「オクトパストラベラー買ったぞおおお――!」
もう2が発売してますが前々から欲しかったオクトパストラベラーをついに買いました!
そして裏ボスまで倒してほぼ完全クリアまで到達!
![オクトパストラベラーのクリア画面](https://sukegames.blog/wp-content/uploads/2023/08/23e8762c0dc49f02104c493d57506489.png)
全クリするとタイトルの上に王冠が付くらしい。
ということで今回はオクトパストラベラーのいい所、悪い所をレビューしていきます!
こんなところが主な特徴。
昔のドット絵大好きな僕としては最高にありがたいゲームでした…!
オクトパストラベラーをクリアして
ということでオクトパストラベラーをクリアしての簡単な感想。
群像劇が新鮮!けど雑魚敵ウザい!
これが総合しての感想です。
1、プレイ時間:大体80時間
プレイ時間はシナリオクリアまでが大体50時間、裏ボス含めると90時間といった所。
![オクトパストラベラーのクリア時間](https://sukegames.blog/wp-content/uploads/2023/07/16906207716096461505052871511262.jpg)
通常クリアまではサブクエなどは基本スルーでサクサク進めていきました。
裏ボスはサブクエはもちろん、ジョブやレベル上げなどもしっかり整えて挑んだ結果。
…というより裏ボス強すぎてそうでもしないと勝てないんですよ!
まあ最近のゲームはどんどんボリュームが増えてるのでこんなものかなという感じですね。
![ペルソナ5のクリア時間](https://sukegames.blog/wp-content/uploads/2023/07/16906207318904276711332895721313.jpg)
先日買ったペルソナ5はシナリオクリアだけで100時間を突破。
RPG自体は結構プレイして慣れてるのでゲーム好きの人だったら同じくらいのクリア時間になるはず?
2、ジャンル:変則コマンドRPG
ゲームのジャンルとしては変則的なコマンドRPGになります。
ベースはドラクエと同じコマンド式ですがいくつか独自のシステムが付いてます。
特に重要なのがこのBP!
これがオクトパストラベラーの戦闘のすべてといっても過言ではありません。
![戦闘画面とBP](https://sukegames.blog/wp-content/uploads/2023/07/BP.jpg)
この点がBP。
毎ターン1ポイントずつ与えられて、使えば1ターン2回、3回行動できるんですよ。
これを使わないと雑魚敵すら苦戦するので使うこと前提のバランスになってます。
ただ使いこなせると凄まじいダメージを与えられたりととても気持ちいい…
普通のコマンドRPG+このBP要素っていうのがジャンルになるかなと思いますね。
3、難易度:シナリオだけならやや高め
ゲームの難易度としては比較的高め。
これは上のBP必須なバランス、そしてそれを使ってのガードブレイク、この辺りが理由です。
似たゲームとしては、
ドラクエのちょい上
といった難易度。
攻略サイトなどを見なくても通常シナリオだけなら問題なくクリアできるでしょう。
かといって簡単すぎるわけでもなく、油断すると全滅もあり得るのでかなりいい感じのバランスですね。
ただ裏ボス攻略となると話は別。
この辺りをしっかりやっても返り討ちに合うくらいなのでかなり難易度は高め。
完全クリアを目指すなら覚悟していきましょう!
オクトパストラベラーのいい所4つ
オクトパストラベラーをプレイして見て特にいいな…と感じた部分が4つピックアップしてみました。
それがこの4つ。
1、超美麗なグラフィック
まず1つ目が超美麗なグラフィック。
これは色んな所で見かける画像や映像を見てもらえればわかるでしょう!
![オクトパストラベラーの街並み](https://sukegames.blog/wp-content/uploads/2023/08/9ffdcae363a49ca0868ee9ff740b404b-3.jpg)
いやー…めっちゃきれいですね…
元々ドット絵が好きなのもあってHDでキレイに打たれたドットがブッ刺さりました。
風に揺れる水面や遠近感のある街並み。
![オクトパストラベラーの水面](https://sukegames.blog/wp-content/uploads/2023/08/557ab6ed5d6c33642c271e6ae956e806.jpg)
昔のドット絵からも確実に進化しているのもポイント高いです。
特に戦闘時はFFを彷彿とさせる配置とドット絵でかなり臨場感が出ております。
こんな二頭身の敵だけど…
![エアハルト](https://sukegames.blog/wp-content/uploads/2023/07/d1ae65a4f607d81f7a28d647e5a1b3e7.jpg)
戦闘画面になるとここまでリアルに。
![](https://sukegames.blog/wp-content/uploads/2023/07/ref_upload.jpg)
めっちゃ迫力ありますよね!
見ていて飽きない他では体験できないグラフィックもこのゲームの魅力です。
2、挿入ムービーが少なめ
そして最近のゲームには珍しく挿入ムービーが少なめなのもポイント。
ムービーだけをずっと眺めることがないのでストレスフリーでサクサク進められるんですよね。
オクトパストラベラーがドット絵だからかリアルな3Dムービーは皆無。
各章ごとに5分ないくらいの短い寸劇が出るだけなので基本ずっと操作できます。
ムービーはいいから操作をさせてくれ!
っていう人には嬉しい仕様ですね。
僕も最初に操作できるまでが長いと萎えちゃうタイプなので地味にありがたかった。
3、適度な距離感
3つ目は各キャラの適度な距離感です。
濃い馴れ合いや友情イベントがないのでストーリーに集中することができるんですよ。
関係性が薄い、っていう風にも取れるんですが僕はこの辺が心地よかったです。
各キャラがストーリーにを進める際は基本一人でいるという体。
「じゃあ一緒にいる意味は?関係性はないの?」
という所はパーティチャットというもので補完してます。
![サイラスとハンイットの会話](https://sukegames.blog/wp-content/uploads/2023/07/015.jpg)
酒場やフィールドで一定のメンバーが集まれば聞ける会話があるんですよ。
![テイルズシリーズの会話](https://sukegames.blog/wp-content/uploads/2023/07/maxresdefault-8.jpg)
テイルズの会話システムやFEの支援会話みたいな感じ。
知りたい人だけ知ればいい、という選択肢が与えられてるので無駄がないんですよね。
ストーリーを主に知りたい僕としてはこの距離感がとてもちょうどよかったわけです。
4、ガードブレイク気持ちいい!
そして戦闘で言うとガードブレイクの気持ちよさが最高!
ガードブレイク時の効果音などなどがかなーりスカッとする仕様になってるんですよ。
オクトパストラベラーは相手のガードを壊すことが大ダメージを与えることに繋がります。
![オクトパストラベラーのガードポイント](https://sukegames.blog/wp-content/uploads/2023/07/90cab89628111251af63178c5c5135ea.jpg)
敵の下の数字ですね。
これを弱点武器で数字分攻撃して壊すと…
![オクトパストラベラーのガードブレイク画面](https://sukegames.blog/wp-content/uploads/2023/07/8890552c37f8d409ad34d86391bc910a.jpg)
バキィィィィン!
という音とともにガラスが割れたような演出が。
その後に与える攻撃もSEが派手になってかなり気持ちいい使用になってます。
これを上で触れたBPをたっぷり使って敵パーティまとめて攻撃なんてするともう最高…
他にもこんな感じの要素によって感覚的に気持ちいいバトルができるのがかなりよかったです。
何百回と繰り返す通常戦闘なのでスピード感や爽快感は大事ですよね!
オクトパストラベラーの悪い所3つ
という感じでいい所もあった一方で「イマイチだな~」なんてところもありました。
それがこの3つ。
この辺りに引っかかる人はプレイ時にちょっとストレス感じるかも?
1、雑魚戦が面倒くさい
まず1つ目は雑魚戦が面倒くさいという所。
1回1回のザコが結構強いので時間がかかっちゃうんですよ。
「いやお前さっき戦闘気持ちいいって言ってたやん…」
まあそれはそうなんですがその分結構仕込みが必要なんです。
毎回それをやってると疲れてきちゃう部分もあるということ。
ただ単純なコマンドRPGに変化をつけようとするとここら辺は避けられないんですよね…
ドラクエみたいにボタン連打で切り抜けられる雑魚専はないのでそこは注意。
戦闘自体を避けて進められれば良かったんですが…それも不可能だったんです。
最近では珍しいランダムエンカウント!
敵の姿が見えずせいすいのような出現を0にするアイテムもないので移動するたびにザコが襲い掛かってきます。
これが結構苦痛…
ドラクエでも最近はシンボルエンカウントなのでここは何とかしてほしかったなーという所。
2、移動に時間がかかる
この戦闘の苦痛をさらに増幅させてるのが移動。
オクトパストラベラーでは町から町へのワープがクリア後まで存在しないんです。
なのでどこかへ向かう際は完全徒歩で雑魚敵をいなしながら進まないといけません。
後半になってくるとマップの端から端までの移動も珍しくないので結構しんどい…
https://www.jp.square-enix.com/octopathtraveler_SP/octo_manu_pc/ オルステラ大陸
オクトパストラベラーのマップめっちゃ広いですしね。
サブクエなんかも町から町へ連れていく、という類のものはめちゃくちゃ時間がかかります。
その街でしか売ってない武器なんかもあるのでできれば頻繁に行き来したいんですよねー
それも難易度調整の一部なのかもしれませんがユーザー的にはちょっとストレスでした!
3、結論パが同じような感じに
他には最終的なパーティが同じような感じになるという点。
これは最高率を求めるとジョブやアビリティの組み合わせが似通ってしまうんですよ。
特に裏ボスを倒す際はガチガチに効率を意識したパーティを組まないとまず勝てません。
そうなるとこのキャラにはこのジョブで、このキャラと組ませて…みたいなパターンで固まっちゃうんですよね。
こんな感じで似たり寄ったりの構成になりがち。
もっと考えれば他にもあると思いますがパッと思いつく感じだとこうなります。
ドラクエ6の職業システムのデメリットに似てますね。
![ドラクエ6ダーマ神殿](https://sukegames.blog/wp-content/uploads/2023/07/20210828144402.jpg)
最終的にみんな同じ感じに。
もっとバリエーション豊富な組み合わせが欲しかったなという贅沢な不満でした!
【まとめ】オクトパストラベラーは新感覚コマ
まとめるとこんな感じになります。
コマンドRPGの歴史もかなり長いですが、
「今風にアレンジしたらどうなるか」
の一つの答えだと思いました。
スクエニってこのソシャゲ全盛期においてもコンスタントに家庭用ゲーム出し続けるの本当凄いですよね。
昔の遺産に頼るだけじゃなくて新た作っていこう!っていう姿勢が見て取れます。
業績も23年以前は割といい感じなのでこれからもJRPGを引っ張ってほしいですね!