「ドラクエモンスターズ3やっとクリアしたぞー!」
GBシリーズからずーっとプレイしてなかったDQMシリーズを久しぶりに買ってみました!
今回はかなり楽しみにしてたのでドラクエ4で事前予習するくらいの徹底ぶり。
裏ボスまでクリアしたということでここまでのいい所、悪い所などレビューしてみました!
この辺りがポイント。
総合的には買ってよかったですが不満点がないわけでもなかったという感じ。
GBイルルカ以来のDQMはそういったことも含め衝撃的でした…!
ドラクエモンスターズ3のクリア時間などなど
ということでモンスターコンプまでの完全クリアを果たしたのでゲームの詳細をまとめ。
ゲームのベースは僕がやっていたGBテリワンの頃から変わらず。
面白さの軸も一緒でしたね。
ただできることが増えてボリュームが超増えた、って感じでした!
ゲームジャンル:育成RPG
まずジャンルとしては育成RPG。
レベルやコマンド式戦闘をベースにモンスター育成の要素が入ってます。
![DQM3の戦闘画面](https://sukegames.blog/wp-content/uploads/2024/01/4d22821ec4373f910271125e1b1e6cc2.jpg)
戦闘画面もお馴染みのドラクエと同じ。
過去作と違ってシンボルエンカウントになっているのも本編の進化と同じですね。
やはり特徴的なのは育成で、ドラクエに出てきたモンスターたちを自由に捕まえられるんです。
本編では仲間にできるモンスターに制限がありましたが今作は出現するモンスターすべてが対象。
![野生のデスピサロ](https://sukegames.blog/wp-content/uploads/2024/01/2024012221213700-4337A8783BFC28414C4EC930F3616121.jpg)
中にはボスとして登場したモンスターや超印象的な奴まで…
こういったモンスターを育てて主人公の代わりに戦わせるのが主な内容になってます。
ストーリー:ピサロが己の復讐を果たすまで
そしてストーリーは主人公のピサロが己の復讐を果たすことが目的。
ドラクエ4でラスボスだったデスピサロが主人公のストーリーになってるんですよ。
![デスピサロと手下の会話](https://sukegames.blog/wp-content/uploads/2024/01/1704782991121579830539845673992.jpg)
見た目的に幼く見えますが実はドラクエ4の時系列と一緒の同年代。
ドラクエ4で勇者が冒険した世界の裏側をピサロが冒険する形になっています。
「本編ではこうだったけど実は…」
みたいなことが20年越しに明かされたりするので既プレイ勢は嬉しい所。
別にドラクエ4をやってないと楽しめないということはないのでそこは安心してください。
ネタバレ入ってますがどういうストーリーか知りたい人はコチラも。
クリア時間:表40時間、裏60時間
クリア時間に関しては表ボス撃破まで大体40時間、裏ボス撃破までに60時間という感じ。
僕はRPGは町の住人全てに話しかけないと気が済まないタイプなんです。
ということで結構ゆっくり進めて謎解きに詰まったりしつつこのくらいの時間でした。
RPGとしては平均~少し短めという感じでしょうか。
この辺りのポイントをサクッとこなせればもっと時短になるかも。
一応Wikiなど攻略サイトは見ずのクリアだったのでこだわりがない人はもっと早いでしょうね。
後、完全クリアとなるモンスターコンプまでは大体150時間。
もちろん色々寄り道しながらですが…
このくらいを目安にして貰えればまあ間違いないかなと思います。
ゲームの特徴:好きなモンスターを作れる
やはり一番の特徴はモンスターの配合でしょう!
ポケモンはゲットだけですがこちらはゲットと作り出す楽しさがあります。
どんなモンスターでもかけ合わせることで新たなモンスターが誕生します。
ストーリーそっちのけでハマる人続出するというこの要素。
特にドラクエを良く知らない人だと全て新モンスターなのでそのドキドキもひとしお。
生まれたばかりだとレベル1からなんですがそこから爆速で成長する姿を見るのも楽しい…
育成要素が好きな人にはたまらないシステムになってます。
DQM3のめっちゃ楽しい所4点
一通りクリアしてみて、
「ここ最高だったな…!」
という点が大きく分けて4つありました。
それがコレ。
ここに共感するところがあれば買って損ないかもしれませんよ!
1、配合のワクワク感
まずは上でも触れてるように配合のワクワク感。
何ができるか、できたモンスターを素材にすればどんなモンスターができるのか、楽しみで仕方ないんですよ!
これはガチャガチャとか宝くじを引くときのワクワクに近いかもしれません。
![レア配合の結果](https://sukegames.blog/wp-content/uploads/2024/01/2024012717050100-4337A8783BFC28414C4EC930F3616121.jpg)
特に特別な組み合わせになると配合結果(左下)にキラキラが!
これが出るとめっちゃテンション上がるんですよね…
新たなモンスターを捕まえるたびに、これとこれならなんかいいの生まれるかな…と考えちゃいます。
基本的にレアなモンスターを素材にさらにレアなモンスターが生まれるようになっていきます。
なのでスタメンのやつらを無駄にすることなく強化できるんですよね。
![スタメンとスタンバイ8枠](https://sukegames.blog/wp-content/uploads/2024/01/2024012717055200-4337A8783BFC28414C4EC930F3616121.jpg)
しかも今作はスタメン4枠、控え4枠の8枠分連れていけるのでちゃんと戦力にすることができます。
生み出したモンスターをすぐ使えるのも嬉しい所。
2、戦闘のテンポの良さ
2つ目は戦闘のテンポの良さ。
これは2倍速戦闘のおかげでしょう。
DQM3は雑魚戦、ボス戦、通信対戦などどんな場合でも2倍速で戦闘が行えるんです。
![2倍速戦闘画面](https://sukegames.blog/wp-content/uploads/2024/01/224210e489a998be10d7661cb31df060.jpg)
これのおかげでかなりテンポよく1戦闘を終えることができます。
雑魚専などは数百回行うのでこれが本当にありがたいんですよね…
これに慣れてしまうと通常バージョンの戦闘が遅すぎてめちゃくちゃストレス。
切り替えが戦闘中にワンボタンでできるのも珍しい演出をしっかり見たい時などに使えてGOOD。
コマンド式を長い間扱ってきたスクエニならではの配慮という感じですね。
GB版モンスターズも爆速
ちなみに過去作のテリワン、イルルカも戦闘は爆速でした。
これは戦闘速度設定を最速にすることでテキストが超高速で流れていくからです。
![GBテリワンの速度選択画面](https://sukegames.blog/wp-content/uploads/2024/01/2024012717211900-AC0641882BE66F7BD5AEA202B0CB1348.jpg)
コマンド式ながらとてもテンポがよくて大好きだったんですがこれと似たことが現代でもできるとは…
敵が当時より強いので完全オートで殲滅、というのはちょっと難しいですがそれでも十分な速度でした。
3、ドラクエ4とリンクしたストーリー
あと個人的にはドラクエ4とリンクしたストーリーも高評価。
上でも触れたように「あそこの真相はこうだったのか…」という発見があったからです。
ドラクエ4本編ではピサロは基本悪者。
はずだったんですがちょっとだけ罪が軽くなったり。
何より人間を憎み倒すわけじゃなく和解への道を歩んでいくストーリーになっていきました。
ドラクエ4本編でもリメイクでは改心の兆しを見せていたのでその補完という感じ。
ここは賛否両論ありますがドラクエ4の時間軸を2度楽しめるということで評価しております!
4、通信対戦のハードルが低い
4つ目は通信対戦のハードルが低いこと。
これはクイック対戦と戦闘が速攻で終わることが理由です。
ポケモンの対戦でもそうなんですがああいうのって結構緊張しちゃうたちなんですよ。
「ミスったらどうしよう…」「ボコボコにされると恥ずかしいな…」「なんか緊張する…」
こんな気持ちがプレッシャーになって中々参加できずにいたんですがDMQ3ではクイック対戦がこれを解消してくれました。
![クイックバトル受付画面](https://sukegames.blog/wp-content/uploads/2024/01/2024012717071400-4337A8783BFC28414C4EC930F3616121.jpg)
これはパーティを決めたらオートで30戦行ってくれるというモード。
技選択もしなくていいのでトイレ行ってる間に終わります。
そして相手もおそらく弱めの敵と多くマッチングされるので大抵勝ち越せるんですよね!
これであれば気軽に参加できるし、今後ガチ対戦やってみようかなという気にさせてくれます。
1回の対戦が数分で終わる所も
さらにガチ対戦でもこのスピードは維持。
対人戦でも上の2倍速が使えるうえにダメージが高いのですぐにHPゼロになるんですよ。
勝も負けるも速攻で決まるのでドキドキの時間が短いんです。
だからこそ「次こそは…!」と挑めるようになってきます。
この、
クイック対戦⇒ガチ対戦
への導線がとてもスムーズだなと感じたわけです。
僕みたいに対戦で緊張しちゃうような人にはありがたい仕様ですね!
DQM3の悪い所、改善希望ポイント3つ
そんなDQM3でも悪い所がなかったわけじゃありません。
「マジでここキツイな…」という点もいくつかあったんですよ。
それがこれら。
特に最初のエラーに関してはマジで対策必須です。
1、エラー頻発
ということで一つ目がエラー。
このエラーがプレイ中に結構頻発するんですよ。
特に前触れもなくいきなりフリーズ、そしてエラーメッセージが出て強制終了します。
オートセーブがあるので数時間が無駄になった、なんてことはないんですがそれでもストレスです。
ひどいとここまでバグることも。
ストーリー終了までは1、2回起こった程度だったんですがDLC購入してから頻度が激増。
15分に1度落ちるくらいまでになったのでまともにプレイできませんでした。
これに関して公式からのお知らせが特にないのもマイナス。
ツイッターを見てみると同じように悩んでる人を見かけるので何とはしてほしいと思う所です。
対策したところほぼ完治
とはいえ公式に直接質問して対策を聞いてみた所かなり効果がありました。
![エラーに関するスクエニの返答](https://sukegames.blog/wp-content/uploads/2024/01/d76159da2d77163611b03f7294fedefb.png)
これらを試してみた所ほぼエラーは起こらなくなったのでまあいいかなという感じ。
ただこういう質問ができない、しない人にとっては致命的なのでマジでどうにかすべきポイントです。
2、操作性が悪い部分
他には操作性が地味に悪い部分があるのもマイナス。
プレイしてると「鬱陶しいな…」みたいに思う部分がいくつかあるんですよ。
この辺り。
多くが、押したけど変な反応しちゃう、というもの。
特に気になるのが戦闘終了後。
![戦闘終了後画面](https://sukegames.blog/wp-content/uploads/2024/01/2024012717080200-4337A8783BFC28414C4EC930F3616121.jpg)
この経験値獲得とスキル割り振りの画面に進むんですがこれボタン連打してると画面終了しちゃうんですよね。
なのでポン押しでスキル割り振りで止めないといけないんですがこれが地味に難しい…
「あれ、反応しないな」と追加でもう一度押すとそのタイミングで反応して画面終了。
これを恐れてずっと待ってると地味に時間かかる…
何というかすごいストレスなんです!
何十回もやることなのでもう少し改善してほしいUIだったなという所。
3、やりこむには必須なDLC
そしてDLCの存在も。
DQM3のDLCは図鑑コンプや対戦をガチるのにほぼ必須な内容だからです。
現在3つ実装してるんですが中でもデカいのがモグダンジョン。
![モグダンジョンの階層決定画面](https://sukegames.blog/wp-content/uploads/2024/01/2024012717090300-4337A8783BFC28414C4EC930F3616121.jpg)
これは今まで捕まえたモンスターが野生で出てくるダンジョンなんです。
?系や各系統最強クラスのモンスターって配合で作るのが結構面倒なんですよ。
それらのモンスターを一発で捕まえられるのがマジでデカい。
これがないと配合の末端のモンスターを作るのにめちゃくちゃ時間がかかっちゃうんです。
そんな必須なダンジョンを標準で用意しておかなかったところがマイナス点ということ。
よくいう未完成品を売ってDLCで稼ぐ、悪いソシャゲのようなにおいを覚えました。
発売時期もマイナス点
しかもこのDLCの発売日は12月1日。
DQM3の本編と同じ日なんですね!
「じゃあ最初から入れとかんかい!」
と心の中で叫んだような記憶があったりなかったり。
お金を稼がないといけないのはわかりますが昔じゃ考えられない商法に僕の心が少し戸惑っていました。
【まとめ】不満はあるものの配合システムはやっぱり楽しい!
ここまでをまとめるとこうなります。
僕はガチ対戦はやりこんでないのでオフ要素のみでの評価という感じ。
結論としては十分モンスターズらしさは味わえましたね!
気になるモンスターが出てなかったり不満はありますがおおむね良作かと。
対戦バランスの方はあまりよろしくないみたいなのでその辺の評価を入れるとまた変わってきそうですが…
ライトにストーリーと育成を楽しみたい人は買ってそんなはないかなと思いました!