「前作未プレイだけどアクトレイザー・ルネサンス買ったぞー!」
延々遊べる、時間忘れる、という言葉に惹かれてアクトレイザーを買っちゃいました。
そしてなんとか裏ボスまでクリア!
今回は前作未プレイかつ完全クリアした僕がその詳細をレビューしていきます!
この辺りがポイント。
いい所、悪い所両方レビューしていきます!
アクトレイザー・ルネサンスって何?
アクトレイザー・ルネサンスはスーファミ時代に発売されたソフトのリメイクになります。
当時の評価がかなり高く、スーファミ時代の名作として語り継がれてたんです。
僕はゲームセンターCXで見た記憶があるくらいで未プレイの中でリメイクを買ったんですね。
なのでかなり新鮮。
独特のゲームジャンルだったのでその辺りからまとめ。
シムシティやどうぶつの森が好きな人は相性良さそうでしたよ!
ゲームジャンル:街作りシミュレーション
まずゲームのジャンルは街作りシミュレーション+2Dアクションという感じ。
というのもこのゲームは2つのパートに分かれてるんですよ。
街づくりパート
![アクトレイザー街づくり画面](https://sukegames.blog/wp-content/uploads/2023/09/16939042410692560916615009962694.jpg)
2Dアクションパート
![アクトレイザー2Dアクションパート](https://sukegames.blog/wp-content/uploads/2023/09/1693904280316511645364583500418.jpg)
どっちもまんべんなくこなさないといけません。
2Dアクションは割とベーシックなのでポイントは街づくりの方。
最初は何もないまっさらな島を開拓して町を作るスペースを用意してあげるわけです。
家や畑、工場といった施設は人間が勝手に作ってくれるので操作は不要。
じゃプレイヤーは何をするかというと門や砦の設置です。
これらを適切な場所に設置して敵を迎え撃てる街を作っていくわけですね!
ストーリー:サタンからの解放
ストーリーとしてはサタンから島々を開放する、というもの。
主人公は神様となりサタンに支配された島々を開放していくというのが主な目的。
流れ的には木々を破壊して開拓⇒魔物の出現穴を潰す⇒サタンの手下のアジトを見つける、という感じです。
![アクトレイザーの流れ](https://sukegames.blog/wp-content/uploads/2023/09/c70a2121aa27f0c91d3f3d351e39cd12.jpg)
これを繰り返して色んな島を開放していく感じですね。
神様は一切喋らないので補佐をしてくれる天使君がメインキャラクターになります。
![アクトレイザー天使](https://sukegames.blog/wp-content/uploads/2023/09/16939042741616209549299634045429.jpg)
かわいい。
彼が人間としての橋渡し役をしてくれるわけです。
難易度:低い※ただし
難易度は基本低め。
最初はイージーからノーマルがあるんですがノーマルでもかなり簡単。
2Dアクションはもちろん、街作りパートではゲームオーバーになるデメリットがないので何度でもやり直しができちゃいます。
ただその上のハード、たとえノーマルでも裏ステージでは結構な難易度に…
![アクトレイザークリア時間](https://sukegames.blog/wp-content/uploads/2023/09/16939042631614949260086512029564.jpg)
僕は通常クリアまで15時間程度でしたが裏ボスクリアまではそれまでの倍以上かかってます。
なのでシミュレーション初心者にはかなり優しい作りになってますよ!
特徴:リアルタイムのタワーディフェンス
そして何と言ってもリアルタイムで進むタワーディフェンスが最大の特徴!
ゲーム中には魔物たちが街を破壊しようと進行してくる時間があるんですよ。
![進行される街](https://sukegames.blog/wp-content/uploads/2023/09/8f4487edff51f046dc3f7d74bc6f70a0.jpg)
こんな感じで画面のどこからか魔物が出現、のしのし歩いて民家や工場へ進んできます。
これらを破壊させないように守るのが神様の役目。
やることとしては、
これらで何とか敵を全滅させれば勝利となります。
最初は楽なんですが中盤、終盤になるとものすごい数が押し寄せてくるので本当大変…
「魔法耐性のある魔物が来てるから物理ユニットを…」
「ああでも下から大軍来てるからこっちの方がいいかな…」
「なんでこのタイミングでボスが出てくるんだよ!」
もうてんやわんやですw
リアルタイムなので考えるより先に行動しないといけない。
でも考えなしに動くと逆効果な場合も。
この中で最適解を導き出していくのがこのゲームの醍醐味になります。
アクトレイザー・ルネサンスの面白ポイント4つ
一通りクリアしてみて「ここいいな…」ってなったポイントが4つありました。
この辺りにビビッと来る人は結構楽しめるはず。
1、最初のチュートリアルが短い
まず最初のチュートリアルがかなり短いということ。
このおかげでダレずに即効でキャラを動かすことができるんです。
個人的な好みで最初操作できるまで時間がかかるゲームが苦手なんですよ。
こんな感じで自由に動けるまで1時間2時間かかるとちょっとダレちゃうんです。
でもアクトレイザーでは最低限のチュートリアルだけですぐに操作ができます。
細かい説明はその操作が必要になった時に小出ししてくれるのでストレスフリーなんですね!
最終的には開拓、敵撃退、砦配置と色々やることあるんですがこのおかげでいつの間にかできるようになってます。
この初心者はもちろん経験者にも優しい導入部分は大きな長所だと感じました。
2、やることが次から次へと出てくる
そして慣れた後はいい意味でやることが多いという所も。
常に何かやるべきことがあるので時間を忘れて遊んじゃうんですよ。
などなどやること一杯。
この忙しさが心地よくて、
「いやー忙しくて大変だなー!」
と多忙ながらも見事に仕事をこなす自分に酔いしれることができます。
この気持ちよさというのはリアルタイムで時間が経過し続けるからでしょうね。
![アクトレイザー時間経過](https://sukegames.blog/wp-content/uploads/2023/09/16939042410692560916615009962694-1.jpg)
中央上の砂時計で時間経過が分かる。
ストーリーが進むほどできることが増えるのでどんどん忙しくなっていきますよ!
3、とにかくテンポがいい
さらにこのやるべきことにハマっちゃう要員の一つがテンポの良さ。
一つ一つの行動が1秒もかからず終わるんですよ。
民家を壊すのに10分じっくりと解体して…とかやってると暇な時間ができちゃいます。
でも雷一発で壊れてくれるのでかなりストレスフリー。
逆に時間がかかる行為を挙げる方が難しくて、
このくらいでしょうか。
これらの出現を待ちつつ上で挙げた魔物退治などをしていく。
出現したらそれを使ってまた砦など建築…といった感じ。
ポンポン町の開拓が進むのですごく気持ちいんですよね!
4、失敗を恐れなくていい
そして失敗を恐れなくていいのも大きなメリット。
これはやられた時のゲームオーバー、砦などの場所間違えのデメリットがないんですよ。
2Dアクション部分だけは5回のクレジットがありますが街づくりパートはゲームオーバーがありません。
![アクトレイザーのクレジット数](https://sukegames.blog/wp-content/uploads/2023/09/529430c88aba70c409cdb5d601f9e7d3.jpg)
たとえやられたとしてもお金が失われることもないし、仲間が消えることもない。
何度でもやり直せるので「とりあえずやってみる」が気軽に行えます。
砦の配置も資材さえあれば何回でもやり直せるのでリスクがかなり小さいんですよ。
こういったシミュレーションでよくある、
![](https://sukegames.blog/wp-content/uploads/2023/08/doubutu_cheesewomottanezumi-1-300x300.png)
完璧な場所に配置しないと…
っていうプレッシャーが全然ありません。
気軽に色々試せるので動かすのがどんどん楽しくなってきますよ!
アクトレイザー・ルネサンスの微妙な所2つ
全体的に面白かったですが「ここはちょっとな…」という部分もありました。
それがこの2つ。
個人的には2つ目がより残念なポイントでしたね。
1、アクションの難易度が低め
まず2Dアクションの難易度が低めなこと。
難易度が低いので全然苦労せずにクリアできちゃうんですよ。
一応5回のクレジットがあるんですがほぼ1回も消費せずボスをクリアすることができました。
ボスも奇跡と呼ばれる魔法が協力でこれを連発すればノーダメクリアできる相手も。
![アクトレイザーの奇跡](https://sukegames.blog/wp-content/uploads/2023/09/16939042173958180930407058723678.jpg)
全てで6種類存在。
1つの地域で3、4回ダンジョンに挑むんですがほぼ作業。
まずクリアできるので歯ごたえがなく、流れ作業のように淡々と進めちゃいます。
この辺りもう少し難易度上げても良かったかなという感じ。
一応初期で最高難易度のノーマルでこれだったのでクリア後解放のハードがデフォならもう少しましだったかも?
2、慣れてくると作業感が出る
そして町作りパートでは中盤以降は作業感が出るところがマイナス。
何回か地域を開放するとクリアのパターンが分かってくるのでマンネリしてくるんですよ。
上で触れたように開拓して魔物の巣を潰して、っていうことはどの島でも一緒。
なので慣れちゃうとどの島も同じような感覚でクリアできちゃいます。
唯一魔物の進行を防ぐ所で頭をひねる必要がある感じでしょうか。
それでも何回も挑戦可能なので緊張感に少し欠ける印象。
なので中盤以降は作業のバリエーションを増やしても良かったかなと思いました。
中盤くらいになれば操作が分からないこともないし、増やしてもキャパオーバーになりにくいですしね!
【まとめ】アクトレイザー・ルネサンスはタワーディフェンスが楽しい!
ここまでをまとめるとこうなります。
中盤以降の物足りなさはありますがタワーディフェンス部分はとても面白かったです。
値段も7、7000円ではなく4000円でお釣りがくるところもいいですね。
ちなみに僕はスイッチで買ったんですが実績解除をしたければPS5などを推奨。
そういうのコンプ面倒くさい、、という人はスイッチ版で気軽に遊びましょう!