前ではこのゲームは遊ぶことができないのだ!
…
とはってもそこまで評判は良くないのでプレイ動画なんかを見てから決めるといいでしょう。
それよりも重要なのが一部ソフトの専用機能。
例えばこのポケモンブラックホワイトではゲーム内でテレビ電話ができるんですね。
他にも36ソフトがこのDSi、LLのカメラ機能を使った専用機能を実装。
パワポケやポケモン、ファイヤーエムブレムなどの有名ソフトもあるので気になる人はチェック。
あのゲームのすべてを知っておきたい!という人はDSi以降を選んだ方がよさそうです。
GBAスロットを使ったゲーム
さらに限定ソフトはDSiだけじゃなく旧DS、Liteの方にも存在。
それがこういったGBAスロットを使ったゲームです。
このスロットがないと満足に遊べないゲームがいくつかあるんですよ。
などなど。
その他に遊べないわけじゃないけど重要な隠し要素が手に入るソフトも。
こんな感じで。
目的のソフトにこういった機能がないかはチェックしたほうがいいかもしれませんね。
4、GBAスロットの有無
4つ目はそんなGBAスロットの有無です。
これがあるとDSながらアドバンスのソフトも遊べちゃうんですね!
初代DS | DSLite | DSi | DSiLL | |
---|---|---|---|---|
GBAスロット | あり | あり | なし | なし |
これはDSiではなく旧DSとLiteのみについてる機能になります。
こんな感じで本体下側にGBAソフトを差し込むスロットが付いてるんですね。
なのでLite一つあればDSとGBAが遊べちゃうというお得な仕様になってます。
ちなみにゲームボーイのソフトは遊べないのでそこは注意。
アドバンスのゲームも実機でやりたいという人はかなり大切な機能でしょう。
5、本体機能
5つ目は本体の機能の違いです。
上で触れたものも含め本体だけでできる機能に違いがあるんですよ。
初代DS | DSLite | DSi | DSiLL | |
---|---|---|---|---|
DLプレイ | あり | あり | あり | あり |
ピクトチャット | あり | あり | あり(追加要素も) | あり(追加要素も) |
DSiカメラ | なし | なし | あり | あり |
DSiサウンド | なし | なし | あり | あり |
うごくメモ帳 | なし | なし | あり※ | あり※ |
主な本体機能としてはこんな感じ。
一応DSブラウザやニンテンドーゾーンなんかもあったけどサービス終了ということで除外。
なので上でも少し触れたように目玉になるDSiwearは今は使えません。
ワイヤレスで友達同士で遊ぶDLプレイ、
お絵描きで遊べるピクトチャットはどれも標準装備。
カメラやメモリがあることによるサウンド機能はDSi独自のものになっています。
ここも何を重視するかが大事なところですね。
うごメモは本体付属を狙う
DSiwearのソフトでおそらく一番有名なのがうごくメモ帳。
これはDSiwearだと無料でDLできるんですが今はそのサービス自体が終了。
なのでこれも中古のDSi、LLの中身を調べて探し当てる必要があります。
2009年秋以降の出荷品だと最初からDL済みなので探す参考にしてみてください。
今から買うならどのDS?
ここまでDS4種類の主な違いを見てきました。
まだどれを買うか決めかねてるなら一緒に決めちゃいましょう!
DSの選び方
- GBAを使うならDSLite
- 性能重視ならDSiLL
性能面では全てにおいて、旧DS<DSLite、DSi<DSiLLという感じになっています。
なので特別な理由がない限りDSLiteかDSiLLの2択になるはずです。
そんな今回はこの2機種の強みをピックアップしてみました。
GBAを使うならDSLite
まずアドバンスで遊ぶ予定がある人はDSLiteで間違いありません。
DSは問題なく遊べるうえにGBAソフト約800本も範囲になってくるからです。
GBAを今携帯機で遊ぼうと思うとアドバンスかSP、ミクロが必要。
無印はバックライトなし、SP、ミクロは最近高騰気味。
ということでDSLiteが一番コスパいいんですよ。
綺麗な画面でライトがついていて見やすく、そしてDSもできる。
これ以上ないくらいピッタリなハードです。
DS、アドバンスに好きなソフトが固まってる人はDSiLLより満足するはずですよ。
性能重視ならDSiLL
そしてDSiLLがオススメなのは性能重視な人。
他3種類に比べて携帯機としての性能ではトップだからです。
DSiLLの性能の良さ
- 画面サイズの大きさ
- 電池の持ち時間そこそこ
- 音質の良さ
この辺りが比較できる性能になります。
画面サイズは上で話した通りですが電池の持ちも大きさの割にいいんですよ。
ライトほどじゃないですがかなり持ちますよね。
さらに音質はコーデックICが進化したことにより向上。
これによってより大きい音が出せるようになったり音質そのものもよくなってるんです。
バンブラとかの音ゲーだとより実感できるかも。
こんな感じで単純なスペックならDS一族で随一の能力を持っているわけですね。
なのでアドバンスは別ハードでやる、っていう人はDSiLLの一択かなという所。
今から買う場合の注意点
「よし!俺はこのDSを買うぞ!」
となった場合、大体の人が中古になると思います。
そんな中古購入の際にはちょっと気を付けて欲しい点が3つあるんですよ。
よくあるDSの問題
- 尿液晶
- ヒンジのゆるみ
- ボタンの反応
この辺りはDSでよく壊れてたり劣化しがちなポイント。
画面が黄色い尿液晶。
いざ開けてみるとガクガクのヒンジ部分。
押したまま戻ってこないボタン。
この辺りは通販じゃ確認できないのが辛い所。
できれば中古販売店に見に行ってケースから出して確認するのをオススメしますよ。
【まとめ】DSやDSiの違いは液晶サイズやGBAスロットの存在!
初代DS | DSLite | DSi | DSiLL | |
---|---|---|---|---|
外観 | ||||
液晶サイズ | 3インチ | 3インチ | 3.25インチ | 4.2インチ |
本体サイズ | 14.9m×8.47m×2.89cm | 13.3cm×7.39cm×2.15cm | 13.7cm×7.49cm×1.89cm | 16.1cm×9.14cm×2.12cm |
SDスロット | なし | なし | あり | あり |
本体メモリ | なし | なし | あり | あり |
音質 | 通常 | 通常 | 向上 | 向上 |
GBA対応ソフト | プレイ可 | プレイ可 | プレイ不可 | プレイ不可 |
カメラ対応ソフト | プレイ不可 | プレイ不可 | プレイ可 | プレイ可 |
GBAスロット | あり | あり | なし | なし |
DLプレイ | あり | あり | あり | あり |
ピクトチャット | あり | あり | あり | あり |
DSiカメラ | なし | なし | あり | あり |
DSiサウンド | なし | なし | あり | あり |
ここまでをまとめるとこうなります。
それぞれにいい所はありますが分かりやすいので選ぶのにはそんな困らないかなと思います。
めちゃくちゃ迷ったらとりあえずDSLiteとDSiLLを買っておけばまず間違いありません。
一番高いDSiLLでも本体だけだったら4000円くらいで買えますしね。
ただDSLiteとDSiだと充電に使うケーブルが違うので要注意。
片方を流用しようとするとできないのでアダプタとのセットを買ったほうがいいかもしれません。
何はともあれこれからどんどん高騰していくと思うのでゲットはお早めにどうぞ!