「ケモナー歓喜のゲーム買ったぞおー！」
全部ケモノキャラで有名？な戦場のフーガを先日購入、クリアしました！
ということで今回はこのフーガ1の面白ポイント、イマイチポイントをレビュー。
この辺りがポイント。
色んな所で宣伝されてるので気になってる人は見ていってください！
戦場のフーガってどんなゲーム？
戦場のフーガとはそもそもどんなゲーム？ということでまずはその紹介から。
まとめるとこんな感じ。
ケモノ目当てだったんですがかなりちゃんとRPGしてました。
ジャンル：コマンドRPG
ジャンルはターン性のコマンドRPG。
プレイヤーはタラニスというクソデカ戦車を操縦して敵の戦車や航空機と戦います。
攻撃で体力を削っていくんですがポイントは自身は3回行動できるということ。
2人1組になって各機銃を操作する、という設定の為6人3組の3回行動ができるんですね。
この3回行動で、
などそれぞれ戦略を立てられるわけです。
この誰にどういう行動を取らせるかでかなり難易度が変わってくるので一旦じっくり考えるのが肝。
「まずコイツで削って…いや、1ターンで殲滅は無理だから状態異常から…」
という感じでSRPGの要素も多分に入ってるのが面白さになっています。
ストーリー：初代ガンダムっぽい展開
ストーリーとしては初代ガンダムっぽい感じで始まっていきます。
子供たちの村が何者かに襲われて大人たちがみんなさらわれてしまう。
どうしようか途方に暮れる子供たちは裏山で謎の巨大戦車を発見。
その中のラジオから流れてくる声に促されるまま戦車を動かし、家族奪還に向かっていくというもの。
アムロやカイ・シデンたち民間人がホワイトベースに乗り込み素人ながら機体の高性能でゴリ押していく。
この展開によく似ています。
「なるほど…こんな感じで敵の総大将を倒すんだな。」
と思っていたんですが途中から空気が変わります。
何が敵なのか、自分たちの乗ってる戦車は何者なのか、ラジオの正体は…？
「えっ…そういうことだったの…？」
という終盤が待ち受けてるのでその辺りも必見です。
クリア時間：約18時間
クリア時間は難易度ノーマル(標準)で18時間程度。
4000円クラスのゲームとしてはまあまあこんなもんかなという感じですね。
難易度自体はしっかりコツを掴めば中の下くらいのモノになります。
コンティニューもオートセーブということで簡単。
全滅してもその少し前のセーブっポイントから能力UP込みで再開になるので戦略を練り直せます。
絵柄に反して激ムズ難易度…ということもなくRPG初心者でもとっかかりやすい難易度になっております。
ルート選択で難易度調整もできる
戦場のフーガのポイントはルート選択で難易度が変わるということ。
こんな感じで分岐がいくつかあって低難易度から高難易度の3つが存在します。
体力がヤバいな…ということであれば低難易度で安定してクリア、
ちょっと挑戦したいなという時は高難易度ルートとその都度選べるんですよ。
もちろん高難易度の方がドロップアイテムも良くなるのでそこは自分の腕と相談ということで。
特徴：好きなケモノと仲良くなれる！
ゲームとしての特徴は好きな相手とどんどん仲良くなれるという所！
このゲームには明確な主人公はいなく、どのキャラをメインに据えることも可能なんです。
女子から男子、幼女から元敵軍人まで。
各キャラには親密度が存在し、会話したり戦闘でペアにするとどんどん上昇していきます。
協力必殺技が使えたりするんですそれよりも仲良くなるごとに発生する会話がいい！
最初はツンケンしていた二人がどんどんデレデレになっていく様はもう…
好きなキャラを自由に選べるのでカップリングや関係性が好きな人には堪らない要素になってます。
戦場のフーガのいい所3つ！
そんなフーガを遊んでみて「ここマジよかったな…」という点が大きく分けて3つありました。
色々とRPGをやってきた男としての感想です。
今までのRPGの問題をうまく解決してくれてましたよ！
1、全キャラ満遍なく使える
まず全キャラ満遍なく使えるという点。
フーガは登場キャラ12人全て戦力として使用できるんですよ。
これは上で触れた2人1組が3つ存在するペアの戦闘システムがまず1つ。
それ以外に相手の弱点を突く、という戦闘のポイントが理由になってきます。
こんな感じで赤、青、黄の3色の弱点を持っていてそれに応じた武器で攻撃すると相手のターンを遅らせられるんです。
この武器の色はそれぞれのキャラで固定なんですよ。
こんな感じで。
相手が黄色弱点の敵ばかりの場合は控えメンバーから引っ張り出して砲台に乗せる。
相手が変わって赤2、青1の場合はそれに応じたメンバーに…という感じで切り替えます。
3ターンのクールタイムが必要ですがかなり頻繁に切り替えられるのでまさに全員攻撃なんですね！
昔のドラクエなどでは馬車メンバーがずっとベンチで全然育たない…みたいなことがありました。
そういうもどかしさを上手く解消した画期的なシステムになってます！
2、戦闘のテンポがいい
2つ目は戦闘のテンポがいいという所。
長いムービーやセリフもなく、演出も短めなのでポンポンバトルが進むんですよ。
コマンド式ということはもちろん、それ以前の考える所に時間を使う感じです。
「まずはコイツで攻撃して…これで削り切れるから状態異常をかけて…」
みたいな順序をじっくり考えるんですね。
それが決まれば後はその考え通りにボタンを押すだけなのでとても速い。
しかもその順序を邪魔しないように射撃の演出も短くとってもスピーディなんですね！
PS2のドラクエ5の戦闘速度を最速にしてる感じ。
こういった所はかなりストレスフリーで嬉しい部分でした。
3、SEなどの爽快感がいい感じ
そしてこれらの戦闘で特によかったのがSE！
敵を攻撃した時のヒット音とかが気持ちいいんですよねぇ…
特に上で触れた弱点を壊し切った時の破壊音。
ズガシャァァン！！！
っていう音が超気持ちいい！
さらに複数敵をまとめて壊しきるとこの音が重複するのでさらに爽快感がアップします。
この戦闘はゲーム中何十回と繰り返すことになるので後期う気持ちよさが超大事だと思うんですよ。
むしろここさえよければ大体面白くなる気さえします。
ということでこのSEの爽快感は個人的に超GOODでした！
フーガのイマイチだった所2つ
いい部分もあったんですがもちろん「ちょっとな…」っていう部分もいくつかありました。
それがこの2つ。
僕自身の性格や好みによるところもあるんですが改善を希望したいポイントでした。
1、インターミッションの移動
まずはインターミッションの移動の面倒くささ。
戦車の艦内を闊歩できるインターミッションの移動が結構苦痛なんですよ。
艦内に主砲の強化や農作物栽培、昼寝や遺跡探索、色んな行動ができる設備が配置されてます。
これらを完全徒歩で移動して選択しないといけないんですね。
戦車内はかなり広く、端から端まで行くとなると結構時間がかかってめんどい…
ワープはもちろんマップもないので最初の方は位置を覚えるのにも苦労しちゃいます。
この辺りはもうちょっと移動を簡単にしてもらえると助かりました。
2、1周目じゃほとんどコンプできない
そして1周だけクリアしてもほぼコンプはできないということ。
これは時間が圧倒的に足りないからです。
各種強化やキャラ同士の関係性を深めること。
これらは先ほどのインターミッション中の行動数から選択して行うんです。
こんな感じで最初の持ちポイント20からどれを進めるか選択していきます。
なのでどうしても全て完璧にコンプするということが不可能になっています。
だから2周目以降を推奨されてるんですが20時間近くをもう一周、っていうのはちょっとしんどい…
特にキャラ同士の関係性は会話イベントも多いので全て見きるのは2周、3周しないといけません。
この周回前提のコンプ要素が個人的には合いませんでした。
【まとめ】戦場のフーガは好きなキャラを愛でられる良ゲー！
ここまでをまとめるとこうなります。
EDまで見ればわかるんですが1の製作時ですでに2が決定してたみたいですね。
DL販売専用ながらCC社がかなり力を入れてるのが分かります。
(ちなみに購入をツイートしたら社長にいいねされました。)
今後の展開や漫画などのメディアミックスを含め気になる所が多いゲームです。
今度はもっと長尺のオンライン対応プレイなんかも実装したバージョンが出るといいなと思いました！