「スーファミのソフト、電源付かないんだけど…」
スーファミでよくあるのがソフトを挿して電源入れても起動しないということ。
どんだけ抜き差ししてもうんともすんとも言わなくなる時ありますよね…
ということで今回はそんな起動しない時にできる対処法をまとめてみました!
こんなところがポイント。
毎回起動するまで長いんだよな…って人はやってみてください!
スーファミが起動しない時の対策5つ
ということで電源が付かない時にはこの5つをまず試してみてください。
今すぐできるものからちょっと道具が必要なものまで。
大体の場合2までやれば復活すると思いますよ!
1、汚れを綿棒で拭く
まず最初はソフトの端子を綿棒で拭くということ。
端子の汚れが接触不良を引き起こしてる可能性があるんですよ。
![スーファミソフトの端子部分](https://sukegames.blog/wp-content/uploads/2023/08/DIAGONAL_0001_BURST20230813165854803_COVER.jpg)
ソフトの端子っていうのはこの金属の板みたいなところですね。
ここを綿棒を使って空拭きをするわけです。
そうすると端子の汚れが取れてスーファミ本体としっかり通電するようになり、電源も付くということ。
結構有名な応急処置だったりします。
くれぐれも歯磨きみたいにゴシゴシこすらず優しく撫でるように拭いてくださいね!
2、復活剤を使う
次は復活剤を使うという方法。
この復活剤を使うと接触不良を解消できるんですよ。
![レトロゲーム復活剤](https://sukegames.blog/wp-content/uploads/2023/08/DSC_1359-1.jpg)
それがこれ。
名前がモロですが本当に効果あるんです。
これを同じくソフトの端子部分にヌリヌリしていきます。
![復活剤を端子に塗る](https://sukegames.blog/wp-content/uploads/2023/08/DSC_1360.jpg)
液体ですがこれが端子にあるサビや汚れを取ってくれるんですね。
この方法も割とメジャーで、すでにやってる人が数多くいます。
1本700円ほどで何十回も使えるのでレトロゲーマーは一つ持っておくと安心。
GBやGBAなど他のレトロゲーでも使えるので汎用性は高いですよ。
3、本体やソフトを修理に出す
他にはスーファミ本体やそのソフトを修理に出すという手もあります。
もしかしたら接触不良どころじゃなく何かが破損してる可能性もあるんですよ。
よくあるのが、
こういう原因。
こういったものは外側から見てもわからないので分解して調べるほかありません。
とはいえもう任天堂公式の修理は受付終了してるので個人の修理店を使うほかありません。
https://www.superpotato.com/repair/ スーパーポテトの修理依頼
数少ないですがまだあります。
一応Youtubeなどにある動画を見ながら自分でやる手もありますが…難しいですよね。
原因特定できてない状態の自力修理はめっちゃ難しいので大人しくプロに頼るのが無難です。
4、ダンパーを使う
他にはダンパーを使うという対策もあります。
ダンパーを使うとパソコンでスーファミソフトが起動できるようになるんです。
ダンパーというのはコレ。
![スーファミ用ダンパー](https://sukegames.blog/wp-content/uploads/2023/08/CENTER_0001_BURST20230814102831223_COVER-1.jpg)
各ハード用が作られていてこちらはスーファミ用です。
コレにソフトを挿しこんでパソコンと接続するとパソコンにそのデータが移行するんですよ。
その後に専用ビューアで開くと…
![スーファミソフトをPCで起動](https://sukegames.blog/wp-content/uploads/2023/08/3edcdc4e4b6d8a1eea0a7db618767448.jpg)
PC内で起動して遊べるわけです!
これなら本体が壊れてようが接触不良だろうが関係ありません。
画面もきれいでデータが消えることもないのでかなり安全な方法ですよ。
5、レトロフリークを使う
ダンパーと似たところでレトロフリークを使うという対策もあります。
これを使うことで同じくデータを移行できるのでスーファミ本体が要らなくなるんですよね。
https://www.cybergadget.co.jp/products/4544859100000.html 通常版レトロフリーク
レトロフリークというのがこちら。
サイバーガジェット社が出しているレトロゲー補完機なんですがこれが高性能なんですよ。
ソフトをセットして操作すればデータそのものをこの機械に移せます。
なので先ほどのダンパーと同じくキレイなHDMI画質と消えることのないセーブデータが手に入ります。
パソコン画面でやるか、モニター画面でやるかでどちらかを選ぶといいでしょうね。
ちなみに値段はダンパーの方が8000円とレトロフリークの半額以下になっております。
スーファミが起動しない時のNG行動3選
今まではやった方がいい対処を話してきました。
ただ起動しない時ってやっちゃダメなことほど実はやりがちなんですよ。
それがこの辺り。
もしかしてやっちゃってたことないですか…?
1、息を吹きかける
一番よくあるのが息を吹きかけること。
これをやると端子部分がサビる原因になるんですよ。
何の知識もない頃はこのふーふーすることが一番の復活方法だと思い込んでました。
ただこれをすると息に含まれる湿気、唾の粒子が端子に付着しちゃうんです。
その結果破損、二度と動かないソフトに…
ということで息を吹きかけるのは止めておきましょう!
2、濡れた布で拭く
次は濡れた布で拭くということ。
これも錆の原因になることがあるからです。
上のふーふーもそうですが水をつけると電気が通りやすくなるので一旦は復活するんですよ。
でも普通はそのままプレイして放置しちゃいますよね?
そうすると空気に触れて錆になり次はもっと付きにくくなるわけです。
![スーファミ説明著の注意事項](https://sukegames.blog/wp-content/uploads/2023/08/c2f687dec8887ae7829ab7854b7e982b.png)
実は当時の説明書にも湿度厳禁と書いてあったり。
やればやるほど付きにくくなるのでやらないでくださいね!
3、ソフトや本体を叩く、振る
そして本体をたたいたり振るのも厳禁。
叩いて精密機械が直ることはなく、壊れる一方だからです。
ふるいテレビだとバンバン叩いて直すとかありましたがあれも実は悪手。
システムエンジニアの古賀竜一氏は叩くと直ることもある、という一方でこう話しています。
その結果、回らないファンが回り出すとか、出てこなかったディスクトレイが出てくるようになったりします。
https://mbp-japan.com/saga/pc-pro/column/4008599/
これはテレビの話ですがゲーム機でも仕組みはゲーム機でも同じ。
叩くことで接触不良が上手くつながることがある反面こういうリスクもあるということです。
電源が付いても接触不良が完全に治ったわけじゃないのでさらに壊れる原因を作るのは悪手ですよね。
ということで衝撃を与えることも止めておいた方が無難なわけですね。
【まとめ】スーファミの電源が付かない時の対策5つ
ここまでをまとめるとこうなります。
この辺りがスーファミ復活の王道的処置。
まずは1、2を試して上手くいかなかったら3~5を試すという感じでいいと思います。
個人的にオススメなのはダンパーかレトロフリーク。
![ダンパーに刺さるドラクエ6](https://sukegames.blog/wp-content/uploads/2023/08/DSC_1363.jpg)
これがあればレトロゲー特有のデータ消去に完全に対処できるので本当あんしんなんですよ…
ダンパーは対戦ゲームができなくなっちゃいますが一人で遊ぶなら十分。
ソフトを入れ替える手間も省けるので実機にこだわりがない人はオススメですよ!