レトロフリークの新型が2025年に出るらしい…?
そんな噂を耳にして詳細な情報を探していませんか?
現行モデルとのバージョンによる違いや過去のモデルが販売終了となった理由、そして今後の値上がりの可能性について気になっている方も多いでしょう。
また、ドンキホーテに在庫ありという情報の真偽や一部でささやかれる人気がないという評判の真相も知りたいところです。
さらにレトロフリークでPS2や64のソフトが遊べるのかどうか、という疑問も解決しておきたいポイントだと考えられます。
この記事ではそんなレトロフリークの新型に関する噂から現行モデルの詳細、購入前に知っておきたい注意点まで、あなたの疑問に網羅的にお答えします。
レトロフリーク新型の発売日はいつ?最新情報を解説

2025年発売の噂を調査
結論から話すと2025年8月現在、メーカーである株式会社サイバーガジェットから新型に関する公式な発表は一切行われていません。
残念ながらまだ何も発表もリークもないんですね。
なので現在ネット上で見られる新型の情報はいずれもユーザー間の期待や憶測に基づくもの。
公式な情報ではないのであまりワクワクすると肩透かしを食らいます。
では、なぜ公式発表がないにもかかわらずこれほどまでに新型を待望する声が上がるのでしょうか。
その最大の理由は現行モデルの発売が2015年10月だから!

日進月歩のデジタルガジェットの世界において10年という歳月は非常に長いもの。
この10年で映像技術やCPUの性能は飛躍的に向上しました。
なので多くのユーザーが最新技術を反映したアップグレードモデルの登場を自然と期待するようになったのです。
まさにこうした「もっとこうだったら良いのに」という希望的観測が新型登場の噂を後押ししている格好です。
まあとは言っても公式からのアナウンスがない以上、現時点ではすべてが願望にすぎません。
新型モデルの登場を待ち続ける選択も一つですが、それがいつになるのか、あるいは本当に発売されるのかも不透明な状況です。
なので現在レトロゲームを遊びたいなら現行機を買ってしまうのが一番早い選択肢になってきます。
現行モデルの再販はいつ頃?
現行のレトロフリークはすでに再版されて供給されています。
レトロフリークは継続的に生産されている製品ではなく、不定期に生産・再販されるという特徴があります。
さらにカラバリも豊富なので全てが常に販売中、というタイミングは意外と少ないんです。
なので「欲しい」と思ったタイミングで在庫がないこともしばしば発生します。
最近では2023年2月ごろにファミコンカラーの再販があるかないか、という出来事がありました。
大きな再販としては2024年3月下旬基本セットとコントローラーアダプターセット。
またAmazon限定カラーモデルは2025年2月頃に在庫が復活した記録があります。
2025年8月現在もベースのレトロフリークは定価で販売してますが、それ以外はいくつかプレ値が付いています。

以前の周期から考えると次回のまとまった再販も数ヶ月から半年以上の間隔が空く可能性があります。
2025年後半に再販があるかどうかは断定できませんが、需要が高まれば年内に再度生産されることも考えられます。
ただ、再販を待ち続けるとその間に中古市場の価格が変動するリスクもあります。
欲しいカラーがある人は公式サイトやアカウントをフォローして更新をチェックすることが大事ですね。
ヤマダ電機ゴールドの発売日はいつ?
ヤマダデンキ限定で発売された金色のレトロフリークは、ヤマダ電機の創業50周年を記念した特別モデル。
この「レトロフリーク ゴールド(コントローラーアダプターセット)」が発売されたのは、2024年4月26日です。
このモデルは数量限定品であり記念モデルという特別感から発売後すぐに大きな注目を集めました。
定価は25,300円(税込)でしたが限定品のため現在では入手が困難になっています。
ということもあって2025年8月現在、ヤマダデンキの公式通販サイト「ヤマダウェブコム」ではすでに取り扱いを終了しています。
中古市場やフリマアプリなどでは見かけることもありますが希少価値から定価を大幅に上回るプレミア価格で取引されているのが一般的。
そのためこれから購入を検討する際は相場以上の資金が必要になってくるでしょう。
現行バージョンの違い
2025年現在、メーカーが現行品として製造・販売しているレトロフリークは主に2つのバージョンに分類されます。
基本的な本体性能は同じですが付属品に違いがあります。
レトロフリーク(通常) | レトロフリーク CAセット(白) | レトロフリーク CAセット(赤白) | レトロフリーク CAセット(黒) | |
---|---|---|---|---|
![]() | ![]() | ![]() | ![]() | |
販売状況 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
価格 | 28000円 | 25300円 | 25300円 | 25350円 |
対応ハード数 | 11種類 | 11種類 | 11種類 | 11種類 |
付属充電器 | ACアダプター | ACアダプター | USBケーブル | ACアダプター |
付属コントローラーアダプタ | × | 〇 | 〇 | 〇 |
付属コントローラー | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
付属ギアコンバーター | × | × | × | × |
付属HDMIケーブル | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
コントローラーアダプターセットはカラバリがいくつかありますがどれも基本性能は一緒。
大きな違いはレトロゲーム機の実機コントローラーを接続できる「コントローラーアダプター」が付属するかどうかです。

このアダプターがあると、ファミコン、スーパーファミコン、メガドライブ、PCエンジン、AV仕様ファミコンの純正コントローラーが使用可能になるというメリットがあるわけです。
過去には様々な限定セットが存在しましたが、現在、安定して購入の選択肢に入るのは上記の2種類。
どちらを選ぶかは実機コントローラーを使いたいかどうかで判断するのが最も分かりやすいでしょう。
今後の値上がりの可能性

レトロフリークの価格は今後の値上がりの可能性が十分に考えられます。
その理由は主に2つ。
第一に前述の通り不定期生産であるから。
ベースとして市場の在庫がなくなると需要と供給のバランスが崩れ、価格が高騰しやすいハードなんですよ。
過去にも生産が途絶えていた時期には中古価格が4万円近くまで跳ね上がった事例がありました。
第二に世界的なレトロゲームブームにより、ゲームソフトそのものの価値が上がっていること。
時が経って実機で遊ぶ環境を整えるのが難しくなるほど1台で多様な機種に対応できるレトロフリークのような互換機の需要が高まるためです。
新品が生産されない以上、このブームが落ち着いても中々価格は下がらないでしょう。
とはいえ現在は比較的価格が落ち着いており、定価に近い価格で購入できるチャンス。
ただこの安定期がいつまで続くかは不透明です。
なので購入を検討しているのであれば、価格が再び高騰する前に手に入れておくのが賢明な判断と言えるかもしれません。
生産販売終了モデルとその理由とは?
レトロフリークには現在販売されているモデル以外に過去に多くの数量限定モデルや特別セットが存在。
ただそれらはすでに販売終了しています。
これらのモデルが販売終了となった主な理由はその多くが「数量限定」で企画された製品だから。
特定のゲーム機のカラーを模したモデルや特定の周辺機器をセットにしたバージョンは大きく話題になったんですよ。
例えば、「メガブラック」はメガドライブカラーで統一され、「SFC用」はスーパーファミコンに特化した構成でした。
これらは特定のファン層に向けた戦略的な製品で、当初から継続的な販売は予定されていなかったと考えられます。
こうして販売が終了した限定モデルは中古市場で高値で取引される傾向が強く、それも話題性を呼ぶ一つのきっかけになってますね。
レトロフリーク新型に関するよくある質問と噂

ドンキホーテに在庫ありという情報
「ドンキホーテでレトロフリークの在庫があった」という話をたまに聞くことがあります。
ただ、これは信憑性が低くあまり当てにならない情報というのが個人的な感想です。
ドンキのHP、各種SNSを調べてみてもそれらしき商品や購入報告などが見当たらなかったんです。
なのでおそらくレトロフリーク関連の話題はこれが要因かなと考えてます。
ドンキが発売するゲーム互換機です。
レトロフリーク以外にもレトロゲーが遊べるようになるハードはいくつかあって、これがドンキでも販売してるんですよ。
これに関する書き込みならいくつもありました。
ただこれらはレトロフリークではないのでメガドラやスーファミPCエンジンなど11機種に全て対応してるわけじゃありません。
その分値段も安いのでまあ下位互換といった感じですね。
ハード一つにまとめておきたいという人にとってはあまり相性が良くないハードになっています。
現行機でPS2ソフトは遊べる?
レトロフリークでPlayStation 2(PS2)のゲームソフトを遊ぶことはできません。
理由はレトロフリークの設計思想とハードウェア性能にあります。
レトロフリークはまず主に1980年代から1990年代のカートリッジ式レトロゲーム機をターゲットに開発されています。
なのでレトロフリークを欲しがる層が必ずしもPS2機能を求めてるとは限らないんですね。
さらにPS2はCD/DVD媒体のゲーム機であり、内部構造が極めて複雑。
特に「Emotion Engine」と呼ばれるCPUは非常に特殊な設計で、これを安定してエミュレートするには高い処理能力が求められます。
レトロフリークのスペックではPS2を動作させるほどの性能はありません。
これはレトロフリークだけじゃなくPS2の公式な互換機や「PlayStation 2 mini」のような復刻版が存在しない理由と同じです。
なので現実的にPS2のゲームをプレイしたい場合は中古のPS2実機を購入するか、高性能なPCでエミュを使用する方法が主な選択肢となるわけです。
現行機で64ソフトは遊べる?

前述のPS2と同様にレトロフリークでNINTENDO64(ニンテンドウ64)のゲームソフトを遊ぶこともできません。
64もその独特な3Dグラフィック処理の仕組みから安定した動作には比較的高いスペックが要求されます。
レトロフリークの処理能力では64のゲームを完全に、そして快適に動作させることが困難ということ。
これがレトロフリークが64に対応していない主な理由です。
一部のユーザーはレトロフリーク本体を改造して非公式に動作を試みているケースもあるのでできなくはない様子。
なので64のソフトを遊びたい場合は実機でプレイするか、N64ダンパーのようなツールを使ってゲームデータをPCに取り込み、PC上のエミュで楽しむといった方法が一般的になるでしょう。
待望のポータブル版は発売される?
レトロフリークのポータブル版については多くのファンが発売を心待ちにしている状況ですがこちらも新型同様、公式な発表はまだありません。
この期待の根拠となっているのがレトロフリーク本体で特定の操作を行った際に表示される「次は『レトロフリークポータブル』でお会いしましょう!」という隠しメッセージ。
この一文が開発が進行中であることの匂わせではないかと発売当初からファンの間で大きな話題となりました。
実際このメッセージの存在はメーカー側もポータブル化を視野に入れていたことをうかがわせます。
ただ、2015年の発売から長い年月が経過した今も具体的な続報は出ていません。
正直技術的な課題や市場の採算性など、製品化には様々なハードルがあるのかもしれません。
多くのユーザーが待ち望んでいるのは事実ですが、現時点では「いつか発売されるかもしれない」という期待に留めておくのが良いでしょう。