「メタルスラッグクリアしたぞー!」
いつぞやのニンテンドーダイレクトでやっていて気になってたメタスラゲー。
シリーズはやったことなかったんですがやっぱあのドット絵は圧巻ですよね。
ということでアタックリローデッドなるタワーディフェンスゲー買ってみたんですよ。
これが面白い!
めっちゃハマって最近ずっとやってたのでその内容をレビュー!
ポイントはこの辺り。
綺麗なドット絵が好き、メタスラに興味あるという人はぜひやってみてください!
メタスラアタックリローデッドってどんなゲーム?
ということで普通のメタスラとは違うアタックリローデッドについての概要。
ダイレクトの映像からじゃどんなゲームかよくわからないですよね。
ジャンル:タワーディフェンス
まずゲームのジャンルはタワーディフェンスになります。
タワーディフェンスというのはリアルタイムで時間が経過し、相手の陣地を攻め落とせば価値というゲーム。
逆に自陣を攻め落とされれば負けということですね。
3Dではなく横一線の2D仕様のタワーディフェンスになっています。
本家メタスラは2Dアクションでしたが今作にアクション要素は全くありません。
ただ時間経過がリアルタイムなので指さばきや瞬時の判断は必要。
数多くのユニットから自分の好きなものを10体選んでデッキを組むわけですね。
元のメタスラに出てる人や物がベースで、歩兵から戦車、巨大ロボまで登場。
ただデカいものだとコストがその分かかるので出撃まで時間がかかる感じ。
これを上手く組み合わせて序盤用、終盤用と役割を決めるのがデッキ構築のコツです。
ストーリー:悪の組織との闘い
ストーリーは王道の悪の組織との闘い。
主人公はマルコ率いる正規軍と呼ばれる軍隊。
それがモーデン軍といういわゆる世界征服しようとしてる組織と対峙していく感じ。
それをマリオのマップのような感じで一コマずつ進めていきストーリーも同時に見ていく形になります。
王道ではあるんですがボイス無し描写も2DイラストとSEのみで進められるので小説を見てるような感覚。
割と想像力が試される演出になってます。
各勢力別のストーリーも用意
さらにメインストーリーとは別にアナザーストーリーなるものも用意。
これらの勢力がメタスラ世界には存在するんです。
アナザーストーリーではそれぞれにピックアップして物語を進めることができるというもの。
ちょい役で出てきたあいつにそんな裏が…!
というようなことが分かるわけです。
これのおかげでかなりキャラを知ることができました。
クリア時間:約50時間
そしてそんなストーリークリア時間は大体50時間になります。
ゲーム内で確認できないのでスイッチの情報から。
かなり大ボリュームですよね!
タワーディフェンス初プレイなのでちょっと効率は悪かったと思いますがそれでもかなりの内容。
難易度もボタン連打では決してクリアできない難易度なので育成などにも時間がかかります。
そういった時間も考えての50時間ということですね。
さらにアナザーストーリー全クリア、全難易度でクリア、ユニットコンプ。
この辺りを目指すと100時間でも足りません。
現在130時間程度ですがまだまだ…
なのでやりこみ屋ボリュームに関しては心配いりませんよ。
シリーズ未プレイでも楽しめる?
問題なく楽しめます。
これは僕自身がそうだったからですね。
キャラの名前が一つもわからない状態から上までやりこみました。
要因としては、
この辺り。
長いムービーとかはなく割とすぐに最初の戦闘、2回目と進んでいきます。
なのでまずバトルにのめり込むんですね。
のめり込んで進めていくと自然とキャラの掛け合いも見ることとなり、話も把握できるということ。
メタスラARのここが面白い!4点
ということで概要が分かったところで100時間以上遊んだ結果わかった長所を4つ紹介。
ついもう一回やりたくなる難易度
まず一つ目はちょうどいい難易度。
負けても「あそこをああすれば…」というバランス調整が凄くいいんですよ。
上でも触れてますがストーリーであっても簡単にポンポン進められる難易度じゃありません。
早めに壁にぶち当たるでしょう。
でもその時も改善点が割と明確なんです。
こんな感じで次、次と何回も再戦したくなってくるんですよ。
そのうち相手のパターンも読めてきてクリアできるという流れ。
これが楽しくてあと1ステージ…!と言いながらついつい1時間遊んじゃうわけです。
また、ゲームオーバーにデメリットがないので「とりあえず試す」に抵抗がないのも大きいですね。
デッキの構築自由度が高い
二つ目はデッキの構築自由度が高いこと。
これは300種類のユニットの組み合わせに制限がないからです。
上で触れたような勢力はあるもののその組み合わせは自由。
完全下位互換みたいなものもいますがどれも個性豊かで中々被ったユニットがいないんです。
人間、戦車、動物、エイリアン、UFO…
それぞれ役割が違うので組み合わせ考えるのがめっちゃ楽しいんですよ!
この体力高いやつで壁を作って後衛はこの長距離ビームのエイリアンで…
とか一生考えてました。
ロックマンエグゼや遊戯王、TCGなんか好きな人は絶対ハマる構築自由度です。
全ユニット満遍なく使える
さらに全ユニット満遍なく使えることも。
これはユニットのレベル上げが簡単なのが理由です。
このゲームのレベル上げは自分自身のレベルに依存します。
ここが20レベルなら全ユニット20まで、50なら50まで育てることができるんです。
お金も必要ではあるんですがかなり少額なので普通にやってたらダダ余りで問題ありません。
なので、
「新しくゲットしたあいつ使いたいな…」
と思ったらレベル1から速攻で戦力に加えることができるわけです。
なのでこういうゲームにありがちな、いつものメンバーで固まりがちっていうことが起きにくいんです。
これも上のデッキ構築の汎用性を高めるのに一役買ってますね。
固有のスキルを鍛えるには別の装備品を集める必要があるんですがストーリークリアするまでなら問題はありません。
ここを埋めていくとHPが増えたり攻撃力が上がったり。
ここを拘るくらいになればもうかなりハマってる証拠です。
ボリュームが凄い
最後は全体のボリュームが物凄くあること。
パッと思いつくくらいでもこれだけ。
ユニットだけは全部集めたいなと思ってたんですがそれをするためにはポイントが必要。
ポイントでガチャを引く感じなんです。
そのポイントを集めるには色んな難易度をクリアする必要がある。
その激ムズ難易度をクリアするにはユニットを鍛えないといけない。
鍛える装備品を集めるためにステージ回りをする…
という感じでマジでやること一杯。
その組み合わせが正解とも限らないので他にも試すとなるとさらに時間がかかります。
こういった未来を見据えて常にやることがあるデザインがついやりこんじゃう気持ちに繋がってるわけです。
メタスラARのここがちょっと…欠点2点
そんなメタスラにも欠点となる部分がありました。
ここもうちょっとどうにかならないかなーと思ったポイントですね。
レベル上げが一度にできない
まずレベル上げが一気にできないということ。
これはレベル上げを作業が一体ずつでしかできないからです。
キャラのステータス画面からレベルを上げるんですがこれをまとめてすることは不可能。
ゲームも進んでくると1レベルが全然上がらなくなってくるんですよ。
そうなると1レベル上げるごとにデッキの全ユニットをまとめて強化するわけです。
でもそれがまとめてできないので、
という作業をかなり繰り返さないといけないんですね。
さらにユニットとは別に生産速度を上げる強化などもあってそれも個別。
ということもあってめちゃくちゃ面倒くさいんです。
この辺りはまとめてレベル上げできるようにして欲しかった所です。
ストーリーがしっかり終わらない
二つ目はストーリーがしっかり終わらないという所。
これはどの陣営もしっかりしたエンディングを迎えてないからです。
メインストーリーは正規軍がモーデン軍を倒して終わり。
なんですが壊滅はしていなく誰も死んでいません。
アナザーストーリーでもどの勢力もちゃんと終結してるとはいいがたいんです。
これはおそらくメタスラ本編が続いているから。
そのキャラや世界観を抜き取ったARでは勝手に終わらせるわけにはいかなかったんだと思います。
ということもあってストーリーはちょっと尻切れトンボ。
本編やりたいんですが今からだと高いんですよね…
【まとめ】メタスラアタックリローデッドは超面白い!
ここまでをまとめるとこうなります。
ここまでのボリュームで1300円は正直破格。
スイッチなら携帯モードで寝転がってやるのにも最適だしマジで買いです。
実は元はソシャゲなんですが課金要素は一切ありません。
当時との違いは分かりませんが特に明らかに欠けてる部分などは見当たりませんでした。
なんか気楽に遊べるゲーム内かなと考えてる人には超オススメですよ!